膝スラとは?サッカーでのやり方・痛い理由・人工芝での注意点を解説

サッカーの膝スラを 徹底解説 やり方を完全攻略
膝スラとは?サッカーでのやり方・痛い理由・人工芝での注意点を解説

サッカー小僧の作り方 イメージ

【この記事にはアフィリエイト広告が含まれます】

こんにちは。サッカー小僧の作り方、運営者のSOOOOO(そー)です。

膝スラとは、サッカーでゴールを決めたあとなどに、両膝をついてピッチの上を滑るゴールパフォーマンスです。「膝スライディング」や「ニースライド」と呼ばれることもあります。

プロ選手が長く滑っている姿を見ると簡単そうに見えますが、実際の滑り方は助走やフォームだけでなく、天然芝・人工芝の違い、芝の湿り具合、地面の硬さなどにも左右されます。滑らないピッチで無理に膝を入れると、前につんのめったり、膝や皮膚に負担がかかったりすることもあります。

この記事では、膝スラとは何かという基本から、痛くなる理由、人工芝での注意点、膝スラのやり方とコツ、失敗しやすい原因まで順番に解説します。

この記事でわかること
  1. 膝スラとは何か・ニースライドとの違い
  2. 膝スラが痛くなる理由と怪我への注意点
  3. 天然芝と人工芝での滑り方の違い
  4. 膝スラの助走・フォーム・つま先のポイント
  5. 膝スラが失敗する原因とよくある疑問
目次

膝スラとは?サッカーのゴールパフォーマンスを解説

膝スラとは?サッカーのゴールパフォーマンスを解説

サッカー小僧の作り方 イメージ

まずは、膝スラがどのようなパフォーマンスなのか、ニースライドとの違いや由来も含めて整理します。

膝スラはゴール後に膝で滑るセレブレーション

膝スラとは?膝からスライディングするパフォーマンス

サッカー小僧の作り方 イメージ

膝スラは、走ってきた勢いを利用し、両膝をピッチにつけて前方へ滑るセレブレーションです。サッカーでは特にゴール後の喜びを表現する動きとして知られています。

走ったままガッツポーズをする場合と比べても動きが大きく、観客やチームメイトにも喜びが伝わりやすいため、プロの試合でもよく見られます。

ゴールパフォーマンスで人気

サッカー小僧の作り方 イメージ

動き自体はシンプルですが、膝で強く地面へ着地する動作とは少し違います。前への勢いを残した状態から、膝を使った滑りへ移行するイメージの方が近いです。

膝をついた瞬間に体が止まると、前につんのめりやすくなります。反対に、走る動きから滑る動きへスムーズにつながると、短い距離でも膝スラらしい形になります。

膝スラは「膝で着地してから滑る」というより、走っている勢いを保ったまま「膝を使った滑りへ移る」と考えるとイメージしやすくなります。

ニースライドと膝スラの違い

ニースライドの意味とは?

サッカー小僧の作り方 イメージ

ニースライド(knee slide)は、基本的には日本でいう「膝スラ」と同じ動きを指します。

日本では「膝スラ」「膝スライディング」などの呼び方が使われますが、海外のサッカー動画やSNSでは「knee slide」と表現されることがあります。

そのため、英語で膝スラの実演動画を探す場合は、「football knee slide」や「knee slide celebration」などで探すと見つけやすくなります。

呼び方が違っても、走ってきた勢いを膝での滑りにつなげるという基本的な動きは共通しています。

膝スラの由来・最初にやった選手は?

膝スラの由来と歴史をサクッと整理

サッカー小僧の作り方 イメージ

膝スラの起源については諸説あり、現在のような両膝で滑る形を「世界で最初に行った選手」を一人に特定できる確かな記録は見当たりません。

一方で、後世まで印象に残っている有名な膝スラはいくつもあります。たとえばティエリ・アンリが2002年のトッテナム戦で見せたセレブレーションは、後にアーセナルの本拠地に設置されたアンリの銅像のモチーフにもなっています。(出典:Arsenal公式)

現在では特定の選手だけのパフォーマンスではなく、サッカー界で広く知られたゴールセレブレーションの一つになっています。

膝スラは痛い?怪我や人工芝での注意点

膝スラは、条件によっては膝や皮膚に痛みが出ることがあります。プロ選手が長く滑っているからといって、どのピッチでも同じようにできるわけではありません。

膝スラが痛くなるのはなぜ?

