サッカーの削るとは何かを徹底解説!危険なタックルと反則の見分け方

サッカーの 削るってなに?! を徹底解説
サッカーの削るとは何かを徹底解説!危険なタックルと反則の見分け方

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こんにちは。サッカー小僧の作り方、運営者のSOOOOO(そー)です。

あなたがサッカーの削るとは何かを調べているなら、「これってファウルになるの?」「イエローやレッドは出る?」「危険なタックルとどう違う?」「スライディングタックルと何が違うの?」あたりが気になっているはずです。ここ、気になりますよね。

この記事では、現場で言う削るという意味を整理しながら、反則として見られやすいポイントや、カードが出るイメージ、フェアプレーの考え方まで、少年サッカーの保護者・指導者目線でわかりやすくまとめます。

潰すとの使い分け、マークで仕事をさせない守り方、プロフェッショナルファールとの違いも一緒に整理して、モヤモヤをスッキリさせていきましょう。

この記事でわかること
  1. サッカーの削るとは何を指すか
  2. ファウル・危険なタックルの判断軸
  3. イエローとレッドのイメージ
  4. 子どもを守るための考え方
    目次

    サッカーの削るとは何?危険行為か正当なプレーか

    サッカーの削るとは何?危険行為か正当なプレーか

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    まずは言葉の意味を「現場の使い方」と「ルール上の考え方」に分けて整理します。ここが曖昧だと、ファウルの理解もカードの理解も全部ブレやすいです。

    削るはファウルになる?

    削るはファウルになる?

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    結論から言うと、削ると呼ばれるプレーはファウルになりやすいです。ただし大前提として、競技規則に「削る」という用語が定義されているわけではありません。現場の会話で、相手に強く当たる・脚を狙うように見える・遅れて入る、みたいな「危ない印象」をまとめて「削る」と呼ぶことが多いんですね。

    ここで大事なのは、言葉のラベルよりも何が起きているかです。サッカーの反則判定は「相手を蹴った」「押した」みたいな行為だけでなく、どんな方法で挑んだかがかなり重視されます。

    カードの考え方は大きく3段階

    ルール上の整理としては、ざっくり言うと次の3段階の考え方があります。これを知っておくと、「笛は吹かれたけどカードは出ない」「いきなりイエロー」「一発レッド」の違いが理解しやすくなります。

    • 不注意(careless):ファウルではあるけど、カードが必ず出るとは限らない
    • 無謀(reckless):相手を危険にさらす可能性が高い入り方で、警告(イエロー)になりやすい
    • 過度な力(excessive force):相手の安全を明確に危険にさらす入り方で、退場(レッド)になり得る

    たとえば、ボールに触れたとしても、その直後に相手の足首やスネに強く当たってしまうような入り方なら、結果として危険行為として扱われる可能性があります。あなたも試合で「あれ、ボール取ってるのに笛?」って思った経験があるかもですが、まさにその感覚です。

    削ると言われやすい“現場の特徴”

    私の感覚だと、削ると呼ばれる場面は次のどれか(または複数)が重なっていることが多いです。

    • 接触点が脚寄り(ボールより脚に当たりやすい)
    • 遅れて入っている(相手が先に触っている)
    • 強度が高い(体重が乗っている、勢いが止まらない)
    • 避けようがない角度(後ろや横の深い位置)

    だから判断は、言葉そのものではなく、プレーが不注意なのか、無謀なのか、過度な力なのか、そしてボールを正当に奪う意図と方法がどうだったかに寄ります。特に少年年代では、技術的にタックルの角度や力加減が不安定になりやすいので、結果として「削ってしまった」形になりやすいのも現実です。

    もう一つ、保護者として知っておいてほしいのは、審判は“結果だけ”で見ているわけじゃない、ということです。もちろん結果(痛がった、倒れた)も影響しますが、危険な入り方そのものに対して早めに笛を吹くのは、試合を荒れさせないためでもあります。少年サッカーは特に、ケガを防ぐ意味で、危険な兆候に敏感に反応する審判も多い印象です。

