ボランチになる子の能力と特徴7選!伸ばし方と上達のコツ完全ガイド

ボランチになる子の 能力と特徴とは?! 伸ばし方と 上達のコツ
ボランチになる子の能力と特徴7選!伸ばし方と上達のコツ完全ガイド

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こんにちは。サッカー小僧の作り方、運営者のSOOOOO(そー)です。

ボランチになる子って、どんな特徴があるのか気になっていませんか?

そもそもボランチの役割って何をするの?司令塔って言われるけど、実際はどんな動きが求められるの?──こういう疑問、ありますよね。

さらに、ボランチに向いてる性格や必要な能力も知りたいし、小学生ボランチの育て方や中学生ボランチの動き方も気になるところだと思います。

また、上手いボランチの特徴や、ボランチは頭がいいのが武器っていう噂が本当なのか、ポジショニングの考え方、ボランチ動きすぎの悩みまで、まとめてスッキリさせたいですよね。

この記事では、あなたのお子さんがボランチに向いているかの見立て方と、伸ばし方のコツを現場目線でわかりやすくまとめます。読んだあとに「次の練習でこれを意識しよう」が一つでも増えるように、具体的に整理していきます。

この記事でわかること
  1. ボランチになる子の特徴と適性の見分け方
  2. ボランチに必要な能力を優先順位で整理した考え方
  3. 小学生ボランチの育て方と中学生ボランチの動き方の違い
  4. ボランチ動きすぎの原因と改善するための具体的な対策
    目次

    ボランチになる子の特徴と適性とは

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    ボランチは「上手い子がやる」だけじゃなく、チームの中で役割を理解して動ける子が伸びやすいポジションです。ここでは、性格・プレー傾向・見え方の3つを軸に、ボランチ向きのサインを整理します。

    ボランチの役割と司令塔像

    ボランチの役割と司令塔像

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    ボランチとはどんなポジション?

    ボランチは、中盤の中央でプレーするポジションで、守備と攻撃の両方に関わる「つなぎ役」です。ディフェンスラインの前で相手の攻撃を止めたり、ボールを受けて味方に配って攻撃を組み立てたりします。だからこそ、試合の流れを落ち着かせたり、逆にテンポを上げたりと、チーム全体のバランスを整える役割を担います。ここ、地味に見えるけどめちゃくちゃ重要ですよ。

    そして「ボランチになる子」って、派手なドリブルやシュートが目立つタイプだけじゃありません。むしろ、中央で起きることを整理して、チームが困らない選択を積み上げられる子が伸びやすいです。そこでまずは、この記事の軸になる「能力と特徴7選」を先にまとめておきます。ここを押さえれば、後半の各セクションがスッと腹落ちするはずです。

    ボランチになる子の能力と特徴7選

    • ボールを失っても切り替えが速い:奪われた直後に守備へ戻れる
    • もらう前に周りを見られる:首を振って状況を整理してから受けられる
    • トラップとパスが安定している:中央でのロストを減らせる
    • 守備で奪うより遅らせられる:無理に飛び込まず時間を作れる
    • ポジショニングで味方の出口になれる:三角形を作ってパスコースを増やせる
    • チームのために走れる献身性がある:攻守の切り替えで走り続けられる
    • ミスを引きずらず決断できる:怖がらずに次のプレーを選べる

    司令塔像はこう考える

    司令塔って聞くと「声で指示を出してチームを動かす人」みたいなイメージがあるかもですが、私はもう少し違う捉え方をしています。ボランチの司令塔像は、味方が気持ちよくプレーできる状況を作る人です。たとえば、味方が困らない距離に立ってパスの逃げ道を作る、相手のカウンターの芽を先に消しておく、受ける前に周りを見て次の選択肢を用意しておく。こういう「準備」と「判断」の積み重ねが、結果としてチームの流れを整えて、司令塔っぽく見えてきます。

    そしてもう一つ大事なのは、ボランチの価値は「奪う」だけじゃないこと。相手の前進を止めて遅らせたり、危ないコースを消してパスを出させなかったりするだけでも、チームはめちゃくちゃ助かります。派手さはなくても、こういう仕事ができる子ほど、周りからの信頼が厚くなって、ボランチとして伸びていきますよ。

