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こんにちは。サッカー小僧の作り方、運営者のSOOOOO(そー)です。
「トレセンに受かりやすいポジションはあるの?」と気になっている保護者の方は多いかもしれません。
結論からいうと、特定のポジションだけが必ず有利になるわけではありません。JFAや地域のサッカー協会が公開している情報でも、全国共通で「このポジションが受かりやすい」とする基準は示されていません。ただし、小学生年代では、ボールに関わる回数が多いポジションや、攻守の切り替えで目立ちやすい役割の子が評価されやすい場面があります。
一方で、中学生になると、ポジションそのものよりも、判断の速さ、技術の安定感、守備への切り替えなどがより重要になってきます。
この記事では、トレセン選考でポジションがどのように見られるのかを、学年別の選考ポイントとあわせて整理します。小4・小5・小6で見られやすい点や、キーパーの評価、選考会までに準備しておきたいこともわかりやすく解説します。
なお、トレセンの選考基準や実施時期は、地域や年度によって異なります。正確な情報は、各地域のサッカー協会や所属チームの指導者に確認してください。
- トレセン選考会で見られやすいポイント
- 受かりやすいポジションがあると言われる理由
- 小学生・中学生で評価が変わる理由
- 選考会までに準備したいことと当日の動き方
トレセンに受かりやすいポジションの前提を整理

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まずは前提を揃えます。トレセンは地域差が大きいので、断片情報だけで「このポジションなら絶対受かる」と考えると遠回りになりがちです。ここでは、トレセンの目的・選考会の現実・人数や評価の傾向を、あなたが判断できる形にまとめます。
トレセンとは?制度と目的をわかりやすく解説

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トレセンは「トレーニングセンター」の略で、地域ごとの選抜と育成を目的にした仕組みです。大枠のイメージは、地区(市区町村・支部・ブロックなど)→都道府県→地域(ブロック)→ナショナルのように段階が上がっていきます。
トレセンの種類や地区・都道府県・地域・ナショナルの違い、何年生からあるのか、選ばれるまでの流れを詳しく知りたい方は、サッカーのトレセンとは?仕組み・選考・何年生からかを解説した記事をご覧ください。
ここで大事なのは、トレセンはチームの勝利を目的にするというより、選抜された選手により良い環境でトレーニング機会を提供し、個人の強化・育成を進める場だということです。だから、選考側は「今の試合で派手に活躍できるか」だけじゃなく、伸びしろや吸収力も含めて見ようとします。
ただ、現実として選考会は限られた時間で行われるので、どうしても分かりやすく目立つ要素(スピード、ボールタッチ、突破、強いキックなど)は評価の入口になりやすいです。一方で、地域によっては複数回の選考や普段の活動も含めて判断されるため、一度の選考会だけで評価が決まるとは限りません。
ここが誤解されやすいポイントで、「目立つ子が受かる=それだけが正解」ではありません。限られた時間の中では特徴のあるプレーが目に入りやすい一方で、それだけで合否が決まるわけではありません。
そして、もう1つ押さえたいのが、地域差です。同じトレセンでも、地区ごとに活動頻度、選考方法、重視するテーマが違います。たとえば「技術面の底上げを重視する年」もあれば、「判断やプレー原則を重視する年」もあります。だから、ネットで見た一般論を鵜呑みにするより、まずはあなたの地域のトレセンの運用を知るのが一番近道です。
ちなみに、JFAとしてのトレセン制度の目的や考え方は一次情報で確認できます。親としても、子どもとしても、土台の理解があると一喜一憂が減るのでおすすめです。(出典:日本サッカー協会(JFA)「トレセン概要」)
前提として押さえたいこと
- 限られた時間では、選手の特徴が伝わるプレーが目に入りやすい
- ただし、目立つ=最重要とは限らない(総合で見られる)
- 地域差が大きいので、所属チームの指導者から最新の運用を聞くのが近道
この前提を持っておくと、後で話す「トレセン受かりやすいポジション」も、ただの噂ではなく、ちゃんと理由付きで整理できます。ここを押さえるだけで、あなたの子の準備がかなり賢くなると思いますよ。
トレセンの選考会はいつ実施される?