    ポイント

    • 削るはルール用語ではなく、現場の俗語に近い
    • 判定は危険性・強度・接触点・遅れ具合で決まりやすい
    • 同じ接触でも、不注意/無謀/過度な力でカードの有無が変わり得る

    なお、正確な基準は競技規則に沿って運用されます。大会要項や審判の運用で細部が変わることもあるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。判断に迷うときは、指導者や審判など専門家にご相談ください。

    (出典:IFAB『Laws of the Game – Law 12 Fouls and Misconduct』)

    危険なタックルの見分け方とは

    危険なタックルの見分け方とは

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    削るっぽいかどうかを見分けるコツは、感情ではなく危険のサインを拾うことです。ここ、気になりますよね。試合中って一瞬で起きるので、「今の危なかったの?」が分からないままモヤモヤしがちです。でも実は、危険なタックルには“見た目で拾える共通点”がけっこうあります。

    私は現場で、保護者にも子どもにも「次のサインが揃うほど危ない」と伝えることが多いです。ポイントは、相手の脚が固定されやすいタイミングに、逃げ道のない角度で、制御できない勢いが乗っているかどうか。これが重なると、たとえ本人に悪意がなくても危険度が一気に上がります。

    危険のサイン(見た目で拾える)

    • 遅れて入る(相手が先に触った後に接触している)
    • 後ろ・横の深い角度から入る(回避が難しくなる)
    • 足裏が見える/スタッズが向くような形になる
    • 片足ではなく両足で突っ込む、体重が乗ったまま滑る

    もう一段深い“チェックポイント”

    上の4つに加えて、私は次も見ます。これがあると「危ないかも」が「かなり危ない」に寄りやすいです。

    • 相手の軸足側に当たりそう(着地や踏み込みの脚は逃げられない)
    • 相手の視野外から来ている(予測できず体が固まりやすい)
    • ボールがすでに離れている(遅れた接触になりやすい)
    • 足が伸び切っている(最後に力を抜けず、衝撃が大きい)

    注意

    危険なプレーはケガにつながる可能性があります。ここでの説明は一般的な目安で、個別の状況によって判断は変わります。痛みや不調が続く場合は、無理をせず医療の専門家に相談してください。競技規則や大会運用の正確な情報は公式サイトをご確認ください。

    そして保護者としての動き方も大事です。危ないタックルを見たとき、つい熱くなって声が出そうになりますが、まずは子どもの状態確認を優先した方がいいです。痛みがあるならプレーを続けない判断も必要ですし、チームベンチに状況を共有しておくと後々がスムーズです。

    また「相手が強いから仕方ない」で片付けると、子どもは我慢の方向に引っ張られがちです。私は、危険なサインを言語化して共有するだけでも、チーム内の空気が整いやすいと思っています。たとえば「今のは後ろから遅れて入ってたね」「足裏が見えたね」みたいに、事実を短く言う。それだけで“次に同じことが起きたとき”の判断が早くなります。

    保護者ができる現実的な対処

    • まずは子どもの痛みと歩き方を確認する(無理に続けさせない)
    • コーチに状況を共有して、チームとして注意喚起してもらう
    • 試合後に落ち着いて振り返り、次の回避行動を一緒に決める

    スライディングタックルとの違い

    スライディングタックルとの違い

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    スライディングタックル自体は技術です。問題は「滑ること」ではなく、入る角度とタイミングと足の向きです。ここを押さえると、同じスライディングでも「ナイス!」と「削った!」の差がかなりクリアになります。

    まず前提として、スライディングは“最後の手段”として有効な場面があります。たとえば相手が大きくボールを運んでいて、ボールに触れれば止められる状況。あるいはサイドでボールをラインに逃がしてスローインにする状況。こういうときに、角度と距離が合っているスライディングはとても有効です。

    安全寄りになりやすい形

    • 正面すぎず、前から斜めの角度で入る
    • ボールに先に触れるラインを作る
    • 足裏を相手に向けない(スタッズが見えにくい)