    大事な前提

    ボランチの役割や試合の運用は、フォーメーションやチームの約束事で変わります。なお、競技規則(ルール)については一次情報を公式資料で確認するのが確実です(出典:IFAB『Laws of the Game』)。最終的な判断は指導者や専門家にご相談ください。

    ボランチに向いてる性格

    さっきの「能力と特徴7選」で言うと、特に性格面に近いのはチームのために走れる献身性ミスを引きずらず決断できるです。ここが強い子は、中央のプレッシャーが強い場面でも折れにくい。逆にここが弱いと、技術があってもボランチがしんどく感じやすいんですよね。

    ボランチに向いてる性格は、よく「冷静」と言われます。これはその通りで、中央はプレッシャーも情報量も多いので、焦ると一気に詰みます。ただ、冷静って生まれつきだけじゃなくて、準備の仕方で作れます。ここ、親としても気になりますよね。「性格って変えられないんじゃ…」って思いがちなんですが、性格そのものを変えるというより、焦りにくい行動パターンを身につけるって考えると現実的です。

    向いてる性格は「優しい子」より「切り替えできる子」

    私が現場で「ボランチ向きだな」と感じるのは、いわゆる優等生タイプだけじゃないです。むしろ、勝ち気で負けず嫌いでも、切り替えが速ければボランチは向きます。逆に、優しいけど引きずるタイプは、中央でミスした時に一気に小さくなってしまうことがある。だからポイントは、性格のラベルじゃなくて反応の仕方なんですよ。

    • 失っても切り替えが早く、奪い返しに行ける
    • 味方のミスを責めず、次のプレーに集中できる
    • 言葉が少なくても、必要な声かけができる
    • 目立つより、チームが回ることを喜べる

    冷静さは「視野」とセットで育つ

    冷静な子って、実は「見えてる」ことが多いです。周りが見えていれば、次の選択肢が頭の中に並ぶ。選択肢が並べば、焦りにくい。逆に周りが見えてないと、ボールが来た瞬間に世界が狭くなって「うわ、どうしよう」になりやすい。だから、冷静さを育てたいなら、まずは首を振る回数を増やす、味方の位置を先に確認する、こういう行動から入るのが近道です。

    感情が出やすい子でもボランチはできる

    感情が出やすい子でもボランチはできます。ポイントは、ミスしたときに「取り返す行動」にスイッチできるか。怒りや落ち込みをゼロにするより、切り替える習慣を作るほうが現実的です。例えば、ミスしたら「次の守備で一回奪う」みたいな小さな目標を自分に出す。これだけで、顔つきが変わる子は多いです。

    家庭でできる声かけの例

    「今の場面、次はどうしたい?」みたいに問いかけると、感情よりも思考に戻りやすいです。評価より整理を手伝うイメージですね。

    親がやりがちなNGパターン

    • 試合直後に結論を押し付ける(子どもは処理しきれないことが多い)
    • ミスだけを拾って話す(ボランチは萎縮すると一気に難しくなる)
    • 他の子と比較する(役割が違うので比較がズレやすい)

    このあたりは「言い方ひとつ」で伸び方が変わるので、親の関わり方をもう少し具体的に整理したいなら、少年サッカーで親がやってはいけないこと|NG行動と改善ポイントもあわせて読んでみてください。ボランチに限らず、子どもが萎縮しない声かけの軸が作りやすくなります。

    ボランチに必要な能力一覧

    ボランチに必要な能力一覧

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    「能力と特徴7選」の中で、能力寄りの柱になるのは見る、止めて出す、遅らせる守備、ポジショニングのあたりです。ここは後から伸ばせる割合が大きいので、家庭でも練習でも意識づけしやすいですよ。逆に言うと、ここが整うとボランチが一気に“成立”しやすくなります。

    ボランチに必要な能力は多いですが、全部を一気にやろうとすると崩れます。私は優先順位をつけます。まずはミスを減らす基本、次に状況判断、最後に攻撃の武器です。ここを押さえるだけで、練習メニューの取捨選択がラクになります。あなたも「何をやらせればいいの?」って迷いやすいと思うんですが、優先順位があると迷いが減りますよ。

