フットサルのバックパスは何回まで?反則条件とゴレイロの現行ルール【2026年】

フットサルの バックパスは 何回まで? 現行ルールを解説
フットサルで味方がゴレイロへバックパスする場面と相手選手のプレッシャー

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こんにちは。サッカー小僧の作り方!運営者のSOOOOO(そー)です。

フットサルのバックパスについて、「ゴレイロへ戻せるのは1回まで」と聞いたことがあるかもしれません。しかし、2026年現在の競技規則は、単純に回数だけで決まるルールではありません。

ゴレイロがすでにボールをコントロールしてプレーしたのか、その後に相手競技者が触れたのか、ゴレイロが自陣と相手陣のどちらで再び触れるのかなど、いくつかの条件を分けて考える必要があります。また、足で受ける場合と、ペナルティーエリア内で手・腕を使う場合も同じルールではありません。

さらに、「ボールがハーフウェーラインを越えれば、またゴレイロへ戻せる」という説明は現在のルールではありません。この記事では、2026年10月1日時点でJFAが公開しているフットサル競技規則2025/26を基準に、具体的なプレーごとに整理します。

この記事でわかること
  • フットサルのバックパスは何回までできるのか
  • バックパス関連の反則になる条件
  • キックインやゴールクリアランス後の扱い
  • ハーフライン旧ルールと2026年現在の違い
目次

フットサルのバックパスは何回まで?「1回まで」ではない

フットサルでゴレイロが足元のボールをコントロールし、味方とプレーする場面

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最初に結論から整理すると、フットサルではゴレイロへのパスそのものが全面禁止されているわけではなく、競技規則に「バックパスは1回まで」と定められているわけでもありません。

反則になるかどうかは、ゴレイロがそれまでにどうプレーしたか、その後に相手が触れたか、どこで再びボールへ触れたかなどの条件によって決まります。

「何回戻したか」を数えるより、「どの条件がそろっているか」を確認することが、現在のバックパスルールを理解するポイントです。

GKへのバックパス自体は禁止されていない

味方競技者がゴレイロへボールを戻す行為そのものは禁止されていません。例えば、新しいプレーの流れの中で味方からゴレイロへボールを出し、ゴレイロが足で受けることはできます。

問題になるのは、そのゴレイロがすでにコントロールしていたボールをプレーした後、相手競技者がプレーまたはタッチしていない状態で、味方が意図的にゴレイロへ戻し、ゴレイロが自陣で再び触れるようなケースです。

そのため、「バックパスは禁止」とだけ覚えると、実際には認められているプレーまで反則だと誤解してしまいます。

「何回まで?」は回数ではなく条件で決まる

初心者向けには「一度ゴレイロを使ったら、相手が触れるまで自陣ではもう一度使えない」と覚えるとイメージしやすいですが、これはあくまで理解しやすくするための簡略化です。

例えば、ゴレイロが一度ボールをプレーした後でも、相手競技者がボールをプレーまたはタッチすれば、その後の再タッチについて条件が変わります。また、ゴレイロが相手陣でボールを受ける場合も、自陣での再タッチ制限とは扱いが異なります。

つまり、「1回まで」「2回まで」という数字だけでは正確に判定できません。

バックパスを判断する6つのポイント

具体的なプレーを判断するときは、次の6点を順番に見ると整理しやすくなります。

  • GKがすでにボールをコントロールしてプレーしたか
  • その後に相手競技者がボールをプレーまたは触れたか
  • 味方が意図的にGKへプレーしたか
  • GKが再び触れた場所が自陣か相手陣か
  • 足で触ったのか、PA内で手・腕を使ったのか
  • 自陣で4秒を超えてボールをコントロールしていないか

この6つはすべて同じ反則を判断する条件ではありません。特に「GKの再タッチ」「手・腕で扱えるか」「4秒ルール」は分けて考えることが大切です。

フットサルのバックパス早見表|これはOK?反則?

