サッカーのヘアバンドは禁止?試合で使える条件とルールを解説

サッカーの ヘアバンドは禁止? 試合で使える 条件とルール
社会人サッカーの試合で、ヘアバンドを着けた選手が相手選手に囲まれながらボールを運んでいるシーン

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こんにちは。サッカー小僧の作り方!運営者のSOOOOO(そー)です。

サッカーの試合でヘアバンドを使いたいものの、「公式戦では禁止されているの?」「用具検査で審判に外すよう言われないかな」と不安になっていませんか。

特に、初めて公式戦へ出る選手や保護者にとっては、練習で普通に使っているヘアバンドが試合でも認められるのか、判断しにくいですよね。

結論から言うと、サッカーのヘアバンドは一律に禁止されているわけではありません

現行のサッカー競技規則では、競技者本人やほかの競技者に危険を及ぼす用具を使用したり、身につけたりしないことが基本です。

そのうえで、JFAが公表している公式情報では、長髪を束ねるためのヘアバンドは認められる一方、安全な材質・長さ・幅でなければならず、試合前に主審が確認すると説明されています。

つまり、ヘアバンドという名称だけで禁止か許可かが決まるわけではありません。

「ヘアバンドだから使える」のではなく、「髪を束ねる目的で使用し、安全性を主審が確認したうえで使える」と考えるのが適切です。

柔らかい布や伸縮性素材でできたシンプルなヘアバンドであっても、材質・長さ・幅などを確認した結果、安全ではないと判断されれば着用できません。金属製の留め具、硬い装飾、大きな結び目、長く垂れる部分などがある物も、安全上の理由から外すよう指示される可能性があります。

また、同じヘアバンドを前の試合で使えたとしても、次の試合で自動的に着用が認められるわけではありません。

ヘアバンドの状態や付け方、大会規定、その試合を担当する主審の確認によって判断が変わる可能性があるからです。

この記事では、サッカーのヘアバンドに関するルールを中心に、試合で使用できる条件、禁止されやすい髪留め、試合前の用具確認、主審から外すよう指示されたときの対応まで詳しく整理します。

この記事でわかること
  • サッカーのヘアバンドが禁止されているか
  • 試合で着用できるヘアバンドの条件
  • ヘアピンや飾り付き髪留めとの違い
  • 試合前の用具確認と違反時の対応

この記事の結論

髪を束ねるためのヘアバンドは、原則として使用できます。

ただし、材質・長さ・幅など、装着時の安全性に問題がないことが必要です。金属や硬い部品を含む物は、安全ではないと判断される可能性があります。

最終的な着用可否は、その試合を担当する主審が現物を確認して判断します。迷った場合は、まずチームの指導者に相談し、必要に応じて試合開始直前ではなく、時間に余裕がある段階で大会運営者や審判員へ確認しておきましょう。

目次

サッカーのヘアバンドは禁止?

ヘアバンドを着けたサッカー選手が試合中に審判と向かい合って話をしているシーン

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サッカーのヘアバンドについて調べていると、過去の競技規則などにゴム製のバンドは禁止と書かれているため、「髪を束ねるヘアバンドも使えないのでは?」と疑問に感じる方もいるでしょう。

確かに、競技規則にはアクセサリーや危険な物の着用に関する制限があります。

ただし、日常生活で同じように「バンド」と呼ばれる物でも、手首へ装飾品として付ける物と、髪が目に入らないように頭部へ付ける物では、用途や形状が異なります。

競技規則を確認するときは、商品の名称だけで判断するのではなく、どのような素材や形状で、接触時に本人やほかの競技者へ危険を及ぼさないかを確認することが大切です。

ここでは、現行の競技規則とJFAが示しているヘアバンドの考え方から、公式戦での基本的な扱いを確認します。

現行の競技規則での扱い

サッカー場の芝生の上に競技規則をイメージした開いた本が置かれ、奥にゴールが見えるシーン

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サッカー競技規則の第4条は、競技者が身につける用具について定めています。