    最優先は「ロストしない土台」

    ボランチは中央でプレーするので、ロスト(奪われる)が失点に直結しやすいです。特に、前を向いた状態で奪われたり、中央の縦方向で引っかけたりすると一気にカウンターになります。だから最初は、難しい縦パスより、止める位置と出す質を安定させる。具体的には、ファーストタッチで次のプレーができる場所に置けるか、パスが味方の利き足に入るか、強さとタイミングが合っているか。ここが整うと、試合が一気に楽になります。

    次に伸びるのが「もらう前に見る」

    ボランチに必要な能力の中で、伸び幅が出やすいのがこれです。もらう前に見る習慣がつくと、判断が速くなるだけじゃなく、トラップもパスも安定します。なぜなら「次が決まってる」から。次が決まっているトラップと、決まってないトラップは、別競技くらい差が出ます。首を振るのが苦手な子は、回数を決めて練習で縛るのが一番早いです。

    守備は「奪う」「遅らせる」「消す」を分ける

    守備能力って言うと、スライディングで奪うイメージが強いんですが、ボランチはもっと整理すると伸びます。奪える状況なら奪う。奪えないなら遅らせる。危険なコースは消す。この三つを混ぜると迷いが増えるので、場面ごとに使い分ける。特に少年年代は「奪いに行きすぎて置き去り」が多いので、まずは遅らせる守備を覚えるだけでも、チームの失点が減りやすいです。

    ボランチに必要な能力(優先度の目安)

    優先 能力 理由 練習の入口 よくあるつまずき
    トラップとパスの安定 中央でのロストが失点に直結しやすい 止める位置を固定して反復 止めるたびに距離感が変わる
    もらう前に見る習慣 判断の質と速さが一気に上がる 受ける前に首を振る回数を決める ボール注視で周りが消える
    守備の寄せと遅らせ 奪い切れなくても時間を稼げる 相手の前進を止める角度を意識 突っ込みすぎて外される
    ポジショニング 味方の逃げ道を作り続けられる 三角形を作る立ち位置を覚える ボールに寄りすぎる
    低〜中 縦パス・展開・ミドル 武器になるが、土台がないとリスクが増える 成功率が高い形から挑戦 早く魅せようとしてミスが増える

    能力を伸ばすコツは「順番」と「再現性」

    大事なのは、能力を「才能」扱いしないこと。やり方と順番で伸び方が変わります。まずは安定、その次に視野、その次に判断。ここを外さないのが近道です。逆に言えば、土台が不安定な状態で、縦パスや展開だけを増やそうとすると、試合でロストが増えて自信が削れます。ボランチはメンタルの影響も大きいので、成功体験を積みながら積み上げるのが結果的に一番早いです。

    注意

    練習の効果には個人差があります。年齢・体格・チーム方針で最適解は変わるので、「この通りにやれば必ず伸びる」と断定はできません。迷ったら指導者や専門家に相談しつつ進めてください。

    上手いボランチの特徴

    上手いボランチの特徴

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    「能力と特徴7選」を試合の中で自然に出せるようになると、周りからは「上手いボランチ」に見えます。ここでのコツは、技の派手さじゃなくて、味方が楽になるプレーが増えているかどうかです。あなたも試合を見ていて「あの子が真ん中にいると落ち着くな」って感じる瞬間、ありますよね。だいたいそこに上手いボランチがいます。

    上手いボランチの特徴は、プレーが目立つというより、味方が楽になることが多いです。味方から見ると「困ったらあの子に預けられる」。相手から見ると「そこに出したくない」。この両方が揃うと、もう強いです。

    上手い子ほど「受け方」が静か

    具体的には、次の特徴が出やすいです。

    • 受ける前に立ち位置を調整している(受けやすい角度)
    • ファーストタッチで次のプレーを楽にしている
    • 奪いに行くか遅らせるかの判断がブレない
    • 危ない場所に先に立っている(パスコース消し)

    これをもう少し噛み砕くと、上手いボランチほど「派手な動き」より「準備」が上手です。受ける前に半身になる、相手の寄せる角度を見て逃げ道を作る、味方が困る前に近づく。こういう準備って、テレビだと目立たないんですが、ピッチだとめちゃくちゃ効きます。