まずは、迷いやすい8つのケースを整理します。実際の判定には前後のプレーも関係するため、単純な○×ではなく「原則OK」「反則」「条件による」で示します。

ケース 判定の方向 判断ポイント
味方→GK→味方→GK 条件による 相手が触れず、味方が意図的に戻し、GKが自陣で再び触れれば反則
味方→GK→味方→相手が触る→GK 原則OK 相手のプレー・タッチにより再タッチ反則の条件が変わる。手・腕の制限は別
GK→味方→ボールがハーフラインを越える→味方→GK 条件による ボールがハーフラインを越えただけでは再タッチ制限はリセットされない
GK→味方→GKが相手陣で受ける 原則OK 自陣で再び触れることを制限するルールとは扱いが異なる
キックイン→GK 条件による パス自体は可能。足で受ける場合とPA内で手・腕を使う場合を分ける
ゴールクリアランス→味方→GK 条件による 相手が触れず、味方から意図的に戻され、自陣のGKが再び触れる場合は反則
味方が足でGKへ戻す→GKがPA内で手で取る 反則 味方が意図的に蹴ったボールをPA内で手・腕で扱う制限に該当
味方がヘディング→GK 条件による 手・腕の制限、再タッチ制限、意図的な規則回避のトリックを分けて判断

特に注意したいのは、同じ「GKへ戻したプレー」でも、足で受ける場合と手で扱う場合では確認するルールが違うことです。以下でそれぞれ詳しく見ていきます。

ゴレイロが一度プレーした後はいつ反則になる?

フットサルゴール前で背番号1のゴレイロが構え、背番号10の選手と対峙する場面

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フットサルのバックパスで中心になるのが、ゴレイロが一度ボールをプレーした後の再タッチです。ただし、「GKが一度でもボールに触れたら、次は全部反則」と考えるのも正確ではありません。

「一度プレーした」は単に触れたという意味ではない

現行競技規則では、ゴレイロが「コントロールして保持したボールをプレーしたのち」という考え方が使われています。

例えば、足元でボールを明確にコントロールしてから味方へパスした場合、手で保持してからリリースした場合、足で止めてからプレーした場合などは、この流れを考える対象になります。

一方、相手のシュートなどがゴレイロに当たり、単に跳ね返ったような場面まで「1回使った」と機械的に数えるのは適切ではありません。JFAのフットサル審判員のための実践的ガイドラインでも、ゴレイロがボールを保持していることはコントロールしていることとされる一方、ゴレイロから単に跳ね返っている場合は区別されています。

そのため、判断の基準を「何回触ったか」だけにしないことが重要です。

相手がボールに触れたら再タッチ制限はどう変わる?

GKの再タッチ反則には、「相手競技者がプレーする、または触れることなく」という条件があります。

つまり、相手が完全にボールを奪ってコントロールすることまでは必要ありません。相手競技者が実際にボールをプレーまたはタッチすれば、それまでの「相手が触れていない」という再タッチ反則の条件は変わります。

例えば、味方→GK→味方とつないだ後、そのパスに相手競技者が触れ、その後に再びGKへボールが戻った場合は、「相手が触れていないまま再びGKへ戻ったケース」とは異なります。

ただし、相手が触れたからといって、その後はGKが手・腕を自由に使えるという意味ではありません。味方が意図的に蹴ったボールをGKがPA内で手・腕で扱えるかどうかは、別のルールで判断します。

また、ごく微細な接触について「何ミリ触れたら成立する」といった基準があるわけではありません。実際に相手競技者がボールへ触れたかどうかは、審判の事実認定になります。

自陣で受ける場合と相手陣で受ける場合は違う

再タッチ制限を理解するうえで特に重要なのが、ゴレイロがどこでボールに触れるかです。

重要なのは、ボールがハーフウェーラインを越えたかではなく、GKが再びどこでボールに触れるかです。

相手がプレーまたはタッチしていない状態で、味方が意図的に戻したボールをGKが自陣で再び触れると、再タッチの反則になる条件に該当します。一方、GKが相手陣でボールを受ける場合は、この「自分自身のハーフ内で再び触れる」という制限には該当しません。

パワープレーなどでフィールドプレーヤーがGKとして出場している場合も、GKとしてプレーしている以上はGKに関する規則が適用されます。また、GKを交代しただけで、それまでの再タッチ制限が自動的に消えるわけでもありません。

なお、「GKが相手陣で味方から戻されたボールを受け、そのままコントロールを失わず自陣へ戻る」という完全に同じケースについては、再タッチ規則まで含めた公式の具体例が示されているわけではありません。個別の特殊な場面については、競技規則で確認できる条件をもとに判定されます。