膝スラで痛みが出やすいのは、膝が地面に触れたときの衝撃や、芝・人工芝との摩擦が関係します。

前への勢いが十分に滑りへ変わらず、膝を真下へ強く落とすような形になると、膝に衝撃が集中しやすくなります。また、滑っている間は膝周辺のウェアや皮膚とピッチが擦れるため、摩擦が強い環境では擦り傷につながることもあります。

特に「滑るつもりで膝を入れたのに、その場で急停止した」という形は避けたいところです。前につんのめるだけでなく、膝や手を地面につきやすくなります。

膝スラはピッチ状態によって滑り方が変わります。

硬い、乾いている、摩擦が強いと感じる場合は、無理に行わないことも大切です。

天然芝と人工芝では滑り方が違う

天然芝と人工芝では膝スラの滑り方が違う

サッカー小僧の作り方 イメージ

天然芝と人工芝では、膝スラをしたときの滑り方や摩擦の感じ方が異なります。

天然芝は、芝の長さや地面の硬さだけでなく、雨や散水による水分量でも滑り方が変わります。適度に湿った天然芝では比較的滑りやすくなる一方、乾いて硬くなっていると途中で止まりやすいことがあります。

湿った天然芝では膝スラが滑りやすくなることがある

サッカー小僧の作り方 イメージ

人工芝もすべて同じではありません。芝の種類、充填材、使用年数、乾湿状態などによって、摩擦や硬さの感じ方は変わります。乾いた人工芝では滑りにくかったり、ウェアや皮膚が擦れやすく感じたりする場合があります。

そのため、「人工芝だから危ない」「天然芝なら問題ない」と単純には分けられません。その日のピッチが滑りやすい状態なのか、硬くて止まりやすい状態なのかを見ることが大切です。

環境 起きやすいこと 考え方
湿った天然芝 比較的滑りやすくなることがある 勢い任せにせず、フォームを崩さない
乾いた天然芝 途中で止まりやすいことがある 滑りにくければ無理に行わない
人工芝 種類や状態によって摩擦を強く感じることがある 硬さや滑り方を見て判断する

人工芝の品質や試験方法についてはFIFAも基準を公開しています。人工芝そのものの性能評価について詳しく知りたい場合は、FIFA「New edition of FIFA Test Manual for Football Turf released」も参考になります。

擦り傷や膝への負担を避けるために無理をしない

膝スラはゴールパフォーマンスであり、試合で必要なプレーではありません。

ピッチが硬い、人工芝の摩擦が強い、膝に違和感があるなど、少しでも「今日は滑りにくそうだ」と感じる場合は、無理に行わない選択ができます。

子どもがプロ選手の真似をする場合も、長く滑ることを目標にする必要はありません。ゴール後は仲間と抱き合う、ガッツポーズをするなど、膝スラ以外にも喜びを表す方法があります。

練習で試す場合でも、肌の露出が多い服装ほど擦れやすくなるため、人工芝などで摩擦が気になる場合は長いパンツやタイツなどで膝周辺を覆う方法もあります。

SOOOOO(そー)のワンポイントアドバイス

競技経験からも、天然芝は同じグラウンドでも天候や散水、季節によって滑り方の感覚が変わります。ゴール後は気持ちが高ぶっているので、普段ならやらない状態でも勢いで膝を入れてしまいがちです。特に人工芝や乾いたピッチでは、迷ったらパフォーマンスより次のプレーを優先してください。

膝スラのやり方とコツ

膝スラのやり方とコツ

サッカー小僧の作り方 イメージ

ここからは膝スラのやり方を、助走、フォーム、つま先の順番で整理します。

大切なのは、膝を地面へ強く打ちつけるのではなく、走っている勢いを滑りにつなげることです。

膝スラのやり方は助走がポイント

膝スラのやり方は助走がポイント

サッカー小僧の作り方 イメージ

膝スラでは、止まった状態から膝をつくのではなく、走って前へ進んでいる勢いを使います。

助走の目的は長い距離を走ることではなく、身体が前へ運ばれている状態を作ることです。助走の途中で急にブレーキをかけてから膝を入れると、滑らずその場で止まりやすくなります。