    パスが上手いだけでは足りない理由

    「パスが上手い=ボランチ向き」と思われがちなんですが、パスだけだと詰まる場面があります。なぜなら中央は相手も一番狙ってくる場所で、パスコースが消える速度が速いからです。だから上手いボランチは、パスの前に「自分が受けられる場所に立つ」「味方が受けられる形にする」をやっています。言い換えると、パスが通る環境を作ってからパスを出すんですよ。

    上手いボランチが試合中にやっていること

    • 相手の死角に立ってパスコースを作る(フリーで受ける工夫)
    • 相手の寄せる角度に合わせてワンタッチの逃げ道を用意する
    • 危ない場所は「ボールが来る前」に埋めておく
    • 攻撃のテンポを上げる時と落ち着かせる時を切り替える

    走らない判断ができる子は伸びる

    そして、上手いボランチほど「走る」だけじゃなく、走らない判断も上手です。全部追うと動きすぎになります。優先順位があるから、走る場所が絞れて、結果として効いて見えるんですよ。頑張り屋の子ほど「全部行く」になりがちなので、上手い子の特徴として「行かない勇気」もセットで覚えておくと、見方が変わります。

    ボランチは頭いいというのが強力な武器

    ボランチは頭いいというのが強力な武器

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    「能力と特徴7選」の中でも、ボランチらしさが一気に出るのがもらう前に周りを見られるです。これができると、プレーが落ち着いて、周りからは「頭いいね」って見えやすい。ここ、めちゃくちゃ伸ばしやすいポイントなので、家庭でも意識しやすいですよ。

    ボランチは頭いいが武器、これはわりと本当です。ただし、ここで言う「頭いい」は勉強の点数じゃなくて、状況を整理して、次の一手を選べるという意味です。あなたが「頭いいって、才能じゃないの?」って思う気持ちもわかります。でもね、サッカーの頭は、後天的に伸びる部分が大きいです。特に少年年代は、見方と習慣で化けます。

    サッカーの頭は「情報の量」じゃなく「処理の順番」

    ボランチが見ている情報は多いです。味方の位置、相手の距離、空いているスペース、次の守備リスク。全部見ようとするとパンクします。頭がいいボランチは、実は「見る順番」が決まっています。まず危ない場所を見る、次に味方の逃げ道を見る、最後に前進の選択肢を見る。優先順位があるから、判断が速い。これは練習で作れます。

    見る力を育てるのは、試合の観方を変えるのが近道

    頭の良さは、才能というより「習慣」で作れます。私がよく勧めるのは、試合や動画を見るときの見方を変えることです。技のうまさを見るんじゃなく、ボールが来る前の動きを見る。ここが変わると、プレーの質も変わります。

    見る力を育てる3つの質問

    • ボールが出る前に、ボランチはどこへ動いた?
    • いま危ないのはどこ?そこに誰が立つべき?
    • 奪ったあと、速攻か落ち着かせるか、どっちが得?

    「正解探し」より「損しない選択」を増やす

    ボランチは「正解を当てる」より、「チームにとって得な選択を増やす」感覚が大事です。例えば、縦パスが刺さるか微妙なら、一回落としてやり直すのも得です。無理に刺してカウンターを食らうより、陣形を整えてもう一回攻めたほうが勝率が上がる場面は多いです。ここを理解できると、ボランチのプレーが急に大人っぽくなります。

    家庭でできるミニ習慣

    試合後に「今日いちばん得だったプレー、どれ?」って聞いてみてください。ゴールやドリブルじゃなくても、落ち着かせた一本のパスを選べるようになると、判断力が育ってるサインです。

    ボランチになる子を伸ばす練習方法とは

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    ここからは実践編です。練習は「何をやるか」より「何を意識するか」で効果が変わります。小学生と中学生では伸びるポイントも違うので、年代別の考え方と、よくある悩み(動きすぎ)まで整理します。

    小学生ボランチの育て方

    小学生ボランチの育て方

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    ここは「能力と特徴7選」を、日常の練習でどう育てるかのパートです。小学生年代なら特に、もらう前に見る、トラップとパスの安定、ポジショニングで出口になるを育てるだけで、ボランチらしさがかなり出てきます。