足で受ける場合と手で扱う場合は別のルール

背番号1のゴレイロがボールを手に持ち、味方の位置を確認するフットサルの場面

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「足ならOK、手なら反則」と覚えるだけでは、フットサルのバックパスを正確には判断できません。

ここでは、GKが自陣で再び触れることへの制限と、味方が意図的に蹴ったボールをGKがPA内で手・腕で扱うことへの制限を分けて考えます。

足ならいつでもバックパスを受けられるわけではない

GKが足でボールを受けること自体は禁止されていません。しかし、足であっても再タッチの条件がそろえば反則になります。

例えば、GKが一度コントロールしていたボールを味方へ出し、相手競技者が触れていない状態で、その味方が意図的にGKへ戻したとします。そのボールをGKが自陣で再び足で触れれば、手を使っていなくても再タッチの反則です。

したがって、「足なら何回でもGKへ戻せる」という理解はできません。

味方が蹴ったボールをゴレイロが手で取るとどうなる?

味方競技者が意図的にゴレイロへキックしたボールを、ゴレイロが自分のペナルティーエリア内で手・腕で触れると反則になります。

これは「すでにGKを1回使ったか」とは別の制限です。例えば、その流れでGKがまだ一度もボールをプレーしていなかったとしても、味方が意図的に蹴ったボールをPA内で手・腕で扱ってよいことにはなりません。

キックインから味方が直接GKへ出したボールについても、PA内でGKが手・腕で扱うことには同じ制限があります。

「GKの2回目だから反則」と「味方が蹴ったボールをGKがPA内で手・腕で扱ったから反則」は、理由が違います。この2つを分けるとバックパスルールが理解しやすくなります。

ヘディング・胸・膝で戻した場合は?

通常のプレーで頭・胸・膝などを使ってGKへ戻したボールは、「味方が意図的にGKへキックしたボール」と同じものではありません。そのため、足で意図的に蹴ったバックパスを手・腕で扱う制限とは分けて考えます。

ただし、「ヘディングなら何でもGKが手で取れて、すべての制限が消える」という意味ではありません。

すでにGKがボールをプレーしている場合は、味方が意図的にGKへプレーしたボールを自陣で再び触れる再タッチ制限が別にあります。また、頭・胸・膝などを使って手で扱う制限を意図的に回避するためのトリックも、競技規則上の反則として定められています。

キックイン・ゴールクリアランス後のバックパスはどうなる?

ゴレイロがボールを手に持ち、味方の位置を確認してプレー再開を判断するフットサルの場面

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キックインやゴールクリアランスの直後は、「再開からGKへ返していいのか」が分かりにくい場面です。どちらもGKへボールが渡る可能性がありますが、同じ考え方だけでは判断できません。

キックインからゴレイロへ戻すことはできる?

キックインから味方がGKへパスすること自体は禁止されていません。GKが足で受けてプレーすることはできます。

一方、キックインから直接味方GKへ出したボールを、そのGKが自分のPA内で手・腕で扱うことは認められていません。ここでも「GKへ出すこと」と「GKが手で扱うこと」を分ける必要があります。

GKが足で受けて味方へパスした後は、通常の再タッチ制限も関係してきます。相手がプレーまたはタッチしていない状態で、味方から意図的に戻されたボールをGKが自陣で再び触れれば反則です。

なお、キックインそのものにも4秒の制限があります。キックインを4秒以内に行わなかった場合は、GKの再タッチ違反による間接フリーキックではなく、相手チームのキックインで再開します。

ゴールクリアランス→味方→ゴレイロは反則?

ゴールクリアランスからGKが味方へボールを出し、その味方が、相手競技者が触れていない状態で意図的にGKへ戻したとします。このボールをGKが自陣で再び触れれば、再タッチの反則になります。

一方で、ゴールクリアランスを行った直後、他の競技者が誰も触れていないボールを同じGKがもう一度触った場合は、通常の「味方からのバックパス」とは別です。ゴールクリアランスを行った競技者のダブルタッチに関する規則が適用され、通常の再タッチは間接フリーキックとなります。ただし、手・腕による別の反則に該当する場合は扱いが異なります。

また、ゴールクリアランス自体も4秒以内に行う必要があります。ここでも「ゴールクリアランスの4秒」「リスタート直後のダブルタッチ」「その後のGK再タッチ」を分けて考えることが大切です。

ボールがアウトになったら再タッチ制限はどうなる?