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トレセン選考会がいつ実施されるかは、地域差がかなりあります。ざっくり言えば「新年度の体制が見える前後(春〜初夏)」や「夏〜秋」のどこかに入ることが多い印象ですが、地域によっては春・秋の年2回で実施されたり、翌年度に向けて冬(1〜3月)に案内・実施されることもあります。会場の確保、リーグ戦や大会日程、学校行事、スタッフの都合などが重なると、年度によって前後します。
だから、ここでやるべきは“予想”より“確認”です。具体的には、次の3つを早めに押さえておくと、準備の精度が一気に上がります。
早めに確認したい3点
- 所属チームで推薦や案内が出る時期
- 地域トレセンの募集・選考のルート(推薦制か応募制か)
- 一次・二次など、選考会が複数回あるかどうか
「え、そんなの当たり前じゃん?」って思うかもですが、実際ここが曖昧なまま直前に突っ込むと、子どもの調整がバタつきます。特に多いのが、直前に焦って練習量を増やして、疲労が溜まった状態で当日を迎えてしまうパターン。これは本当にもったいないです。
直前に慌てないための逆算
選考会がいつでも対応できるように、普段の練習を「3つの柱」で回しておくと準備しやすくなります。
- 技術:止める・蹴る・運ぶの質を落とさない
- 判断:首を振る、優先順位を決める、プレーを続ける
- 身体:走れる体、ケガをしにくい体、回復の習慣
この柱が普段から回っていれば、選考会が急に来ても「仕上げる」のではなく「整える」だけで済みます。整えるだけで当日に強いのは、普段の積み上げがある子です。ここ、結局いちばん効きます。
選考会直前に慌てるより、普段の積み上げが勝ちます。短期で結果を出そうとすると、コンディションを崩して逆効果になりやすいです。
開催日程は地域で変わります。分からない場合は、所属チームの指導者に「今年はいつ頃の見込みですか?」と聞くのが一番早いです。
トレセン選考会の小4・小5・小6別の流れ

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トレセン選考会小4小5小6は、同じ小学生年代でも“見られ方”が少しずつ変わります。全国共通の選考基準として学年ごとに評価項目が決められているわけではありませんが、小4では体格差や技術差など分かりやすい特徴が目につきやすく、小5〜小6になるにつれて判断やプレーの連続性も見えやすくなります。
ただし、これは地域やスタッフの方針で差が出ますし、地域によっては小4の選考自体を実施していない場合もあります。
小4で起きやすいこと
小4は体格差・成長差が大きいので、スピードやパワー、ボールタッチの派手さが目立ちやすいです。選考会では“初見の中で評価する”場面もあるので、目に入るものが評価の入口になることがあります。たとえば、ドリブルで2〜3人を交わせる、強いシュートを打てる、足が速くて奪える、こういう分かりやすさは強みになります。
一方で、小4はまだ「サッカーの考え方」を体系的に学んでいない子も多いので、目立つプレーだけでは分かりにくい良さもあります。ボールを持っていないときの動きや、味方を助けるポジショニングなども選手の大切な特徴です。
小5〜小6で増える評価
小5〜小6になると、守備の強度が上がり、相手も賢くなってきます。そうなると「ドリブルだけ」「足が速いだけ」では止められる場面が増えます。そこで効いてくるのが、オフザボールの動き、切り替え、味方の使い方、プレーの優先順位です。ここが積み上がると、派手じゃなくても“試合で効く”プレーが増えていきます。
選考会で見えやすい「差」
小5〜小6で差が出やすいのは、たとえば次のような場面です。
- ボールを受ける前に周りを見て、ワンタッチで前進できる
- 攻撃が終わった瞬間に切り替えて、相手のカウンターを止められる
- 味方の状況に合わせて立ち位置を変え、受け直しができる
- 派手じゃないけど、失点の芽を消せる守備ができる
こういうプレーは、派手な突破ほど目立たないんですが、次のプレーを予測して動けることや、攻守に続けて関われることも選手の良さとして表れます。
注意
同じ学年でも、開催する地区やスタッフの方針で「見たいテーマ」が変わります。分からない場合は、所属チームの指導者にその地域の選考方法を確認しておくと安心です。
結局、学年ごとの“傾向”はあっても、あなたの地域の“現実”が大事です。ここを押さえて準備すると、空回りが減って、子どもも気持ちが楽になると思いますよ。
地区トレセン合格人数の目安と倍率の考え方

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地区トレセンの合格人数は、地域や学年、カテゴリー(U-11/U-12など)、その年度の活動人数によって大きく変わります。また、一次で多めに残して二次で絞る地区もありますし、1回で決める地区もあります。