    小学生ボランチの育て方で最優先は、安全にボールを動かす土台です。小学生年代は体格差も大きいし、戦術理解もこれから。だからこそ「難しいこと」をやらせるより、成功体験の回数を増やした方が伸びます。ここ、親としても「勝たせたい」「上手くさせたい」の気持ちが強いほど、難しいことを先にやらせたくなるんですよね。でもボランチは特に、土台がある子が伸びます。

    最初に固めるのは「止める・運ぶ・出す」

    トラップで足元に止める、半身で受けて運べる方向を作る、近い味方に確実に出す。これが安定すると、ボランチらしい判断も出やすくなります。ポイントは、止める場所を毎回同じにすること。止める場所が毎回バラバラだと、次のパスが遅れて、相手に詰められて、焦ってミス、の流れになりやすいです。最初は「利き足の前に置く」みたいにシンプルに決めていいです。

    次に「首を振る回数」を数える

    小学生は「見る」が曖昧になりやすいので、回数で管理します。受ける前に2回見る、受けた直後に1回見る。これだけでプレーが変わります。首を振ると、周りが見える。周りが見えると、トラップが落ち着く。落ち着くとパスが通る。パスが通ると自信がつく。この好循環を作るのが、育て方として一番強いです。

    家庭でやるなら「シンプルな状況づくり」が正解

    家でできることって限られますよね。だから私は、家では難しい戦術より、簡単な制約をつけた練習を勧めます。例えば、親がパスを出したらできるだけ早く(目安は1〜2秒)返す、利き足だけで返す、慣れてきたら逆足でも返す、受ける前に「右」「左」って声を出して方向を変える。こういう小さな制約が、プレッシャーに近い状況を作ってくれます。大事なのは量じゃなくて、試合につながる形で反復することです。

    小学生ボランチを伸ばす練習の型

    • 止める場所を固定してトラップの再現性を作る
    • 受ける前に見る回数を決めて習慣化する
    • 近い味方に確実に出すパス精度を優先する
    • ミニゲームで「立ち位置」を体で覚える

    注意

    小学生年代は、チームの方針やシステムでボランチの役割が大きく変わります。家庭内で「こう動くべき」を決め切るより、コーチの狙いを確認しながら同じ方向を向くのが安全です。

    中学生ボランチの動き方

    中学生ボランチの動き方

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    中学生になると「能力と特徴7選」のうち、遅らせる守備とミスを引きずらず決断が特に効いてきます。プレスが速い分、全部を正面突破しようとすると失いやすい。だからこそ、受け方と判断の優先順位が大事になります。

    中学生ボランチの動き方は、技術だけでなく「相手の狙い」を読む段階に入ってきます。プレスが速くなるし、切り替えも鋭い。だから、受け方と立ち位置がより重要になります。小学生の頃に通っていたパスが、中学では簡単に潰される。ここで「通用しない…」って落ち込む子もいるんですが、通用しないのは技術だけの問題じゃなく、受け方の準備が足りてないことが多いです。

    受け方は「半身」と「逃げ道」

    真後ろを向いて受けると潰されやすいです。半身で受けて、前か横に逃げられる角度を作る。これができると、相手のプレスが来ても落ち着きます。さらに言うと、半身は形じゃなくて目的です。目的は「次のプレーを速くする」。だから半身が苦手なら、最初は「出したい方向に胸を向けすぎない」くらいの意識でもOKです。

    守備は「奪う」より「止める」を覚える

    中学生は奪いに行きたくなりますが、奪い切れないと背中を使われます。まずは相手の前進を止める、遅らせる。ボランチはここが効くと、チームが助かります。例えば、相手の縦パスコースを消しながら寄せて、相手に外へ出させる。これができるだけで、相手の攻撃は単調になります。奪えなくても勝てる守備、これを覚えるとボランチの価値が上がります。

    中学年代は「受ける位置」が勝負を決める

    中学生になると、ボールを受ける位置が少し違うだけで、プレーの難易度が変わります。相手のボランチの背中で受けるのか、横で受けるのか。サイドの味方に近いところで受けるのか。私はここを「安全地帯を探す」って言い方で伝えることがあります。安全地帯は毎回変わるので、固定の立ち位置を覚えるというより、相手の位置に応じて立ち位置を動かす感覚が必要になります。