中心となる考え方は明確で、競技者は危険な用具や物を使用したり、身につけたりしてはいけないというものです。

この安全基準は、用具を着用する本人だけを守るものではありません。

着用している競技者やほかの競技者へ危険を及ぼさないようにするためのルールです。

ヘアバンドも安全性が判断の基準

サッカーでは、走る、急停止する、方向を変える、相手と肩をぶつける、転倒する、ヘディングで競り合うといった動作が繰り返されます。

そのため、日常生活では問題のない小さな部品でも、試合中の接触によって頭、顔、目、首などを傷つける可能性があります。

たとえば、硬い留め具が後頭部に付いている場合、転倒して地面へ頭を打ったときに、着用している本人を傷つけるかもしれません。

金属製の飾りやクリップが付いていれば、相手競技者の顔や手に当たる可能性もあります。

反対に、柔らかい布や伸縮性のある素材だけで作られ、頭に沿って安定して装着できるヘアバンドであれば、安全性を判断するうえで問題になりにくい形状と考えられます。

ただし、柔らかい素材であれば必ず着用できるわけではなく、材質・長さ・幅などを主審が確認します。

このように、ヘアバンドの着用可否は、単純に「頭へ付ける物だから禁止」「スポーツ用品だから許可」と決まるのではありません。

試合中に着用している本人やほかの競技者へ危険を及ぼす可能性があるかどうかが、判断の中心になります。

2026/27年の競技規則でも、危険な物を身につけてはならないという基本原則が維持されています。

一方、アクセサリーについては、危険ではなく、安全かつ確実に覆われている場合に認められることが示されています。

ただし、もともと危険な物をテープなどで覆えば使用できるという意味ではありません。

危険な物は取り外す必要があり、テープなどで覆って着用することも認められません。

現行の第4条の原文は、国際サッカー評議会(IFAB)「Law 4-The Players’ Equipment」で確認できます。

装身具と髪留め用ヘアバンドの違い

2026/27年の競技規則では「アクセサリー」という表現が用いられ、ネックレス、指輪、ブレスレット、イヤリングなども、安全性を確認する対象になります。

危険なアクセサリーは取り外す必要があり、危険ではない物についても、安全かつ確実に覆われていることが着用の条件です。

手首へ付ける革製やゴム製のバンドと、頭部で髪を束ねるために使用するヘアバンドは、使用する場所や形状が異なります。

頭部へ装着するヘアバンドは、長い髪や前髪が目に入るのを防ぐために使用されます。

JFAの公式情報でも、髪を束ねるヘアバンドについては、危険なヘアピンなどとは分けて扱いが示されています。

ただし、髪を束ねる目的だと説明すれば、どのような形でも使えるわけではありません。

硬いバックルが付いている物、大きな飾りが付いている物、首へ巻き付く可能性がある物などは、安全性の面から外すよう求められる可能性があります。

名称よりも素材・形状・安全性を確認

市販品には「ヘアバンド」「ヘッドバンド」「ヘアゴム」「スポーツバンド」など、さまざまな名称があります。

商品名だけで着用できるかを判断せず、硬い部品がないか、材質・長さ・幅に問題がないか、プレー中に外れたり引っ掛かったりしないかを確認しましょう。

ヘアバンドとヘッドカバーは別の物

ヘアバンドと、頭部全体を覆うヘッドカバーも分けて考える必要があります。

一般的なスポーツ用ヘアバンドは、額や髪の生え際などへ帯状に装着し、髪や汗を押さえる物です。

一方、宗教上の理由などで着用するヒジャブをはじめとするヘッドカバーは、頭部の広い範囲を覆います。

競技規則では、ゴールキーパーの帽子を除くヘッドカバーについて、黒またはシャツの主たる色と同じであること、同じチームの競技者は同色にすること、シャツと一体になっていないことなどが条件として示されています。

さらに、着用している競技者やほかの競技者へ危険を及ぼさず、首周りに開閉機構がなく、表面から突き出る部分がないことも必要です。

そのため、一般的な髪留め用ヘアバンドの扱いと、頭部全体を覆うヘッドカバーの条件を混同しないことが大切です。

JFAの公式情報では、ヘアバンドについて安全な材質・長さ・幅であることが求められており、具体的な数値ではなく、試合前に主審が確認するとされています。

幅が広い物や珍しい形状の物を使う場合は、大会当日に初めて見せるのではなく、事前にチームの指導者を通じて大会運営者や審判責任者へ確認しておくと安心です。

JFAの公式情報での扱い

スタジアムを背景に、日本サッカー協会をイメージした白い旗が青空の下で風になびいているシーン

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現在公開されているJFAの公式FAQでは、長髪を束ねるためのヘアバンドは認められる一方、安全な材質・長さ・幅でなければならず、試合前に主審が確認すると案内されています。