ここで大事なのは、合格人数を気にしすぎると、子どものプレーが“アピール過多”になりやすいことです。アピールは必要なんだけど、空回りすると、次のような“悪目立ち”が出てしまいます。
- ボールを持つたびに無理に仕掛けてロストが増える
- 守備の戻りが遅くなって、切り替えが悪く見える
- 味方を見ずに単独プレーが増え、連係できない印象になる
選考会では限られた時間の中でプレーを見られることもあります。だから「人数が少ないから焦る」ではなく、普段できているプレーを継続して出すことが大切です。
人数より大事な視点
- 自分の特徴が試合の中で伝わっているか
- 一回のプレーで終わらず、次の関わりまで続くか
- 仲間とつながれる声かけができるか
合格人数がブレる理由を、もう少し整理しておくと安心です。以下は主な変動要因です。
| 変動要因 | 人数に影響する理由 | 選手側の考え方 |
|---|---|---|
| 参加者数 | 選考を受ける人数が年度や地域で異なる | 周囲の人数ではなく、自分のプレーに集中する |
| 次の活動枠 | 次のトレセン活動の受け入れ人数で上限が変わる | 自分のポジションで求められる役割を果たす |
| 選考会回数 | 一次・二次など複数回で見る地区もあれば、選考方法が異なる地区もある | 一度のプレーだけを狙わず、普段の良さを継続して出す |
つまり、人数はコントロールできません。でも、あなたの子が普段の良さを選考の中で出せるように準備することはできます。ここを切り分けると、親子ともに焦りが減って、当日も良いパフォーマンスが出やすくなります。
トレセンの選考基準:リフティングはどう評価される?

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まず押さえておきたいのは、トレセンに全国共通で「リフティングが○回できれば合格」という基準があるわけではないことです。地域や選考会によっては基礎技術を確認する項目としてリフティングを行う場合がありますが、回数だけで合否が決まるとは限りません。
リフティングの回数が多い=サッカーが上手い、という単純な話ではありませんし、逆に回数が少ない=ダメ、でもありません。
ただ、地域や選考会によってはボールを扱う基礎の目安としてリフティングが使われる場面もあるので、まったく意識しなくていい、という話でもないです。
試合の中では、「止める・蹴る・運ぶ・受ける前の準備」など、実際のプレーにつながる技術が表れます。リフティングができても、試合でボールが収まらない・判断が遅い・周りが見えないなら、その技術を十分に生かせません。一方で、リフティングがそこまで得意じゃなくても、トラップで前を向ける、判断が速い、プレーが続くことは大きな強みになります。
リフティングを「見せる技」ではなく「試合の道具」にする
リフティングは「回数を増やす競技」ではなく、「タッチの質を上げる道具」と考えると試合につなげやすくなります。たとえば、次のような練習です。
- 左右差を減らす(右だけ100回より、左右で安定する方が強い)
- 高さをコントロール(低いタッチで連続できる=細かいコントロールがある)
- 姿勢を崩さない(体が流れない=トラップの安定につながる)
- 移動しながら(動きながら扱える=試合の状況に近い)
こういう方向に練習すると、リフティングの回数も自然に伸びるし、試合でのボールタッチも良くなります。逆に、回数だけに寄せすぎると、フォームやタッチの質が置き去りになって、試合のトラップやファーストタッチに繋がりにくくなることもあるので注意です。
選考会で評価されやすい「基礎技術の見え方」
選考会で基礎技術が表れるのは、実はリフティングより、次のような瞬間です。
- プレッシャーが来る前に、ファーストタッチで逃げられる
- 浮いたボールを落ち着いて処理して、次のプレーにつなげられる
- ボールを失っても切り替えて奪い返すので、ロストが致命傷にならない
こういう“試合での基礎”があると、多少ミスしても「次で取り返す」ので印象が落ちにくいです。ここは、トレセンに限らず上の年代でもずっと効きます。
家でやるなら、回数より「毎日3分で質を落とさない」が効きます。継続の方が強いです。
リフティングはあくまで要素の1つです。地域によってはチェックがない場合もあるので、気になる場合は所属チームの指導者に選考内容を確認してみてください。
トレセンの選考基準:キーパーで見られるポイント

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キーパーはフィールドとは評価ポイントが違うことが多く、地区によっては別枠でチェックされる場合もあります。止めるのは当然として、まずは「こぼさない」「事故らない」みたいな安定が土台。
その上で、足元の技術やコーチングなども、GKのプレーを見るうえで重要な要素になります。
GKは人数が少ないから受かりやすい?