    削ると言われやすい形

    • 背後から遅れて飛び込む
    • 両足で挟むように入る
    • ボールより先に脚へ当たりやすい

    ここでよくある誤解が、「ボールに触ってるからOK」という考え方です。確かにボールに触れたのは事実。でも、触れた後に相手の脚へ強く当たる形なら、危険性は残ります。特に足首周りは捻りやすいので、スパイクの向きや足の伸び方で危険度が変わります。少年年代の指導では、私は「触ること」より先に、相手に当たらない形で触れるを徹底します。

    安全寄りと危険寄りの違い(目安)

    観点 安全寄り 削ると言われやすい
    角度 前から斜め 後ろ・横の深い角度
    タイミング 相手が触る前〜同時 相手が触った後に遅れて
    足の形 足裏が相手に向きにくい 足裏・スタッズが見えやすい
    体重 制御しながら止まれる 体重が乗って止まれない
    狙い ボールを押し出す 脚ごとかっさらう形

    補足

    少年年代で多いのは「ボールに行ったつもりでも、距離感と勢いが合っていない」パターンです。技術の未熟さがそのまま危険性に繋がるので、指導側は“やる/やらない”より“どう入るか”を具体的に教えるのが大事かなと思います。

    子どもに伝える“超シンプルな合言葉”

    私は子どもには難しい言葉を減らして、こんな合言葉にしています。

    • 後ろからは行かない
    • 足裏を見せない
    • 届かないなら立って遅らせる

    これだけでも、削ると言われる形はかなり減ります。スライディングは派手でカッコよく見えますが、うまい守備ほど「滑らずに奪う」回数が増えるんですよ。

    イエローカードの基準を理解する

    イエローカードの基準を理解する

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    削るっぽいプレーがイエローになりやすいのは、主に無謀(reckless)と評価されるときです。簡単に言うと「ボールに行く意図は見えるけど、方法が危ない」「相手を危険にさらす可能性が高い」というラインですね。

    ただ、ここでひとつ押さえておきたいのが、ファウルにはカードが出ないケースもあるということです。さっき触れた3段階でいうと、不注意(careless)は「笛は吹かれたけどカードなし」になり得ます。逆に、同じように見える接触でも、入り方が無謀だと判断されれば警告に寄ります。

    そして、ここで大事なのは「イエロー=悪人」じゃないってことです。少年サッカーだと、子どもは一生懸命だからこそ、勢いが出過ぎることがあります。だからカードの有無よりも、次に同じ形を繰り返さない学びが大切です。保護者としても、試合後に「なんでそんな危ないことしたの!」で終わらせるより、「どう入れば安全だった?」を一緒に考えた方が、次に繋がりやすいです。

    イエローになりやすい“あるある”

    • 間に合わないのに勢いのまま突っ込む(止まれない)
    • 相手の進行方向を横切って引っかけるようになる
    • ボールに触れた後、脚に当たる形が大きい
    • 同じ選手・同じ場面で危ない接触が続く

    ただ、カードは審判の裁量と試合状況にも影響されます。たとえば同じ強度でも、試合序盤に釘を刺す意味で早めに警告が出ることもあれば、選手のコントロールが効いていて注意で済むこともあります。ここを一律に断定しないのが大事です。審判のジャッジに納得いかないときもあると思いますが、試合中に抗議が増えると、子どもはプレーより“空気”に引っ張られます。ここ、ほんとに起きがちです。

    保護者目線の見方

    • 「削った/削ってない」ではなく「危険だったか」で見る
    • 主審の基準は試合ごとに微妙に変わることがある
    • 抗議より、子どもの安全確保と切り替えを優先する

    試合後の振り返りで効く質問

    私は子どもに、こんな順番で聞きます。これだと責める空気になりにくいです。

    • その場面、相手はどっちに行きたかった?
    • 自分はどっちを切りたかった?
    • 滑る以外の選択肢はあった?(遅らせる、距離を保つ、味方を待つ)
    • 次はどう入る?(角度、スピード、足の向き)