    中学生ボランチの動き方で意識したい順番

    • 受ける前に周囲を見て、逃げ道を先に作る
    • 半身で受けて、ワンタッチで前進か回避を選べる状態にする
    • 守備は縦を消して外へ誘導し、奪うより止めるを優先する
    • 相手の狙い(縦パス・カウンター)を先読みして立つ

    守備の距離感やライン管理は、ボランチと最終ラインの関係で決まります。守備の考え方を整理したいなら、ディフェンスを任せられる子の共通点もあわせて見ると、ボランチの守備が整理しやすいです。

    大事な前提

    中学年代はフィジカル差も広がりやすく、プレーの選択肢も人によって変わります。無理に万能型を目指さず、チームでの役割に合わせて得意を伸ばす視点も大切です。最終的な判断は指導者や専門家にご相談ください。

    ボランチのポジショニング:基礎を極める

    ボランチのポジショニング:基礎を極める

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    「能力と特徴7選」の中で、試合の見え方を一気に変えるのがポジショニングで味方の出口になれるです。ここが整うと、ボールを触る回数も、ミスの減り方も変わってきます。逆にここが崩れると、上手い子でも消えやすい。だから基礎としてしっかり押さえたいです。

    ボランチのポジショニングは、上手くなるほど「ボールに近づく」より、「次のパスコースを作る」動きになります。私はポジショニングを、難しい言葉より三角形で教えます。なぜ三角形かというと、どんなレベルでも再現しやすいからです。戦術の名前を覚えなくても、三角形を作るだけでパスコースが増えます。これ、すごく現実的なんですよ。

    三角形の原則

    ボール保持者に対して、斜め後ろと斜め前に味方がいると、パスコースが増えます。ボランチはその三角形を作り続ける役です。だから、直線に並ぶと詰みやすい。これは覚えておくと実戦で効きます。特に少年年代は、ボールに寄りすぎて味方同士が縦一列になりやすいので、「直線になってない?」って声かけするだけでも改善しやすいです。

    消すべき場所は「中央の手前」

    守備では、中央の危険エリアに縦パスを通されるのが一番痛いです。ボランチはここを消す仕事が強い。奪えなくても、パスコースを消して「出させない」だけで勝てる場面は多いです。ここでのコツは、ボールを見ながら相手も見ること。ボールだけ見てると、相手の立ち位置が見えなくなる。相手だけ見てると、ボールが動いた瞬間に遅れる。難しいんですが、だからこそ「基本」として価値があります。

    味方との距離で「楽さ」が決まる

    ポジショニングは一人で完結しません。味方との距離が近すぎると相手にまとめて潰されるし、遠すぎるとパスが届かない。だから私は、ボランチの距離感を「近すぎず、遠すぎず」じゃなく、味方が困った時に一歩で助けられる距離って伝えます。これができると、味方が詰まった時に「逃げ道」が作れます。

    ボランチの立ち位置チェック表(目安)

    状況 立ち位置の狙い よくある失敗 一言アドバイス
    自陣でビルドアップ 相手の影から外れて受ける CBの真横に立って消える 相手ボランチの背中側へ
    中盤で相手が前向き 縦パスのコースを消す 奪いに行って一枚外される まずは遅らせて時間を作る
    攻撃で相手が引いてる セカンド回収の位置を取る 前に行きすぎてカウンター対応が遅れる 後ろの保険を残しつつ前進
    サイドで味方が詰まった 斜め後ろの出口になる 同じラインに並んで詰む 三角形を作る位置へ

    豆知識

    ボランチのポジショニングは、シャドーやトップ下との距離で難易度が変わります。中盤の関係性が気になるなら、シャドーの特徴と戦術の整理もヒントになります。

    ボランチ動きすぎを防ぐ

    「能力と特徴7選」の中でも、動きすぎ問題に直結するのは守備で遅らせられるとポジショニングで出口になれるです。これが育つと、無駄なスプリントが減って「効く走り」になっていきます。頑張り屋ほどここで損しやすいので、最初に整理しておくのが正解です。

    ボランチ動きすぎ、これは本当に多い悩みです。頑張り屋ほど「全部やらなきゃ」となって、結果として間に合わない。ここを直すには、走る量を減らすというより、走る優先順位を作るのが近道です。あなたも試合を見ていて「うちの子、めっちゃ走ってるのに効いてない気がする…」って思うこと、ありません?ここが整理されると、走る量が同じでも効き方が変わります。