GKはフィールドプレーヤーより人数が少ないため、「GKの方がトレセンに受かりやすいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
地域によっては、フィールドプレーヤーとGKで推薦枠や選考枠を分けている例があります。たとえば横浜トレセンU-12の2026年度選考では、チームからの推薦人数がフィールドプレーヤーとGKで分けて設定されています。(出典:横浜市サッカー協会 U-12トレセン選考資料)
ただし、GKの人数が少ないことと「GKなら合格しやすい」ことは別です。必要なGKの人数、参加者数、選考方法は地域や年代によって変わるため、全国共通でGKが有利とは言えません。普段GKをしていない選手が、枠だけを狙って急にポジションを変えるメリットも大きくありません。
大切なのは、GKとして求められるプレーを安定して見せられるかどうかです。
キーパーで見られやすい基本
- キャッチングとセービングの安定感
- 1対1の距離感(出る・待つの判断)
- クロス対応(スタート位置と勇気)
- コーチング(味方を動かす声の質)
ただ、これを「全部完璧にやれ」と言われるとキツいので、優先順位をつけるのがコツです。選考会では、キャッチできるボールを確実に処理する、簡単なプレーで慌てないなど、基本的なプレーの安定感も大切です。
足元が見られる理由
最近のキーパーは「最後の守備者」だけじゃなく、「最初の攻撃者」でもあります。だから、ビルドアップに関わるために「止めて蹴る」「状況でパスを選べる」「左右どちらでも最低限つなげる」といったプレーも評価材料になります。
キックの飛距離は武器になりますが、それだけでなく、状況に応じた配球ができることも重要です。無理に難しい縦パスを狙うだけでなく、味方の状況を見てつなげるキーパーは、攻撃のスタートにも関われます。
キーパーが選考会で意識したいポイント
- 処理できるボールを確実にキャッチする
- セットプレーでポジションを早く決める
- 味方への声を具体的にする(「右!」「中切れ!」など情報になる声)
- 状況を見ながらテンポよく配球する
評価項目を整理すると迷いが減ります
| 領域 | 見られやすいポイント | 選考会での意識 |
|---|---|---|
| ショット対応 | 構え、反応、キャッチの安定 | 処理できるボールを確実に扱う |
| 1対1 | 間合い、体の出し方、決断 | 迷いを減らし、はっきり行動 |
| クロス | スタート位置、飛び出しの勇気 | 状況を見て出る・出ないを判断する |
| コーチング | 具体的な情報、声のタイミング | 味方が動ける声を短く |
| ビルドアップ | 止めて蹴る、判断、配球 | 状況を見ながらパスを選ぶ |
注意
キーパーの評価は、スタッフの方針や地域の育成テーマで変わります。また、ケガや痛みがある場合は無理をしないようにしてください。
キーパーは、一つ一つの判断や処理が見られやすい一方で、ミスも目立ちやすいポジションです。派手なプレーだけでなく、基本的な処理や判断を繰り返せることが大切です。
トレセンに受かりやすいポジションを狙う戦略

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ここからが本題です。「受かりやすいポジション」を考えるときは、単に人数の多いポジションを狙うより、あなたの子が普段持っている良さをプレーの中で出せるかを考える方が現実的です。小学生・中学生での違い、受かる子の共通点、当日の立ち回りを具体化します。
トレセンに受かりやすいポジションはどこ?小学生なら

トレセンに受かりやすいポジションはどこ?小学生なら
小学生でトレセン受かりやすいポジションを考えるとき、まず大事なのは「このポジションなら絶対受かる」みたいな発想をいったん外すことです。