ボールの全体がタッチラインやゴールラインを越えてアウトオブプレーになれば、それまで続いていた一連のインプレーは終了します。その後はキックイン、ゴールクリアランス、コーナーキックなど、新しいプレーの再開から条件を考えます。

そのため、アウトになる前にGKを使っていたとしても、新しい再開後まで単純に「2回目」と数え続けるものではありません。

ただし、「アウトになれば何でもGKへ戻してOK」という意味でもありません。例えば、新しいキックインからGKへ直接パスすることはできますが、そのボールをGKがPA内で手・腕で扱えるかどうかには別の制限があります。

4秒ルールとバックパスは別の反則

4秒を示すアナログストップウォッチとゴール前で構えるフットサルのゴレイロ

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フットサルではGKのプレーに4秒が関係するため、バックパスルールと混同されやすくなります。しかし、GKの再タッチ制限と4秒ルールは別物です。

バックパスがOKでも4秒を超えれば反則になる

GKへのパスを受けること自体に問題がない状況でも、GKが自陣でボールをコントロールできる時間には制限があります。

自分のPA内で手・腕を使っている場合だけでなく、自陣で足を使ってボールをコントロールしている場合も4秒が関係します。合法的にGKへ戻されたボールだったとしても、自陣で4秒を超えてコントロールすれば4秒違反となり、相手チームの間接フリーキックです。

GKがボールを保持したまま相手陣へ入った場合は4秒のカウントが止まります。JFAの実践的ガイドラインでは、ボールのコントロールを失わずに自陣へ戻った場合は、ゼロから再びカウントするとされています。

4秒以内でも再タッチ違反なら反則になる

逆に、GKがボールに触れていた時間が2秒しかなくても、再タッチの条件に違反していれば反則です。

例えば、GKが一度ボールをプレーした後、相手が触れないまま味方が意図的に戻し、GKが自陣で再び触れた場合、「4秒以内だからOK」にはなりません。

整理すると、時間を見るのが4秒ルールで、前後のプレーや相手タッチ、自陣での再タッチを見るのがバックパス関連のルールです。

「ハーフラインを越えればリセット」は現在のルールではない

以前のフットサルルールを知っている人ほど注意したいのが、ハーフウェーラインに関する条件です。

2026年現在、ボールがハーフウェーラインを越えただけでGKの再タッチ制限がリセットされるルールではありません。

2010年の改正で何が変わった?

JFAが2010年8月10日に公表した2010年フットサル競技規則の改正資料では、GKが一度ボールをリリースした後の再タッチについて、それまであった「ボールがハーフウェーラインを越える」という条件がなくなったことが説明されています。

それ以降は、単にボールを相手陣へ運んだり、ハーフウェーラインを越えるパスを出したりしただけで、再び自陣のGKを使えるという考え方ではありません。

以前の考え方 2026年現在
ボールがハーフウェーラインを越えることがGK再タッチの条件に関係していた ボールがハーフウェーラインを越えただけでは再タッチ制限は解除されない
ボールがどこまで進んだかも判断材料になっていた 相手のプレー・タッチや、GKが自陣で再び触れるかなどを判断する

現在は「ボールが越えたか」ではなくGKがどこで触るかを見る

例えば、GK→味方→相手陣へパス→同じチームの味方→GKという流れになったとします。

途中でボールがハーフウェーラインを越えていても、相手競技者がプレーまたはタッチしていないまま味方から意図的に戻され、そのGKが自陣で再び触れれば、現在の再タッチ制限を考える必要があります。

「ボールがハーフラインを越えたからリセット」ではありません。ボールの通過位置だけでなく、相手が触れたか、味方から意図的に戻されたか、GKがどこで再び触れるかを確認します。

バックパス関連の反則になるとどう再開する?