また、髪を留めるヘアピン等、負傷を誘発する物の着用は認められないとされています。

つまり、髪を束ねるためのヘアバンドは原則として認められますが、無条件に着用できるわけではありません。

主審が材質、長さ、幅を確認し、安全ではないと判断した場合は、着用が認められません。

現在の案内は、日本サッカー協会「よくあるご質問」で確認できます。

JFAの説明から分かる3つのポイント

JFAの説明から読み取れるポイントは、大きく3つあります。

1つ目は、髪を束ねるヘアバンド自体は全面的に禁止されていないことです。

公式戦でヘアバンドを着用しているだけで、直ちに競技規則違反になるわけではありません。

2つ目は、髪を留める物でも、ヘアピン等の負傷を誘発する物は認められないことです。

同じ髪留めでも、柔らかいヘアバンドと、硬い部品や鋭い部分を含む髪留めでは、接触時の危険性が異なります。

3つ目は、ヘアバンドが安全かどうかを主審が確認することです。

選手や保護者が「柔らかいから大丈夫」と思っていても、試合での最終的な着用可否は主審が判断します。

髪に着用する物 JFA公式情報での扱い 主に確認される点 事前にできる対策
髪を束ねるヘアバンド 原則として認められるが、安全でない場合は着用不可 材質、長さ、幅 硬い部品や長く垂れる部分がないか確認する
ヘアピン等 負傷を誘発する物は着用不可 硬さ、先端、接触時の危険性 柔らかいヘアバンドなどへ替える
ヘアクリップ 個別の可否は明記されておらず、安全性により判断 硬い部分、鋭い箇所、破損や脱落の可能性 硬質部品を含む物は試合用として避ける
ヘアゴム 個別の可否は明記されておらず、安全性により判断 金属部品、硬い飾り、装着状態 金属や硬い装飾のない物を選ぶ
シュシュや飾り付き髪留め 個別の可否は明記されておらず、安全性により判断 ビーズ、金属、硬い装飾、外れやすさ 装飾のないシンプルな物を用意する

2014年通達にも同じ基準が示されている

JFAが2014年1月30日付で公表した「競技者の用具(装身具)の着用について」にも、髪留めとヘアバンドの扱いが示されています。

この通達では、2008年7月10日付の同内容の通達を廃止したうえで、髪を留めるヘアピン等、負傷を誘発する物の着用は認められないとしています。

その一方で、髪を束ねるためのヘアバンドは原則として認められ、主審が材質・長さ・幅を確認し、安全ではない場合は着用を認めないと説明されています。

2014年通達は過去に公表された資料ですが、現在のJFA公式FAQでも同じ基準が案内されています。

通達の内容は、日本サッカー協会「競技者の用具(装身具)の着用について」で確認できます。

ただし、競技規則は改正される可能性があります。

また、全国のすべての大会が同じ日から新しい年度の競技規則を適用するとは限りません。

JFAが主催する大会、各リーグ、地域・都道府県サッカー協会が主催する大会では、競技規則の適用開始日が異なる場合があります。

そのため、この記事の内容だけで当日の着用を決めるのではなく、最新のJFA公式情報と、参加する大会の要項や競技会規定を合わせて確認してください。

SOOOOO(そー)のワンポイントアドバイス

ヘアバンドが使えるか迷ったときは、「おそらく大丈夫」と考えて試合当日を迎えるのではなく、事前にチームの指導者へ実物を見せて確認しておくと安心です。

同じように見えるヘアバンドでも、材質、長さ、幅、硬い部品の有無などによって判断が変わる可能性があります。使用できなかった場合に備えて、別のヘアバンドや代わりの方法も準備しておきましょう。