なぜかというと、トレセンの選考会は短時間で、チームも即席で、やるサッカーのテーマもその日次第になりやすいから。つまり、ポジションの有利不利よりも、その中で自分の良さを出せるかが大切です。
目立ちやすいのは“ボールを触れる位置”
それでも「目立ちやすさ」という意味で考えると、サイドハーフ(サイドMF)やトップ下、インサイドハーフのように、前を向いてボールに関わる場面では、その選手の特徴が伝わりやすいことがあります。ただし、そのポジション自体が合格しやすいという意味ではありません。
小学生年代は、学年や大会レベルによって差はありますが、ボールを持った瞬間に突破できる、ラストパスを出せるといった特徴は、プレーの中でも分かりやすく表れます。
ただし、ここで落とし穴があります。ボールを触れる機会が多いポジションでは、良いプレーだけでなく、無理な突破でのロストや守備への切り替えも見えやすくなります。だから、攻撃的な選手も、ロスト後の切り替えまで含めてプレーを続けることが大切です。
「地味だけど評価される」もある
一方で、ボランチ(MFの底)やセンターバックのように“試合を落ち着かせる役”は派手さは少ないです。でも、役割をしっかり果たすことで、その選手の良さが伝わることもあります。
たとえば、ボランチなら「奪った後に前進できる」「味方の角度を作れる」「危ないところを先に消せる」。センターバックなら「相手の背後をケアできる」「ラインを上げ下げできる」「ボールを持ったときに落ち着いて前進できる」。
こういうプレーは派手じゃないけど、試合の安定に直結します。短時間でも、このような役割を繰り返せることは、その選手の特徴として伝わります。
小学生で評価されやすい要素(ポジション共通)
- プレーが続く(ワンプレーで終わらず、次の関わりまで行く)
- 切り替えが速い(攻→守、守→攻の反応が早い)
- 味方を使える(近い味方と連係して前進できる)
- 自分の武器が見える(速い、剥がせる、運べる、奪えるなど)
小学生は「分かりやすい武器」と攻守の関わりが大切
小学生年代は、スピード、ドリブル、キック、対人守備など、選手によって分かりやすい特徴が出る時期です。ただ、攻撃だけ、守備だけでプレーが終わってしまうと、その後の関わりが見えにくくなります。
攻撃的な選手なら、ボールを失った後も戻る・寄せる・切り替える。守備が得意な選手なら、奪った後に味方につなぐ、運ぶなど攻撃にも関わる。自分の武器を出しながら、次のプレーまで続けることが大切です。
最後に。小学生のトレセンは、体格や成長のタイミングによって見え方が変わる年代でもあります。今の結果に一喜一憂しすぎず、普段の練習で「プレーが続く」「判断を速くする」「切り替える」を積み上げていくことが、その先の成長にもつながります。
トレセンに受かりやすいポジションはある?中学生編

トレセンに受かりやすいポジションはある?中学生編
中学生でトレセン受かりやすいポジションを考えると、小学生よりもプレーの判断や役割がはっきりしてきます。フィジカル差は小学生ほど極端ではなくなりやすい一方で、個人差はまだ残りますし、体格差が影響する場面もあります。
相手も守備が上手くなってくるので、派手な突破だけでは通りにくくなります。そこで、技術だけでなく「判断」「プレースピード」「守備の原則」「試合の中での安定した関わり」も重要になります。
中学生で評価が伸びやすい役割
中学年代の選考でも、特定のポジションそのものが有利というわけではありません。ボランチ、センターバック、サイドバックなどでは、攻守をつなぐ判断や、ボールを持っていないときの動きも役割の一部になります。
ボールに関わる回数が増えやすい役割では、判断や切り替えを見てもらう機会も増えます。ただし、それ自体が合格しやすさを意味するわけではありません。FWやGKを含め、それぞれのポジションで求められる役割の中で、自分の強みを繰り返し出せることが大切です。
なお、ボランチやミッドフィルダーの役割の違いが分かりにくい方は、ボランチとミッドフィルダーの違いもあわせて確認しておくと、中盤で評価されるプレーを理解しやすくなります。
