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こんにちは。サッカー小僧の作り方、運営者のSOOOOO(そー)です。
ゴールキーパーのパントキックがそのまま相手ゴールに入り、得点した側に反則がなければ、原則として得点になります。
JFAの8人制サッカーでも、パントキックからの直接得点を禁止する独自の規定はありません。一方で、パントキックはゴールキックとは違い、オフサイドの対象です。
また、同じGKから前方へ送るボールでも、「パントキック」「ゴールキック」「手で投げるスロー」では直接ゴールやオフサイドの扱いが異なります。
この記事では、パントキックの直接ゴールを中心に、8人制での扱い、オフサイド、ゴールキックとの違い、GKの8秒ルールまで整理します。
- パントキックの直接ゴールが得点になる条件
- 8人制サッカーでのパントキックの扱い
- パントキックとオフサイドの関係
- ゴールキックやGKのスローとの違い
- GKの8秒ルールやリリース時の反則
パントキックの直接ゴールは得点になる

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まず結論を確認すると、GKのパントキックがそのまま相手ゴールに入れば、反則がない限り得点として認められます。
パントキックは、ゴールキックのようにアウトオブプレーから試合を再開するキックではありません。GKがインプレー中のボールを手で保持し、そのボールを手から離して蹴るプレーです。
パントキックがそのまま相手ゴールに入れば原則得点
JFAのサッカー用語集では、パントキックを「GKが持っていたボールを手から離し、地面に落ちる前に蹴るプレー」と整理しています。
相手のシュートやクロスをGKがキャッチしたあと、手からボールを離して前方へ蹴り出す場面が代表的です。
このとき試合は止まっていないため、パントキックは通常のインプレー中のキックとして扱われます。そのボールが誰にも触れずに相手ゴールへ入り、得点した側に反則がなければゴールです。
パントキックは「プレー再開のキック」ではなく、インプレー中に行われるGKのキックです。
この違いが、直接ゴールやオフサイドを理解するポイントになります。
なお、手から離したボールが地面に触れる前に蹴るのがパントキックです。いったん地面にバウンドさせ、その直後に蹴るドロップキックとは蹴るタイミングが異なります。
GKが手で投げて直接ゴールに入れた場合は得点にならない
注意したいのが、パントキックとGKが手で投げるスローでは扱いが違うことです。
GKがボールを手で投げ、そのボールが誰にも触れずに直接相手ゴールへ入った場合は、得点にはなりません。相手チームのゴールキックで再開します。
つまり、同じGKから相手ゴールへ直接入った場合でも、足で蹴ったのか、手で投げたのかによって結果が分かれます。
8人制サッカーでもパントキックの直接ゴールは得点になる?
JFAの8人制サッカーでも、パントキックが直接相手ゴールに入れば原則として得点です。
JFAの8人制サッカー競技規則には、パントキックから相手ゴールへ直接得点することを禁止する独自の規定はありません。
8人制で修正されていない部分は11人制の競技規則を適用
少年サッカーの8人制では、人数やフィールドの大きさ、交代方法など11人制と異なる部分があります。また、キックオフの直接ゴールなど、8人制独自の扱いが定められている項目もあります。
一方、パントキックについて「直接相手ゴールへ入っても得点にならない」という8人制独自の規定はありません。
そのため、大会要項などに別の定めがなければ、GKのパントキックがそのまま相手ゴールへ入り、ほかに反則がなければ得点として扱われます。
8人制で混同しやすいポイント
- パントキックから直接相手ゴールへ入る → 原則得点
- キックオフから直接相手ゴールへ入る → JFA8人制では得点にならずゴールキック
同じ「直接ゴール」でも、どのプレーから始まったのかによって扱いが異なります。
大会独自の競技規定がある場合はそちらも確認
少年サッカーの大会では、JFAの競技規則を基本としながら、競技時間や交代、再開方法などについて大会要項や競技会規定で確認事項が設けられている場合があります。
公式戦では、その大会の要項もあわせて確認しておくと安心です。
なお、8人制サッカーのポジションや3-3-1、2-3-2などの配置については、以下の記事で詳しく整理しています。
8人制サッカーのフォーメーション5選|ポジション・特徴をわかりやすく解説
◆SOOOOO(そー)のワンポイントアドバイス
少年年代では、GKが前方へ蹴ったボールを見て「ゴールキックだからオフサイドはない」と判断してしまうことがあります。ただ、キャッチ後のパントキックと、ゴールラインを割ったあとのゴールキックは別のプレーです。
前線の選手も「GKが蹴った」という見た目だけではなく、どちらのプレーなのかを見る習慣をつけておくと、オフサイドへの対応もしやすくなります。
パントキックはオフサイドになる

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パントキックはオフサイドの対象です。
「GKが蹴ったボールだからオフサイドにならない」というルールはありません。パントキックの場合も、通常のパスと同じようにオフサイドが判定されます。
オフサイド判定の基準はGKが蹴った瞬間
オフサイドの位置関係を見る基準は、基本的に味方選手がボールをプレーした瞬間です。パントキックの場合は、GKがボールを蹴った瞬間の位置関係が基準になります。
例えば、GKがパントキックをした瞬間に味方FWがオフサイドポジションにいて、その選手がそのままボールを受ければ、オフサイドの反則となる可能性があります。
ただし、オフサイドポジションにいること自体が反則ではありません。そこからボールをプレーしたり、相手選手を妨げたりするなど、プレーに関与したときにオフサイドの反則が成立します。
パントキックでも「GKが蹴った瞬間」の位置が重要です。
ゴールキックは直接受けてもオフサイドにならない