    イエローカードの扱い(同一試合で何枚で退場になるか、累積の考え方など)は大会によって運用差が出ることがあります。より整理したい場合は、サイト内の解説も参考になります。

    イエローカードは何枚で退場?累積停止とリセット完全ガイド

    レッドカードと一発退場の判断基準

    レッドカードと一発退場の判断基準

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    削る系の接触が一発レッドになるのは、ざっくり言うと「相手の安全を明確に危険にさらした」と判断されるときです。競技規則の考え方では、過度な力(excessive force)、危険な接触点、制御不能な突っ込みなどが重なると、退場に寄りやすくなります。

    ここで注意したいのは、レッドは「悪意があったかどうか」だけで決まらない点です。子どもは“悪気はない”ことが多いです。でも、悪気がなくても、入り方が相手の安全を危険にさらすレベルなら退場の対象になり得ます。だから私は、子どもには「レッドになるかどうか」を気にするより、危ない形を最初から作らないことに意識を置かせます。

    一発レッドに寄りやすい印象の例(目安)

    • 足裏・スタッズが当たりそうなチャージ
    • 両足で飛び込む、挟むように入る
    • 高い位置で当たる(スネ〜膝周りに入る)
    • スピードが高い状態で止まれない
    • ボールが離れた後の遅れた接触が大きい

    ただし、これも断定は禁物です。同じように見える接触でも、実際の当たり方、スピード、相手の体勢、主審の視野などで評価が変わります。見ている位置が違えば「軽く当たった」にも「深く入った」にも見えることがありますし、試合の荒れ具合も判断に影響することがあります。

    保護者としての現実的な視点

    退場の有無よりも、「その入り方は次も危ないか」を見てください。カードが出なくても危険な形なら修正が必要ですし、逆にカードが出ても、次に改善できれば成長材料になります。

    大事なこと

    退場や出場停止の扱いは、競技規則だけでなく大会要項・懲罰規定で決まります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、指導者や審判など専門家にご相談ください。

    サッカーの削るとは?ボールでは足にいった時の注意点

    サッカーの削るとは?ボールでは足にいった時の注意点

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    ここからは「言葉としての削る」を、少年年代の現場でどう扱うかの話です。やられた側の対処、やってしまう側の改善、そして周囲の大人の関わり方まで、実務としてまとめます。

    フェアプレーの姿勢が自分を強くする

    フェアプレーの姿勢が自分を強くする

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    削るが嫌われる理由は、反則かどうか以前に、相手を尊重する姿勢と相性が悪いからです。サッカーはコンタクトスポーツなので、ぶつかるのは当たり前。でも、相手を止める方法は“強さ”だけじゃありません。

    私は子どもに、フェアプレーは「優しくする」ではなく、勝つための土台だと伝えています。危ない当たり方をしない選手は、カードや出場停止のリスクを減らせますし、試合を通してプレーし続けられる確率が上がります。結果としてチームにプラスなんですよ。

    フェアプレーは“勝ち筋を太くする”

    ちょっとリアルな話をすると、削るようなプレーに頼ると、試合の勝ち筋が細くなります。なぜかというと、次の負債が出やすいからです。

    • セットプレーが増えて失点リスクが上がる
    • カードで守備の強度が落ちる(次の接触が怖くなる)
    • 相手チームの感情も上がって、試合が荒れやすい
    • 審判の基準が厳しくなり、軽い接触でも笛が鳴りやすくなる

    逆にフェアに戦えるチームは、試合の“コントロール”が上手くなります。危ない形を避けて、距離と角度で守る。マークで仕事をさせない。これが積み上がると、強い相手でも「やりたいことをさせない」時間が増えていきます。