バックパスに関係する反則は、すべて同じ理由で起きるわけではありません。再開方法についても、GKの再タッチや4秒違反と、キックイン自体の違反を分けておくと理解しやすくなります。

基本は間接フリーキック

GKが相手に触れられていない状態で味方から意図的に戻されたボールを自陣で再び触れる反則、味方が意図的に蹴ったボールをGKが自分のPA内で手・腕で扱う反則、インプレー中にGKが自陣で4秒を超えてボールをコントロールする反則は、基本的に相手チームの間接フリーキックとなります。

通常は反則が起きた位置から再開しますが、攻撃側に与えられる間接フリーキックの対象となる反則が守備側のPA内で起きた場合は、そのままPA内の反則地点から行うのではありません。タッチラインに平行な仮想線で、反則地点から最も近いペナルティーエリアライン上に位置を移して再開します。

一方、キックインを4秒以内に行わなかった場合は相手チームのキックインです。「バックパスに関係して出てくる4秒違反はすべて間接FK」とまとめないようにしましょう。

サッカーのバックパスルールとの違い

11人制サッカーでも、味方が意図的にGKへ蹴ったボールをGKが自分のPA内で手・腕で扱うことには制限があります。

フットサルでは、それに加えて、GKが一度プレーした後の自陣での再タッチ制限と、自陣でボールをコントロールする4秒ルールがあります。

サッカー経験者が「足ならGKを何度使っても大丈夫」と考えてフットサルをプレーすると、この違いで迷いやすくなります。

個サルや大会ではローカルルールにも注意

ここまで説明したのはJFAの現行競技規則を基準とした内容です。個サルや民間大会では、参加しやすくするためにバックパスルールを簡略化したり、4秒ルールなどを独自に運用したりする場合があります。

公式競技規則と施設・大会独自のルールは必ずしも同じではないため、参加する大会では大会要項や当日の説明も確認しましょう。

バックパス以外の人数、キックイン、4秒などもまとめて確認したい場合は、フットサルの基本ルールやサッカーとの違いも紹介しています。

フットサルのバックパスに関するよくある質問

最後に、フットサルのバックパスで特に迷いやすい4つの疑問を簡潔に整理します。

Q1. フットサルのバックパスは何回までできますか?

A. 「1回まで」「2回まで」という回数で決まるルールではありません。GKがすでにボールをプレーしたか、その後に相手がプレーまたはタッチしたか、味方から意図的に戻されたか、GKが自陣で再び触れるかなどの条件で判断します。

Q2. 相手がボールに触れたらゴレイロへ戻せますか?

A. 相手競技者がボールをプレーまたはタッチすれば、「相手が触れていない」というGK再タッチ反則の条件は変わります。ただし、その後に味方が意図的に蹴ったボールをGKがPA内で手・腕で扱えるかどうかは別のルールです。

Q3. ハーフラインを越えたらゴレイロへ戻せますか?

A. ボールがハーフウェーラインを越えただけでは、現在の再タッチ制限はリセットされません。「ハーフラインを越えれば再びGKへ戻せる」という条件は2010年の競技規則改正で削除されています。

Q4. キックインからゴレイロへバックパスできますか?

A. キックインからGKへパスする行為自体は禁止されていません。GKは足で受けられますが、キックインから直接味方GKへ出されたボールを、そのGKが自分のPA内で手・腕で扱うことはできません。

フットサルのバックパスは回数ではなく条件で判断しよう

フットサルでは、味方からゴレイロへパスする行為そのものが全面禁止されているわけではありません。また、競技規則に「GKへ戻せるのは1回まで」と定められているわけでもありません。

判断するときは、GKがすでにボールをコントロールしてプレーしたか、その後に相手がプレーまたはタッチしたか、味方から意図的に戻されたか、GKが自陣と相手陣のどちらで再び触れるのかを確認します。さらに、足で触る場合とPA内で手・腕を使う場合は別のルールがあり、4秒ルールも再タッチ制限とは分けて考える必要があります。

そして、ボールがハーフウェーラインを越えただけでは、2026年現在の再タッチ制限はリセットされません。

フットサルのバックパスで迷ったときは、回数を数えるのではなく条件を見ると考えると整理しやすくなります。

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この記事を書いた人

小学生時代にプロクラブアカデミーでプレー。高校サッカーを経て、関東大学サッカー部では4年間トップチームに所属。大学卒業後はドイツ・ルクセンブルク1部・オーストラリアでプレーし、現在も社会人チームでサッカーを継続しています。自身の進路経験と、JFA・各校公式サイト・募集要項・大会情報などをもとに、サッカーを続けたい子どもと保護者が進路を選びやすいように情報を整理しています。入試・推薦・練習会・セレクション情報は年度によって変更される場合があるため、最新情報は必ず各校・各クラブの公式情報をご確認ください。
筆者の詳しい経歴や、このサイトで大切にしている情報確認の方針は、プロフィールページにまとめています。

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