サッカーのレッドカードとは?意味・退場になる反則・イエローカードとの違いを解説

サッカーのレッドカードとは?意味・退場になる反則・イエローカードとの違い
サッカー場で審判がイエローカードとレッドカードを掲げ、背景で選手が反応している場面

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こんにちは。サッカー小僧の作り方! 運営者の「SOOOOO」です。

サッカーの試合でレッドカードが出ると、その選手は退場になります。「どんな反則をすると一発退場になる?」「イエローカードとの違いは?」「次の試合も出られない?」と気になる方も多いと思います。

レッドカードは、危険なタックルだけに出るものではありません。乱暴な行為、決定的な得点機会の阻止(DOGSO)、攻撃的・侮辱的な言動、同じ試合で2回目の警告を受けた場合なども退場につながります。

この記事では、2026/27サッカー競技規則をもとに、レッドカードの意味、一発退場になる主な反則、イエローカードとの違い、退場後の人数、次戦以降の出場停止までわかりやすく整理します。

この記事でわかること
  1. サッカーのレッドカードの意味
  2. レッドカードが出る主な反則
  3. イエローカードとの違いとイエロー2枚による退場
  4. 退場後の人数と次戦以降の出場停止
目次

サッカーのレッドカードとは?

サッカーの試合で審判がレッドカードを提示し、退場となった選手がピッチを去る場面

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サッカーのレッドカードは退場を示すカードです。

ピッチ上の選手がレッドカードを受けると、その試合に参加し続けることはできません。

レッドカードは選手だけでなく、交代要員、交代して退いた選手、監督やコーチなどのチーム役員に示される場合もあります。

イエローカードとの違い

イエローカードが「警告」であるのに対し、レッドカードは「退場」です。

比較 イエローカード レッドカード
意味 警告 退場
1枚受けた直後 原則としてプレーを続けられる その試合から退場する
ピッチ上の人数 1枚だけでは減らない ピッチ上の選手なら原則1人減る
同じ試合での2枚目 2回目の警告で退場 ―

つまり、最も基本的な違いは「イエロー=警告」「レッド=退場」です。

ただし、レッドカードが出る理由は「危険な反則をしたから」だけではありません。次に、主な退場事由を見ていきます。

サッカーでレッドカードが出る主な反則

サッカーの試合で審判が危険な反則をした選手にレッドカードを提示する場面

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サッカー競技規則では、レッドカードによる退場につながる行為が定められています。

代表的なのは、相手の安全を脅かす重大な反則、乱暴な行為、決定的な得点機会の阻止、攻撃的・侮辱的な言動、同じ試合で2回目の警告を受けるケースなどです。

レッドカードが出る主なケース
主な退場事由 どのような行為か
著しく不正なプレー ボールを争う中で過剰な力を使う、相手の安全を脅かすチャレンジなど
乱暴な行為 殴る、蹴る、頭突きなど、ボールを争うプレーとは別の暴力的な行為など
人をかむ・つばを吐く 相手選手などに対してかみつく、つばを吐く行為
DOGSO 反則によって相手の得点または決定的な得点機会を阻止し、退場要件に当てはまる場合
攻撃的・侮辱的な言動 攻撃的、侮辱的、下品な発言や行動など
2回目の警告 同じ試合の中で2枚目のイエローカードを受けた場合

著しく不正なプレー

ボールを奪おうとするタックルやチャレンジであっても、過剰な力を用いたり、相手の安全を脅かしたりするプレーは退場につながります。

カードの判断では、単に「接触したか」「激しく見えたか」だけでなく、スピード、強さ、接触位置、足の向きなどを含めて判断されます。

チャレンジの基本的な考え方

  • 不用意なプレー:通常はカードなし
  • 無謀なプレー:警告(イエローカード)
  • 過剰な力を用いる、または相手の安全を脅かすプレー:退場(レッドカード)

同じタックルでも、無謀と判断されればイエローカード、相手の安全を脅かすほど危険ならレッドカードになることがあります。

危険なタックルについて詳しく知りたい方は、サッカーの「削る」と危険なタックル・反則を解説した記事も参考にしてください。

乱暴な行為・かみつき・つば吐き

レッドカードは、ボールを争っている場面だけで出るものではありません。

ボールと関係のない場面で相手を殴る、蹴る、頭突きをするなどの乱暴な行為も退場の対象です。

また、人をかむ行為や、人に向けてつばを吐く行為も退場事由です。

乱暴な行為では、実際に大きなけがをさせたかどうかだけでなく、暴力的な行為そのものが問題になります。

攻撃的・侮辱的な言動

身体的な接触がなくても、レッドカードになることがあります。

競技規則では、攻撃的、侮辱的、または下品な発言や行動も退場事由に含まれています。

そのため、「危険なタックルをしていないからレッドカードにはならない」とは限りません。

DOGSO(決定的な得点機会の阻止)