    フェアプレーを実務に落とす言い方

    • 相手の脚ではなく、ボールとスペースを奪う
    • 奪えないときは遅らせる守備に切り替える
    • 感情で突っ込まず、距離と角度で勝負する

    子どもに刺さる伝え方

    私は「削るのはダメ!」だけだと、子どもは“禁止された”だけで終わりがちなので、代わりにこう言います。

    • 奪えないときは、奪わなくていい(遅らせればOK)
    • 強さじゃなくて、角度で勝つ
    • 相手が嫌がる場所に追い込む

    これ、守備の理解が一段上がります。危ない接触に頼らず守れる子は、結果的に出場時間も伸びやすいですよ。

    プロフェッショナルファールとは

    プロフェッショナルファールとは

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    プロフェッショナルファールは、相手の攻撃を止めるために、あえて反則を選ぶ考え方として語られることがあります。ただ、ここは誤解が生まれやすいです。

    大人の解説で聞く「戦術的ファウル」と、子どもがやりがちな「勢い任せの危険なタックル」は別物です。少年年代でいちばん避けたいのは、危険な形で相手を止めること。だから私は、プロフェッショナルファールを“真似する対象”として教えるより、まずは「遅らせる」「コースを切る」「味方に戻させる」みたいな守備の基本を固めるほうが良いと思っています。

    SPAとDOGSOをざっくり知ると整理しやすい

    ルールの言い方で整理すると、よく出てくるのが次の2つです。難しそうに見えますが、知っておくと「どのくらい重い場面?」が判断しやすくなります。

    • SPA:有望な攻撃を止めた(止め方次第で警告になり得る)
    • DOGSO:決定的な得点機会を止めた(状況次第で退場になり得る)

    つまり「チャンスを止めた」というだけで一括りにするより、どれくらい決定的だったかと、止め方が不注意/無謀/過度な力のどれかで、処分の重さが変わってきます。

    戦術的ファウルと削るの決定的な違い

    ざっくり言うと、戦術的ファウルは「試合の流れを止める」目的で語られることが多いです。ただし、ここで誤解しやすいのが、戦術目的だから安全という話ではない点です。

    たとえば軽いホールドや、コースを切りながらの接触で前進を止める…という説明がされることもありますが、やり方が無謀(reckless)になれば警告、過度な力(excessive force)になれば退場の対象になり得ます。つまり、戦術的かどうかより、入り方が危険かどうかが結局いちばん大事です。

    一方で削るは、見た目としても危険性が高く、ケガに繋がるリスクが上がりやすい。だから「止めるため」の選択肢として同列に扱うと、子どもは危ない方を“正当化”しやすいんですよ。ここ、指導側の言葉の使い方が大事かなと思います。

    注意

    少年年代で「プロがやってるから」を理由に、危ない接触を肯定するのは避けたいです。大会の方針や審判基準もありますし、正確な情報は公式サイトをご確認ください。判断に迷うときは専門家にご相談ください。

    じゃあ、危ないカウンターはどう止める?

    ここが一番知りたいところかもです。私は、削らずに止めるならこの順番をおすすめします。

    • まず遅らせる(スピードを落とす、コースを限定)
    • 味方の戻りを待つ(1人で終わらせようとしない)
    • 奪える瞬間だけ奪う(届く距離、角度が揃ったとき)

    これができると、危ないタックルに頼る必要が本当に減ります。守備って派手さはないけど、ここを覚えた子は強いです。

    潰すとの使い分け:ラフプレーに見られるフレーズ

    潰すとの使い分け:ラフプレーに見られるフレーズ

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    削ると潰すは、会話だと混ざりやすいです。現場感で言うと、削るは脚へのダメージを与えるニュアンスが強く、潰すは相手の自由を奪う(時間やスペースを消す)ニュアンスで使われがちです。

    ただし、潰すも言い方次第で荒い意味に聞こえます。だから私は、子どもには「潰す=奪う準備が整った状態を作る」と置き換えて話します。たとえば、寄せの角度で縦を切る、ファーストタッチを外に追い出す、前を向かせない。こういう“守備の設計”ができると、危ない接触に頼らなくて済みます。

    言葉が荒くなると、プレーも荒くなりがち

    これ、あるあるなんですけど、指示が「潰せ!」「削れ!」みたいに強い言葉だけになると、子どもは“強く行けばいい”と解釈しやすいです。特に真面目な子ほど、言葉をそのまま実行しようとして、結果として危ない入り方になりやすい。だから指導の言葉は、できるだけプレーの形に落とせる表現にした方がいいと思っています。