FWが不利という話ではない(ただ、評価軸が違う)
よく「FWは受かりにくい?」って聞かれますが、FWが不利というわけではありません。点を取る、起点になる、背後を取る、守備のスイッチになるなど、FWにはFWとして見せられる役割があります。
点が取れない時間帯でも、「ボールを引き出して落とす」「味方を生かす」「守備で追い込む」「もう一回抜ける」など、試合への関わり方はいくつもあります。ゴールだけに意識を向けすぎないことが大切です。
中学生で意識したい要素
- 受ける前の準備(首を振る・体の向き)
- プレースピード(判断と実行が速い)
- 守備の原則(寄せる・限定・カバーの理解)
- 切り替え(奪われた瞬間に反応できる)
中学生は「状況に合った判断」が大切
中学生になると、プレーのスピードが上がり、一つの判断が次の展開に影響する場面も増えてきます。大切なのは、ミスを恐れて消極的になることではなく、その状況で何を選ぶべきか判断することです。
例えば、ボランチで前を向けるなら前進し、相手が強く来ているなら味方に落として受け直す。センターバックなら縦パスが入る場面では狙い、難しいときはサイドを使う。サイドバックなら前進できる場面と、いったんボールを落ち着かせる場面を判断する。こうした状況に応じた選択ができると、自分の強みも出しやすくなります。
ボランチの「見られ方(視野・判断・責任感)」を具体的に掴みたい場合は、ボランチになる子の能力と特徴7選!伸ばし方と上達のコツ完全ガイドも合わせて確認すると整理しやすいです。
ポジション別:中学生が短時間で見せたい「型」
| ポジション | 見せたい要素 | プレー例 |
|---|---|---|
| FW | 得点、背後への動き、起点、守備のスイッチ | ボールを引き出す→味方に落とす→もう一度背後を狙う。守備では前線から相手のプレー方向を限定する |
| MF | 受ける前の準備、判断、前進、受け直し | 首を振る→前進できれば前へ運ぶ・つなぐ→難しければ落とす→もう一度パスコースを作る |
| DF | 対人守備、背後のケア、カバー、奪った後の前進 | 危険な場所を先に消す→奪う・回収する→慌てず味方につないで攻撃につなげる |
| GK | 安定した処理、1対1の判断、コーチング、足元 | キャッチできるボールを確実に処理→味方へ具体的に声をかける→状況を見て配球する |
中学生は「何ができるか」がはっきりしてくる年代なので、武器がある子は強いです。でも、その武器を出すために“土台”が必要で、その土台が判断・準備・切り替えです。ここを押さえておくと、ポジションに関係なく自分の良さを出しやすくなります。
地域によって重視するテーマは変わるため、選考方法について分からない点があれば所属チームの指導者に確認しておきましょう。
トレセンに受かる子の共通点

トレセンに受かりやすいポジションはある?中学生編
トレセンに選ばれる子は、単に「めちゃくちゃ上手い」というだけではありません。選考の中で、自分の特徴を試合のプレーとして繰り返し出せることも大切です。
足が速い、ドリブルで剥がせる、ロングキックが正確、対人守備が強い、声で整理できるなど、選手の強みはそれぞれです。その特徴が試合の中で生かされているかがポイントになります。
共通点をもう少し具体化
- プレーが続く(ワンプレーで終わらず、攻守や守攻の切り替えまで関わる)
- 切り替えが速い(失った瞬間に反応できる。戻りや関与が途切れにくい)
- 声が“情報”になっている(味方が動ける指示。短く具体的)
- 素直さがある(指示を試せる。修正が早い)
ここからさらに深掘りすると、プレーの優先順位を判断できることも大切です。無理に縦にいくのではなく、相手の状況を見てつなぐ。カウンターが危険なら、先に危ない場所を消す。ボールが来る前に周囲を見て準備する。こうした判断がプレーの安定につながります。