助走で意識したい3つのポイント

助走で整える3点

  • 進行方向:できるだけ真っすぐ走る
  • 上半身:前へ突っ込みすぎない
  • 視線:足元だけを見続けず前方を見る

膝を入れる直前に大きく減速すると、膝をついたところで動きが止まりやすくなります。反対に、走っている勢いが残った状態なら、その力を滑る方向へつなげやすくなります。

最初から長い助走や長距離のスライドを狙う必要はありません。ピッチ状態を確認しながら、動きのつながりを意識することが大切です。

助走の目安は歩数ではなく、膝を入れる直前まで身体が前へ運ばれているかどうかです。

膝を入れるときのフォーム

膝を入れるときのフォーム

サッカー小僧の作り方 イメージ

膝を入れるときは、体重を真下へ落としすぎないことがポイントです。

膝で地面に「着地する」というより、前へ進んでいる身体を膝での滑りへ移すイメージを持つと、動きがつながりやすくなります。

膝をついた瞬間に腰や上半身が前へ突っ込むと、膝が止まったときに身体だけが前へ進み、つんのめりやすくなります。上半身は少し起こし、胸を開くようにすると姿勢を保ちやすくなります。

腕は最初から大きなポーズを作ろうとせず、バランスを取るために自然に使えば十分です。顔が下を向いて背中が丸まると、前へ倒れやすくなるため、視線も前方へ向けます。

よくある失敗は、両膝をついた瞬間に「正座に近い形」で身体が止まってしまうことです。前への勢いを急に消さないことが重要です。

フォームを確認するときのポイント

練習で動きを確認する場合は、スマートフォンなどで横から撮影すると、自分では気づきにくい姿勢も確認できます。

チェック 確認したい状態 崩れているサイン
膝を入れる瞬間 身体が前へ運ばれている 膝をついた瞬間に止まる
上半身 胸が開いている 背中が丸まる
視線 前を向いている 足元だけを見ている
止まり方 徐々に減速する 急停止して前につんのめる

つま先とスパイクが引っかからないよう注意する

つま先とスパイクが引っかからないよう注意する

サッカー小僧の作り方 イメージ

膝スラで急停止する原因の一つが、つま先やスパイクのスタッドがピッチに引っかかることです。

膝を入れたときにつま先が強く下を向いていると、芝や人工芝に足先が接触しやすくなります。その状態で足が止まると、上半身だけが前へ進み、手をついたり前へ倒れたりすることがあります。

そのため、膝を入れるときはつま先を地面へ突き刺す形にせず、足先が強く引っかからない位置を意識します。

スパイクのスタッドも、ピッチによって引っかかり方が変わります。特に人工芝では、普段使用しているグラウンドに合ったソールを選ぶことも大切です。

スパイクとグラウンドの組み合わせについては、サッカースパイクのグラウンド別の選び方で詳しく解説しています。

膝スラで意識したい流れ

  • 前への勢いを作る
  • 膝を真下へ強く落とさない
  • 上半身を起こして視線を前へ向ける
  • つま先やスタッドを地面へ引っかけない

膝スラが失敗する原因

膝スラが失敗する原因

サッカー小僧の作り方 イメージ

膝スラがうまく滑らないときは、単純に「やり方が下手」というより、助走、身体の入り方、つま先、ピッチ状態など複数の条件が関係していることがあります。

滑らずに前へつんのめる

よくある失敗が、膝をついた瞬間に滑らず、上半身だけが前へ進んでしまう形です。

原因として考えられるのは、膝を入れる前に減速していたり、身体を真下へ落としすぎたりすることです。

助走の距離そのものを長くするのではなく、膝を入れる直前まで前への動きが残っているかを確認します。

膝やつま先が地面に引っかかる

膝を強く地面へ落としたり、つま先が下を向いた状態でピッチに接触したりすると、滑る前に動きが止まりやすくなります。

特につま先やスタッドが引っかかると急停止しやすいため、足先の位置は重要です。

膝そのものも、地面へ突き刺すような入り方ではなく、走っている勢いの延長でピッチへ触れるイメージにします。

ピッチが硬い・乾いていて滑らない

フォームが大きく崩れていなくても、ピッチ状態によっては膝スラがほとんど滑らないことがあります。

乾いた天然芝、硬く締まった地面、摩擦を強く感じる人工芝などでは、普段より短い距離で止まることがあります。

この場合は、助走を強くしたり無理に長く滑ろうとしたりするのではなく、膝スラを行わないことも選択肢です。

失敗→修正の早見表

失敗の見え方 起きやすい原因 まず確認したいこと
膝が止まって前につんのめる 膝を入れる前に減速している 前への勢いが残っているか
急停止して身体が投げ出される つま先やスタッドが引っかかる 足先が地面へ向きすぎていないか
膝をついた瞬間に強い衝撃が出る 体重を真下へ落としすぎている 走りから滑りへつながっているか
ほとんど滑らずその場で止まる ピッチが硬い・乾いている そもそも滑りやすい状態か

失敗した原因がピッチ側にある場合は、フォームを変えれば必ず滑れるわけではありません。「今日は滑らない」と感じる日は、別のゴールパフォーマンスを選ぶ方が自然です。

膝スラでよくある疑問

最後に、膝スラについてよくある疑問をまとめます。プロ選手が長く滑れる理由や人工芝で行う場合の注意点、痛みが出たときの考え方などを順番に確認していきましょう。

Q1. 膝スラはなぜプロだと長く滑れる?