    言い換えの例

    潰せ → 前を向かせない縦を切って追い込む時間を奪う

    保護者が聞いて安心できる“具体化”

    もしベンチから「潰せ!」が聞こえて不安になったら、私はこういう具体がセットかどうかを見ます。

    • 「縦切れ」「中切れ」などコースの指示があるか
    • 「飛び込むな」「遅らせろ」が一緒に出ているか
    • 挟む・カバーの連携がチームで共有されているか

    これが揃っていれば、潰すは“危ない接触”じゃなく“守備の設計”として機能していることが多いです。

    マークで仕事をさせない

    マークで仕事をさせない

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    「削る」よりずっと健全で、チームに効くのがここです。相手のキーマンに対して、危ないタックルで止めるのではなく、仕事をさせないマークで消す。これは少年年代でも十分に実装できます。ここ、やれるようになると試合が一気にラクになりますよ。

    仕事をさせないための具体策

    • 受ける前に立ち位置で制限する(パスコースを消す)
    • 前を向かせない体の向きを作る(相手の利き足側を意識)
    • 距離感を一定に保つ(近すぎて飛び込まない)
    • 味方と連携して挟む(一人で取り切ろうとしない)

    “仕事をさせない”は、実は超シンプル

    難しく聞こえるかもですが、やることはシンプルです。相手が好きな形を先に消す。これだけです。

    • 相手が前を向いて受けたいなら、前を向かせない
    • 相手が縦に持ち出したいなら、縦を切る
    • 相手が中で受けたいなら、中のレーンを埋める

    これができると、相手は「受けても怖くない場所」や「逃げのパス」しか選べなくなります。つまり、タックルで削らなくても、相手の良さを削げるんですよ。言い方がややこしいですが、守備ってこういうことです。

    マークが効いているサイン

    • 相手のキーマンがボールに触る回数が減る
    • 触っても前を向けず、横か後ろに戻す
    • 相手の攻撃のテンポが落ちる

    ここができると、試合の流れが落ち着きます。逆に「削って止める」方向に行くと、カードやセットプレーで自分たちが苦しくなることもあるので、私はマークの設計を優先するのが良いと思っています。最終的な判断はチーム方針と大会運用にもよるので、迷うときは指導者や審判など専門家にご相談ください。

    サッカーの削るというプレーの意味を総まとめ

    サッカーの削るとは、ルール用語というより、現場で「危ない当たり方」「脚を狙っているように見える接触」をまとめて指す言い回しとして使われることが多いです。だから大事なのは、言葉の定義を丸暗記することではなく、危険のサインを見抜いて、フェアプレーの範囲で勝つ方法に寄せていくことだと思います。

    削るが話題になる背景には、ケガのリスクだけでなく、精神的に萎縮してプレーが消極的になる問題もあります。少年年代だと特に、怖い経験が一度あると、その後のチャレンジが減ることがあります。だからこそ、周りの大人は「我慢しろ」ではなく、「危ない形は良くない」「安全に勝つ方法を覚えよう」と声をかけてあげてほしいです。

    最後にこれだけ

    • 削るはファウル・カードに繋がりやすい“危ない印象”の総称
    • 判断は危険性・強度・接触点・遅れで決まりやすい
    • 同じ接触でも、不注意/無謀/過度な力で処分が変わり得る
    • 正確な運用は大会要項と競技規則が基準。公式サイトをご確認ください

    あなたが今日からできる“安全寄りの一歩”

    最後に、実務としての一歩を置いておきます。試合を見たあと、親子でこれだけ確認してみてください。

    • 危ない接触があった場面を、角度とタイミングで言語化できるか
    • 次に同じ場面が来たら、遅らせる守備に切り替えられるか
    • マークで前を向かせない工夫ができるか

    もし現場で迷ったら、まずはチームの指導者に共有して、審判や大会運営の方針も踏まえて整理するのがいちばん安全です。判断に迷うときは、指導者や審判など専門家にご相談ください。

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