「賢い子」が評価されにくいときの突破口
一方で、ボールを失わないように味方につなぐ選手や、チームのバランスを整える選手は、ゴールやドリブル突破ほど分かりやすく目立たないことがあります。
そうしたタイプの選手は、「賢さを見える形にする」ことを意識すると、自分の特徴が伝わりやすくなります。例えば、次のようなプレーです。
- 守備で奪い切る
- 縦パスや展開でチームを前進させる
- 受け直して何度もプレーに関わる
- 声で味方に具体的な情報を伝える
つまり、トレセンに選ばれる子の共通点は「上手い」だけではなく、自分の特徴を試合の中で継続して出せることです。
◆SOOOOO(そー)のワンポイントアドバイス
私自身、ジュニア年代から高校・大学、その後の海外までサッカーを続けてきましたが、年代が上がるほど「一度目立つプレーができること」よりも、「状況を見て適切なプレーを繰り返せること」の大切さを感じてきました。
そのため、トレセンに向けて無理にポジションを変えたり、普段とは違う派手なプレーを狙ったりするより、まずは今のポジションで自分の強みを出しながら、プレーを途切れさせないことを意識するのがおすすめです。
合否だけを目標にするのではなく、選考会を普段積み上げてきたものを試す機会として捉えると、その先の成長にもつながりやすいですよ。
トレセンに受かるには何を見せる?

トレセンに受かりやすいポジションはある?中学生編
では、実際の選考会では何を意識すればよいのでしょうか。普段とは違うプレーを無理に増やすのではなく、自分の特徴とポジションの役割を試合の中で繰り返し出すことが大切です。
当日の「見せる型」おすすめ
当日の「見せる型」おすすめ
- 無理なアピールはせず、普段通りの判断で自分の特徴を出す
- ボールを受ける前に首を振る(次のプレーを準備する)
- 守備は「寄せる→奪う/遅らせる」を意識する
- 奪った後もプレーを終わらせず、次の攻撃につなげる
この4つは、どのポジションでも意識できます。派手なプレーだけを狙うより、準備・判断・切り替えを続けながら、自分が得意なプレーを出すことが重要です。
ポジション別:最低限外さないポイント
どのポジションでも、次の3つは意識しておきたいです。
- 止める・蹴るを安定させる(次のプレーにつなげる)
- 攻守の切り替えに反応する(プレーを途中で終わらせない)
- 味方を使う意識を持つ(状況に応じて個人プレーと連係を使い分ける)
「見せる」って、派手にやることじゃない
「見せる」といっても、派手にドリブルすることだけではありません。例えば、ボランチなら受ける前に周囲を見て次のプレーを選ぶ。センターバックなら背後をケアする。FWなら前線から守備のスイッチを入れる。つまり、ポジションの役割に沿った良いプレーを繰り返すことも、自分の特徴を見せることにつながります。
短時間で評価を落としやすいNGも押さえよう
- ロスト後に歩く(攻守の切り替えが止まってしまう)
- 味方に必要な声をかけない(即席チームでは連係を作りにくい)
- 毎回自分だけでプレーを完結させる(味方を使える場面まで仕掛け続ける)
親の関わり方も当日のパフォーマンスに影響する
親の関わり方で子どものパフォーマンスがブレることもあります。特に、当日に「絶対受かれ」のような強いプレッシャーをかけるより、普段通りプレーできる状態で送り出すことが大切です。
プレッシャーの掛け方が気になるなら、少年サッカーで親がやってはいけないこと|NG行動と改善ポイントも一度確認してみてください。
大事な注意
トレセンの選考方法や重視するポイントは、地域や年度によって異なります。選考要項が公開されている場合は、事前に確認しておきましょう。
まとめると、トレセン選考では一度の派手なプレーだけを狙うのではなく、自分の特徴と役割に沿ったプレーを繰り返すことが大切です。
よくある質問(FAQ)
トレセンで有利になりやすいポジションはありますか?