試合でヘアバンドを使える条件

ヘアバンドを着けた選手が、審判と相手選手が見守る中でドリブルするサッカーの試合

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サッカーの試合でヘアバンドを使うために大切なのは、ブランド名や価格ではありません。

有名なスポーツメーカーの商品でも、硬い部品や危険な形状があれば、試合で外すよう指示される可能性があります。

反対に、特別に高価な商品でなくても、柔らかい素材で作られ、硬い部品や危険な突起がない物であれば、試合用として使いやすいでしょう。

安全な材質・長さ・幅であることと、試合前に主審の確認を受けることが基本です。

さらに、プレー中に外れたり、相手競技者へ引っ掛かったりしないよう、装着した状態の安全性も事前に確認しておく必要があります。

以下では、JFAが示している材質・長さ・幅を踏まえ、試合前に確認しておきたい実用的なポイントを整理します。

柔らかく安全な素材を選ぶ

サッカー場のベンチ付近で、複数のヘアバンドを手に取り、柔らかさや素材を確認している様子

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試合で使用するヘアバンドは、柔らかい布や伸縮性のある繊維など、接触したときに本人やほかの競技者へ危険を及ぼしにくい素材が適しています。

手で触れたときに硬い部分や鋭い箇所がないことは、商品を選ぶ際のひとつの目安になります。

ただし、素材名だけで着用できるかどうかが決まるわけではありません。

頭へ装着する物なので、表面だけではなく、縫い目、接合部分、滑り止め、ロゴなどに、接触時の危険につながる部分がないか確認しましょう。

ゴム製なら必ず安全とは限らない

「布やゴムでできていれば大丈夫ですよね」と考える方も多いと思います。

ただし、ゴム製という理由だけで、必ず安全と認められるわけではありません

金属製の留め具が使われている物、接合部分が硬く盛り上がっている物、強く締め付けないと固定できない物などは注意が必要です。

装着したときに痛みや強い圧迫感がある物は、試合用として適しているとは言いにくいでしょう。

また、ヘディングや空中での競り合いでは、頭部に接触が起こる可能性があります。

硬い接合部分や留め具がこめかみや後頭部に当たる位置にあると、着用している本人やほかの競技者へ危険を及ぼす可能性があります。

安全性を確認するポイント

材質だけで判断せず、金属製の留め具、硬い突起、鋭い部分など、接触時に危険となる構造がないか確認します。

表側だけでなく、裏側の滑り止め、縫い目、つなぎ目、ロゴ部分も触り、硬い部分や剥がれかけた箇所がないか見ておきましょう。

滑り止めやロゴ部分も確認する

スポーツ用ヘアバンドには、プレー中のずれを抑えるため、内側に滑り止めが付いている商品があります。

滑り止めが付いていることだけで、直ちに着用できないわけではありません。

ただし、滑り止め部分が硬く盛り上がっている場合や、端が剥がれて鋭くなっている場合は注意が必要です。

素材の種類にかかわらず、剥がれ、ひび割れ、変形などがないか確認しましょう。

ブランドロゴも同じです。

布へ印刷されているロゴと、硬いプレート状の部品が取り付けられているロゴでは、接触時の危険性が異なる可能性があります。

商品を購入するときは、正面から見たデザインだけでなく、内側や後頭部に当たる部分まで確認しておくと安心です。

使い続けたヘアバンドは劣化も見る

購入したときに問題がなかったヘアバンドでも、使い続けるうちに状態が変わることがあります。

汗や洗濯によってゴムが伸びる、縫い目がほつれる、滑り止めが剥がれる、接合部分が変形するといった劣化が起こる可能性があります。

伸びたり傷んだりしたヘアバンドは、プレー中にずれたり外れたりしやすくなることがあります。

公式戦で使用する前には、次の状態を確認してください。

  • ゴムが伸び切っていないか
  • 縫い目や接合部分がほつれていないか
  • 滑り止めが剥がれていないか
  • 硬く変形した部分や鋭い箇所がないか
  • 装着したときに痛みや違和感がないか