    ちなみに「走れている=良い」かどうかは、意外と単純じゃないです。走行距離の話は数字だけが一人歩きしやすいので、目安と見方を先に押さえておくと、動きすぎの判断もブレにくくなります。

    走行距離の目安やポジション別の違いは、サッカー選手の走行距離とは?1試合で走る平均とポジション別の違いで整理しているので、気になるなら先に軽く見ておくとスッと腹落ちすると思います。

    追う前に「守る場所」を決める

    ボランチが最初に守るのは、中央の危険エリアです。そこを捨ててサイドのボールに釣られると、中央が空きます。まずは「自分が消すべき場所」を決めて、そこから出るなら理由を持つ。これだけで動きすぎが減ります。ボールの近くに行くのが悪いわけじゃないんですが、中央が空くなら代償が大きい。ここはチーム戦術にもよるので、コーチの狙いも確認しつつ、優先順位を作っていくのがいいです。

    奪いに行く条件を決める

    いつでも奪いに行くのではなく、条件を作ります。たとえば「相手が前を向きそうなら寄せる」「相手が背中向きなら強く行く」「味方が挟めるなら奪いに行く」。こういうルールを作ると、判断が迷わなくなります。迷いが減ると、スプリントの回数が減って、結果的に終盤も効く。これが動きすぎ対策として一番効きます。

    「全部カバーする」から「穴を作らない」に発想を変える

    動きすぎの子は、真面目で責任感が強いことが多いです。だから「行かなきゃ」で動く。ここで発想を変えるのが大事で、全部をカバーしに行くより、穴を作らない場所に居続けるほうが価値が高い場面が多いです。特にボランチは、背中のスペースを使われると一気に苦しくなるので、穴を作らない意識が大事です。

    動きすぎを減らすための合言葉

    • まず中央を守る
    • 奪うか遅らせるかを先に決める
    • 一回行ったら、必ず戻る場所を意識する
    • 走った距離より、守った場所で評価する

    注意

    動きすぎを直すときに、いきなり「走るな」は逆効果になりやすいです。本人は頑張っているので、まずは守る優先順位を共有して、走る方向を整えるのが安全です。

    ボランチになる子の条件とは:総まとめ

    ここまでの話は全部、「ボランチになる子の能力と特徴7選」をどう見立てて、どう育てるかに集約されます。先に7選を出しておいたのは、この記事の内容がバラけないようにするためです。あなたも「結局なにを見ればいいの?」が迷いにくくなるはずです。

    ボランチになる子は、派手な才能よりも、視野・判断・責任感みたいな「チームを回す力」で伸びやすいです。ボールに関わる回数が多いからこそ、土台の技術(止める・出す)と、もらう前に見る習慣が効きます。ここまで読んで「うちの子、当てはまるかも」「今からでも伸ばせそうかも」って思えたなら、すでに一歩前進です。

    まずは「一番効く一つ」だけ持ち帰るのが正解

    情報が多いと、全部やりたくなりますよね。でも現場では、一気に変えると崩れやすいです。だから私は、まずは一つだけ。例えば「受ける前に首を振る回数を増やす」だけでもいい。これだけでプレーが落ち着いて、ボランチの難しさが一段下がります。次にトラップの置き場所、次に守備の遅らせ。順番を守れば、確実に積み上がります。

    年代別のまとめ:小学生と中学生で狙いが変わる

    小学生なら成功体験を増やしながら安定を作る。中学生なら受け方・立ち位置・守備の優先順位で差がつく。ボランチ動きすぎの悩みは、走る量を削るより、守る場所と奪う条件を決めると改善しやすいです。ここが整理されると、試合の中で「効く時間」が伸びます。

    最後に、あなたへの提案

    • 次の試合で「受ける前に首を振る回数」を数える
    • 動きすぎがあるなら「守る場所は中央」を合言葉にする
    • 迷ったらコーチに「ボランチの約束事」を確認する

    大切なお知らせ

    ポジションの役割や約束事は、チーム方針や指導者の狙いで変わります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は、指導者や専門家にご相談ください。

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