DOGSOは「Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity」の略で、相手の決定的な得点機会を反則によって阻止することを指します。

判断するときは、ゴールまでの距離、プレーの方向、攻撃側がボールを保持またはコントロールできる可能性、守備側と攻撃側の位置や人数などが考慮されます。

DOGSOの主な判断材料

  • 反則地点とゴールまでの距離
  • 攻撃側が進んでいた方向
  • ボールを保持またはコントロールできる可能性
  • 守備側と攻撃側の位置や人数

例えば、ゴールへ向かって抜け出した選手をペナルティーエリア外で後ろから倒し、ほかの守備者がカバーできない状況なら、DOGSOとして退場になる可能性があります。

ただし、「決定機を止めた=必ず一発レッド」ではありません。自陣ペナルティーエリア内で反則がありPKが与えられた場合、ボールをプレーしようとした、またはボールへのチャレンジであった反則なら警告になる場合があります。

一方、相手をつかむ、引っ張る、押すなど、ボールをプレーしようとしたとはいえない反則でDOGSOとなった場合は、PKが与えられても退場になります。

一発レッドとイエローカード2枚による退場の違い

サッカーで一発のレッドカードによる退場とイエローカード2枚による退場を比較した場面

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サッカーで退場になる流れには、大きく分けて一つの行為でレッドカードを受ける場合と、同じ試合で2回警告を受ける場合があります。

比較 一発レッド イエロー2枚による退場
退場までの流れ 退場事由となる行為でレッドカード 同じ試合で2回目の警告を受けて退場
1枚目のイエロー なくても退場になる すでに1回警告を受けている
試合への影響 ピッチ上の選手なら原則1人減る ピッチ上の選手なら原則1人減る
次戦以降 大会・規律規程などに従う 大会・規律規程などに従う

例えば、相手の安全を脅かす重大なタックルなら、その試合でまだ警告を受けていなくても一発でレッドカードになることがあります。

一方、前半に無謀なタックルで警告を受け、後半に別の警告対象行為をすれば、2回目の警告によって退場になります。

審判は通常、2回目の警告となるイエローカードを示した後、レッドカードを示して退場を伝えます。

なお、同じ試合でイエローを2枚受けることと、複数試合で警告がたまる「累積警告」は別の仕組みです。

イエローカードは何枚で退場になるのか、累積警告はどう扱われるのかについては、イエローカードは何枚で退場?1試合2枚と累積停止の違いを解説で詳しくまとめています。

レッドカードを受けるとどうなる?

サッカーでレッドカードを受けた選手が退場し、残った選手で試合を続ける場面

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レッドカードを受けた後に最も大きく変わるのが、ピッチ上の人数です。

退場した選手は交代で補充できない

試合中にピッチ上の選手が退場した場合、その選手を交代要員で補充することはできません。

11人対11人で始まった試合なら、退場した側は原則として10人で試合を続けます。

ピッチ上の選手がレッドカードを受けた場合

  • 退場した選手はその試合に戻れない
  • 別の選手で補充できない
  • 11人だったチームは原則10人になる
  • 退場した選手はフィールド周辺やテクニカルエリアから離れる

一方、交代要員やすでに交代して退いた選手、監督・コーチなどがレッドカードを受けても、それだけを理由にピッチ上の選手が1人減るわけではありません。

7人未満になると試合を続けられない

11人制サッカーでは、チームの競技者が7人未満になった場合、試合を開始したり続けたりすることはできません。

そのため、すでに複数の退場者が出ている試合では、さらに退場者が出ることで試合そのものを続けられなくなることがあります。

レッドカードを受けると次の試合も出られない?

レッドカードを受けて退場し、ベンチ脇を下がっていくサッカー選手の後ろ姿

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レッドカードを受けると、その試合からは退場します。

一方、次の試合以降に何試合出場できないかは、レッドカードというカードの色だけで全国一律に決まるわけではありません。

出場停止の試合数は大会や規律規程による

退場後の出場停止は、競技会の大会要項や規律規程、反則の内容などによって決まります。

JFA懲罰規程では、同一試合で2度の警告を受けて退場した場合や、DOGSOで退場した場合は1試合の出場停止、著しく不正なプレーに当たる著しい反則行為は最低2試合の出場停止など、退場理由ごとに懲罰基準が定められています。実際の処分は、適用される懲罰規程や競技会の規定、規律機関の決定を確認します。