ポジションそのものだけで合否が決まるわけではありません。ただ、短い選考会ではボールに関わる回数が多く、自分の良さを出しやすい役割の方が印象に残りやすい場面はあります。大切なのは「どのポジションか」より、その役割の中で何を見せられるかです。
小学生と中学生では、見られやすいポイントは変わりますか?
年代が上がるにつれて、プレーのスピードや役割も変わります。小学生年代ではスピードやドリブルなど分かりやすい特徴が目に入りやすい一方、中学生になると判断、守備の理解、プレーの連続性などもより表れやすくなります。ただし、具体的な選考基準は地域によって異なります。
リフティングが苦手だとトレセンは不利ですか?
全国共通で「何回できれば合格」という基準はありません。地域によって選考内容は異なりますが、試合ではボールを落ち着かせられるか、周りを見て次のプレーにつなげられるかなど、実戦の中で使える技術も重要です。回数だけにこだわりすぎず、実戦につながるボール扱いを意識しましょう。
キーパーはフィールドプレーヤーより選ばれにくいのでしょうか?
必ずしもそうとは限りません。地域や年代によってはGK枠を分けている場合もあります。安定したキャッチングや1対1の対応、味方への声かけ、足元の技術など、GKとして求められるプレーを出せることが大切です。
トレセンに受かるためにポジションを変えた方がいいですか?
「受かりやすそう」という理由だけで、普段とは違うポジションへ変える必要はありません。選考では、それぞれのポジションで求められる役割の中で、自分の強みを出せることが大切です。まずは普段のポジションで、自分の特徴を安定して出せるように準備しましょう。
選考会の前に準備しておくとよいことは何ですか?
特別なことを急に増やすより、普段のプレーの質を整えておくことが大切です。止める・蹴る・運ぶといった基本に加えて、受ける前に周りを見ること、切り替えを速くすること、当日に疲れを残さないことを意識すると、選考会でも普段の力を出しやすくなります。直前に詰め込みすぎないことも大事です。
トレセンに受かりやすいポジション総まとめ
トレセンでは、人数や選考の仕組みによってポジションごとの枠が分かれている場合はありますが、全国共通で「このポジションなら受かりやすい」という基準はありません。大切なのは、自分のポジションで求められる役割を理解し、その中で自分の特徴を出すことです。
小学生ではスピードや技術など分かりやすい特徴が見えやすい一方、年代が上がるにつれて、判断、切り替え、周囲との関わり方などもプレーに表れてきます。
どの年代でも、「受かりやすそう」という理由だけでポジションを変えるより、今のポジションで自分の強みを磨き、試合の中で繰り返し出せるようにすることが大切です。そして、トレセンはゴールではなく通過点。受かった・落ちたに関わらず、そこで得た経験をその先の成長につなげていきましょう。
トレセンの運用や選考方法は地域・年度によって異なります。参加する地域の案内や所属チームからの情報を確認したうえで準備してください。
ポジションごとの適性も知りたい方へ
トレセンでの選ばれやすさだけでなく、それぞれのポジションに向いている子の特徴や役割も確認したい方は、次の記事も参考にしてください。
- ポジション全体の適性や難しさを比較したい方:サッカーのポジションごとの適性と難易度
- ボランチに向いている子の特徴を知りたい方:ボランチになる子の特徴・向いている性格と必要な能力
- 中盤の役割を整理したい方:ボランチとミッドフィルダーの違い
- 守備で評価される子の特徴を知りたい方:ディフェンスを任せられる子に共通する基準
- GKで評価されやすい特徴を知りたい方:キーパーに選ばれる子の特徴と向いている子の共通点