A. プロ選手が長く膝スラできる理由は、選手のフォームだけではありません。

大きなスタジアムでは天然芝が細かく管理され、試合前などに散水されることもあります。芝の表面に適度な水分があると、乾いた硬いピッチと比べて滑りやすくなる場合があります。

そこにゴール後の走る勢いと、膝を入れるタイミングが合うことで、テレビで見るような長い膝スラになることがあります。

つまり、プロ選手だからどこでも長く滑れるわけではなく、選手の動きとピッチコンディションの両方が関係しています。

Q2. 人工芝で膝スラをしても大丈夫?

A. 人工芝でも膝スラ自体はできますが、天然芝と同じ感覚で滑れるとは限りません。

人工芝は種類や管理状態によって硬さや摩擦が異なります。特に乾いた人工芝では滑りにくかったり、膝周辺に擦れを感じたりする場合があります。

初めて使う人工芝や、明らかに摩擦が強いと感じるピッチでは、無理に膝スラをしない方がよいでしょう。

Q3. 膝スラが痛かったらどうする?

A. 膝スラをして痛みが出た場合は、続けて何度も繰り返さないことが大切です。

膝スラは試合に必要な技術ではないため、パフォーマンスより通常のプレーを優先してください。擦り傷や痛みがある状態で繰り返すと、さらに刺激が加わります。

強い痛みや腫れなどが続く場合は、そのまま無理をせず、必要に応じて医療機関などで確認してください。

Q4. 膝スラはゴール後以外でもやる?

A. 膝スラは基本的に、サッカーのゴール後に行われるセレブレーションとして知られています。

練習や撮影などで動きを試すことはありますが、試合中に必要なプレーではありません。

特に少年サッカーでは、膝スラそのものを上達させることよりも、シュートやパス、判断、守備などサッカーのプレーを優先する方が大切です。ゴールを決めたあとの喜び方の一つとして楽しむ程度に考えておけば十分です。

膝スラについてまとめ

膝スラとは、サッカーでゴールを決めたあとなどに両膝でピッチを滑るゴールセレブレーションです。海外では「knee slide(ニースライド)」とも呼ばれます。

やり方のポイントは、止まった状態から膝をつくのではなく、助走で作った前への勢いを滑りにつなげることです。膝を真下へ強く落としすぎず、上半身を起こし、つま先やスタッドが地面に引っかからないように意識します。

ただし、膝スラの滑りやすさはフォームだけで決まりません。天然芝か人工芝か、芝の湿り具合、地面の硬さなどによって大きく変わります。

膝スラのポイント

  • 助走で前への勢いを作る
  • 膝を地面へ強く打ちつける形にしない
  • 上半身を起こして視線を前へ向ける
  • つま先やスタッドの引っかかりに注意する
  • 人工芝や乾いた芝ではピッチ状態をよく見る
  • 滑りにくい、硬い、痛みがある場合は無理に行わない

プロ選手のように長く滑ることより、まずはゴール後もそのまま試合を続けられることの方が重要です。ピッチ状態に合わないと感じたときは、仲間と抱き合ったりガッツポーズをしたりするだけでも、十分にゴールの喜びを表現できます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小学生時代にプロクラブアカデミーでプレー。高校サッカーを経て、関東大学サッカー部では4年間トップチームに所属。大学卒業後はドイツ・ルクセンブルク1部・オーストラリアでプレーし、現在も社会人チームでサッカーを継続しています。自身の進路経験と、JFA・各校公式サイト・募集要項・大会情報などをもとに、サッカーを続けたい子どもと保護者が進路を選びやすいように情報を整理しています。入試・推薦・練習会・セレクション情報は年度によって変更される場合があるため、最新情報は必ず各校・各クラブの公式情報をご確認ください。
筆者の詳しい経歴や、このサイトで大切にしている情報確認の方針は、プロフィールページにまとめています。

目次