レッドカード=必ず○試合停止ではありません。

次戦以降の出場停止については、その大会の要項や規律規程、主催者からの正式な案内を確認してください。

累積イエローカードによる停止とは別

レッドカードによる退場後の出場停止と、複数試合でイエローカードがたまったことによる累積警告の出場停止は、別の仕組みです。

「イエローは何枚で停止になる?」という基準も大会ごとに異なるため、プロリーグのルールを少年サッカーや学校大会へそのまま当てはめることはできません。

サッカーのレッドカードでよくある疑問

サッカーの試合で審判がレッドカードを提示し、選手たちが判定に反応している場面

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レッドカードの基本が分かっても、実際の試合では「PKなら必ず退場?」「ハンドはレッド?」など、判断に迷う場面があります。

ここでは、レッドカードについて特に疑問になりやすいポイントをまとめます。

Q1. PKになる反則なら必ずレッドカードですか?

A. 必ずレッドカードになるわけではありません。

ペナルティーエリア内でDOGSOとなる反則がありPKが与えられた場合でも、ボールをプレーしようとした、またはボールへのチャレンジによる反則なら警告になる場合があります。相手をつかむ、引っ張る、押すなどの場合は退場です。

Q2. ハンドをしたら必ずレッドカードですか?

A. ハンドの反則=必ずレッドカードではありません。

意図的なハンドで相手の得点または決定的な得点機会を阻止した場合は、原則として退場です(自陣ペナルティーエリア内のGKを除く)。一方、意図的でないハンドでDOGSOとなり、自陣ペナルティーエリア内でPKが与えられた場合は警告になります。

ただし、意図的でないハンドでも、自陣ペナルティーエリア外で相手の得点または決定的な得点機会を阻止した場合は退場です。そのため、「ゴール前で手に当たったから一発レッド」と場所だけで判断することはできません。

Q3. 相手に接触していなくてもレッドカードになることはありますか?

A. はい。接触がなくてもレッドカードになる場合があります。

例えば、攻撃的・侮辱的な発言や行動などは、危険な身体接触がなくても退場事由になります。

レッドカードは「激しい接触への罰」だけではなく、試合の安全や公平性、秩序を守るための懲戒処置でもあります。

Q4. 控え選手や監督にもレッドカードは出ますか?

A. はい。レッドカードはピッチ上の選手だけに限られません。

交代要員、交代して退いた選手、監督やコーチなどのチーム役員も、退場となる行為をすればレッドカードを示されることがあります。

ただし、控え選手やチーム役員が退場しても、そのことだけでピッチ上の競技者数が1人減るわけではありません。

サッカー施設で休憩する運営者SOOOOO

◆SOOOOO(そー)のワンポイントアドバイス

守備では、相手に抜かれた直後ほど無理に後ろから足を出さず、まずゴール方向へのコースを切って味方が戻る時間を作ることが大切です。決定機を止めようと焦る場面ほど、身体の向きと距離を整えることで、危険なファウルやDOGSOにつながる反則を減らせます。

まとめ|レッドカードは退場を示すカード

サッカーのレッドカードについて、2026/27競技規則をもとに整理しました。

  • レッドカードは退場を示す
  • イエローカードは警告、レッドカードは退場という違いがある
  • 著しく不正なプレー、乱暴な行為、DOGSO、攻撃的・侮辱的な言動などで一発退場になることがある
  • 同じ試合でイエローカードを2回受けても退場になる
  • ピッチ上の選手が退場すると、原則として別の選手で補充できない
  • 次戦以降の出場停止は大会要項や規律規程などによって決まる
  • 累積イエローカードによる出場停止とは別の仕組み

レッドカードは、単に「イエローカードより重いカード」と覚えるより、その試合から退場させるためのカードと理解すると分かりやすくなります。

また、危険なタックルだけでなく、DOGSOや乱暴な行為、言動などでも退場になることがあります。

イエローカードの枚数や累積警告について詳しく確認したい場合は、イエローカードは何枚で退場?1試合2枚と累積停止の違いを解説も参考にしてください。

競技規則をより体系的に学びたい方は、サッカー4級審判の合格率・試験・難易度を解説した記事も参考になります。

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この記事を書いた人

小学生時代にプロクラブアカデミーでプレー。高校サッカーを経て、関東大学サッカー部では4年間トップチームに所属。大学卒業後はドイツ・ルクセンブルク1部・オーストラリアでプレーし、現在も社会人チームでサッカーを継続しています。自身の進路経験と、JFA・各校公式サイト・募集要項・大会情報などをもとに、サッカーを続けたい子どもと保護者が進路を選びやすいように情報を整理しています。入試・推薦・練習会・セレクション情報は年度によって変更される場合があるため、最新情報は必ず各校・各クラブの公式情報をご確認ください。
筆者の詳しい経歴や、このサイトで大切にしている情報確認の方針は、プロフィールページにまとめています。

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