試合用の商品を探している方は、ルールを確認したうえで、サッカー用ヘアバンドおすすめ10選と失敗しない選び方も参考にしてください。

ただし、商品ページに「スポーツ用」「サッカー用」「試合対応」などと書かれていても、すべての大会での着用が保証されるわけではありません。

購入時の商品説明だけで判断せず、実際の材質、長さ、幅、形状を確認し、公式戦では試合前に主審の確認を受けることが大切です。

幅や長さが適切か確認する

木製テーブルの上に、幅や長さの異なる黒・グレー・紺色のヘアバンドを並べて比較している様子

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JFAの公式情報では、ヘアバンドの材質だけでなく、長さと幅も主審が確認するとされています。

ただし、「幅は何センチまで」「長さは何センチまで」といった全国共通の具体的な数値は示されていません。

そのため、商品に記載された寸法だけで着用できるかどうかを判断するのではなく、実際に装着した状態で、本人やほかの競技者へ危険を及ぼさないか確認する必要があります。

長く垂れる部分は引っ掛かる可能性がある

後頭部で結ぶタイプのヘアバンドは、頭の大きさに合わせて調整しやすいのが特徴です。

一方、結んだあとに余った部分が長く垂れていると、競り合いや転倒時に、ほかの競技者の手や腕、用具などへ引っ掛かる可能性があります。

首の周辺に長い部分や大きな輪が残る形も、安全上避けた方がよいでしょう。

試合用として使うなら、後頭部に沿って収まり、長く垂れる部分や大きな結び目が残らない形を選ぶと安心です。

ただし、長さだけで着用可否が決まるわけではなく、最終的には主審が現物を確認して判断します。

幅が広すぎる物にも注意

幅広のヘアバンドは、髪や汗を押さえやすい物もあります。

ただし、幅が極端に広く、目や耳の周辺まで覆う物は、プレー中にずれたときに視界などを妨げる可能性があります。

幅が広いという理由だけで直ちに着用できなくなるわけではありませんが、頭部に安定して装着でき、プレーや安全に支障がない物を選ぶことが大切です。

実際に着用した状態で、顔の方向へずれてこないか、周囲の確認を妨げないかを確かめておきましょう。

細ければ安全とも限らない

反対に、細いヘアバンドなら必ず安全というわけでもありません。

細いタイプでも、強く締め付けないと固定できない物や、硬い接合部分や留め具が付いている物は注意が必要です。

また、髪質や頭の形によっては、プレー中にずれたり外れたりすることがあります。

大切なのは、細いか太いかだけではなく、材質・長さ・幅を含め、装着した状態で危険がないことです。

試合前に動いて確認する

鏡の前で静かに装着しただけでは、試合中のずれや外れやすさまでは分かりにくいものです。

試合前に安全性と使いやすさを確かめるため、次の点を確認しましょう。

  • 首を左右へ動かしてもずれないか
  • 軽く走ったりジャンプしたりしても外れないか
  • 前後へ動いたときに額や目の周辺まで落ちてこないか
  • ヘディング動作で位置が大きく変わらないか
  • 結び目や留め具が頭に強く当たらないか
  • 装着したときに痛みや違和感がないか

試合中に何度もずれるヘアバンドは、プレーへ集中しにくくなるだけでなく、顔や目の周辺へ落ちてくる可能性があります。

ヘアバンドを着用する位置やずれにくい付け方については、サッカー用ヘアバンドの付け方と正しい位置で詳しく整理しています。

試合で使う場合は、付け方だけでなく、材質・長さ・幅を確認し、装着した状態で本人やほかの競技者へ危険を及ぼさないか確かめてください。

最終判断は主審が行う

サッカーの試合前に、主審がヘアバンドを着けた選手の安全性を確認している様子

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ヘアバンドが安全かどうかを最終的に判断するのは、試合を担当する主審です。