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パントキックと混同しやすいのがゴールキックです。
競技規則では、選手が次の3つからボールを直接受けた場合、オフサイドの反則にはなりません。
- ゴールキック
- スローイン
- コーナーキック
つまり、パントキックはオフサイド判定あり、ゴールキックから直接受けた場合はオフサイドなしという違いがあります。
| プレー・再開 | 直接受けた場合のオフサイド |
|---|---|
| パントキック | 通常どおり判定される |
| ゴールキック | ならない |
| スローイン | ならない |
| コーナーキック | ならない |
GKが蹴ったボールという点だけを見るのではなく、インプレー中のパントキックなのか、ゴールキックからの再開なのかを区別することが大切です。
パントキック・ゴールキック・GKのスローの違い
ここまでの内容を、混同しやすい3つのプレーで整理します。
| プレー | 状態 | 相手ゴールへ直接入った場合 | オフサイド |
|---|---|---|---|
| パントキック | インプレー | 得点 | 通常どおり判定 |
| ゴールキック | プレーの再開 | 得点 | 直接受けた場合はなし |
| GKのスロー | インプレー | 直接は得点にならずゴールキック | 通常どおり判定 |
特に間違えやすいのは、パントキックとゴールキックです。
ゴールキックも相手ゴールへ直接入れば得点できますが、オフサイドについては例外が設けられています。一方、パントキックは通常のインプレー中のプレーなので、オフサイドも通常どおり判定されます。
また、GKが手で投げたボールが直接相手ゴールへ入った場合は得点になりません。
パントキックで反則になるケース

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パントキックそのものが反則になるケースは多くありません。
ただし、GKがボールを手や腕でコントロールしている時間や、相手選手がボールをリリースする動作を妨げた場合には競技規則上の反則が関係します。
GKが8秒を超えてボールを保持した場合
現在の競技規則では、GKが自分のペナルティーエリア内で手や腕によるボールのコントロールを8秒を超えて続けた場合、相手チームにコーナーキックが与えられます。
主審は8秒のうち最後の5秒を、手を使って視覚的にカウントダウンします。
以前は「6秒を超えた場合は間接フリーキック」というルールでしたが、2025/26の競技規則改正から「8秒を超えた場合はコーナーキック」という扱いに変更されています。
現在のGK保持時間ルール
- GKが手・腕でボールをコントロールできる時間は8秒まで
- 主審は最後の5秒を視覚的にカウント
- 8秒を超えると相手チームのコーナーキック
そのため、パントキックを行う場合も、キャッチしたあとに長くボールを持ち続けず、周囲を確認して時間内にリリースする必要があります。
GKがボールをリリースするのを妨害された場合
GKが手からボールを離してパントキックなどを行おうとしているとき、相手選手がそのリリースを妨害することは認められていません。
相手選手がGKの手からボールを離す動きを妨げたり、GKがボールを離そうとしているときにボールを蹴ったり、蹴ろうとした場合は、間接フリーキックの対象になります。
接触を伴う別の反則があった場合は、その反則の内容に応じて判定されます。
そのため攻撃側の選手は、GKがボールを保持している状態で無理にボールを奪おうとするのではなく、リリースされたあとのボールへ対応することが基本です。
パントキックの直接ゴールでよくある疑問
ゴールキックから直接ゴールできる?
できます。ゴールキックがそのまま相手ゴールに入れば得点です。ただし、自分のゴールに直接入った場合はオウンゴールにはならず、相手チームのコーナーキックになります。
ドロップキックから直接ゴールしても得点になる?
反則がなく、インプレー中のドロップキックが直接相手ゴールに入れば得点になります。パントキックとの主な違いは、手から離したボールを地面に落ちる前に蹴るか、バウンドした直後に蹴るかです。
8人制のキックオフから直接ゴールできる?
JFAの8人制サッカー競技規則では、キックオフしたボールが直接相手ゴールに入った場合は得点にならず、相手チームのゴールキックになります。通常の11人制サッカーとは扱いが異なるため注意が必要です。
スローインから直接ゴールできる?
できません。スローインのボールが誰にも触れずに直接相手ゴールへ入った場合はゴールキック、直接自分のゴールへ入った場合は相手チームのコーナーキックで再開します。
まとめ
パントキックの直接ゴールについて、重要なポイントを整理します。
- パントキックが直接相手ゴールに入れば、反則がない限り原則として得点
- JFAの8人制サッカーでも、パントキックからの直接得点を禁止する独自規定はない
- パントキックは通常どおりオフサイドの対象になる
- ゴールキックから直接受けた場合はオフサイドにならない
- GKが手で投げたボールが直接相手ゴールに入っても得点にはならない
- GKが手・腕で8秒を超えてボールをコントロールすると、相手チームのコーナーキックになる
特に混同しやすいのは、パントキックとゴールキックです。どちらもGKが大きく前方へ蹴る場面がありますが、パントキックはインプレー中のプレー、ゴールキックはアウトオブプレーからの再開です。
この違いを理解しておけば、直接ゴールだけでなく、オフサイドの判定も整理しやすくなります。
また、少年年代の8人制ではキックオフからの直接ゴールなど11人制と異なるルールもあります。実際の大会では、その年度の競技規則と大会要項をあわせて確認してください。
出典:日本サッカー協会「サッカー競技規則2026/27」「8人制サッカー競技規則」、国際サッカー評議会(IFAB)Laws of the Game 2026/27