選手や保護者が「柔らかい商品だから使える」「有名選手も似た物を使っている」と考えていても、その試合で自動的に認められるとは限りません。

有名選手が着用している物と、市販されている商品が完全に同じ仕様とは限りません。

大会のカテゴリーや競技会規定も異なるため、テレビや写真で見た使用例だけを着用可能の根拠にするのは避けましょう。

同じ商品でも状態によって判断が変わる

同じメーカー、同じ商品名のヘアバンドでも、使用状況や劣化の程度は一つひとつ異なります。

新品では平らだったロゴが剥がれている、接合部分が変形している、ゴムが伸びて外れやすくなっている場合は、安全性に影響する可能性があります。

付け方によっても、装着した状態の安全性は変わります。

頭に沿って収まっている状態と、後頭部に大きな結び目を作り、端が長く垂れている状態では、同じ製品でも接触時の危険性が異なる可能性があります。

そのため、「同じ商品をチームメイトが使っているから、自分も使える」とは限りません。

ただし、劣化や付け方だけで着用可否が決まるわけではなく、JFAが示している材質・長さ・幅を含め、主審が現物を確認して判断します。

前の試合で使えたことは保証にならない

選手や保護者からよく聞くのが、「前の試合では何も言われませんでした」という疑問です。

同じ物を何度も使えていれば、次も使えると感じるかもしれません。

ただし、競技者の用具は試合前に確認されます。

前回の試合で着用を認められたことや、用具検査で特に指摘されなかったことが、次の試合でも使用できることを保証するわけではありません。

大会の競技会規定が異なる場合もありますし、前の試合からヘアバンドの状態が変わっている可能性もあります。

「前の試合で使えた」は着用許可の根拠になりません

ヘアバンドの安全性は、その試合を担当する主審が現物を確認して判断します。

心配な場合は、試合開始直前になって慌てないよう、時間に余裕を持ってチームの指導者へ相談し、必要に応じて主審や大会運営者へ確認してもらいましょう。

主審から外すよう指示された場合は速やかに従い、必要に応じて確認を受けた別の物へ交換します。

試合で禁止される髪留め

サッカーの試合中、審判が赤いカードを高く掲げている手元のクローズアップ

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髪を束ねるためのヘアバンドが原則として認められる一方で、髪に使用するすべての物が着用できるわけではありません。

JFAの公式通達では、髪を留めるヘアピン等、負傷を誘発する物の着用は認められないとされています。

金属製の部品、硬い部分、鋭い突起などを含む髪留めは、接触したときに本人やほかの競技者へ危険を及ぼす可能性があるため、主審が安全ではないと判断した場合は着用できません。

普段の学校生活や外出時に問題なく使える物でも、接触や転倒があるサッカーの試合には適さない場合があります。

ここでは、ヘアバンドと混同しやすい髪留めについて確認します。

金属製ヘアピンは使用できない

鏡を見ながらヘアバンドを着け、はみ出した髪を金属製ヘアピンで留める女子サッカー選手

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JFAの公式通達では、髪を留めるヘアピン等、負傷を誘発する物の着用は認められないと明記されています。

一般的な金属製のアメピンは小さく、髪の中へ隠れるため、「見えなければ大丈夫」「外れないように留めれば問題ない」と思うかもしれません。

しかし、見えにくいことと、安全であることは別です。

髪の中に隠れていても危険は残る

転倒やヘディングの競り合いで頭部へ力が加わると、金属製のピンが頭皮へ押し付けられたり、先端が当たったりする可能性があります。

ほかの競技者の手や腕が髪に触れた際に、ピンの先端や硬い部分が接触することも考えられます。

試合中に外れてピッチへ落ちた場合も、ほかの競技者が踏んだり接触したりして危険となる可能性があります。

小さな髪留めであっても、安全性に問題がないとは限りません。

そのため、金属製に限らず、硬い部分や鋭い先端があり、負傷を誘発する可能性があるヘアピンは試合前に外す必要があります。

テープで覆っても使用できるとは限らない

「金属部分をテープで覆えば使えるのでは?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、危険と判断される物は、テープなどで覆っても使用できません。

テープを巻いても、内部にある硬い部分や鋭い形状がなくなるわけではなく、汗や接触によってテープが剥がれる可能性もあります。

そのため、金属製ヘアピンや硬いクリップなど、負傷を誘発する可能性がある物は、テープで隠して使おうとせず、試合前に外しましょう。

試合用として避けたい髪留めの例

次のような髪留めは、硬い部分や鋭い箇所がある場合、負傷を誘発する物と判断される可能性があります。

  • 金属製のアメピン
  • 先端が硬いU字ピン
  • 金属部品を含むパッチン留め
  • 硬質プラスチック製のヘアクリップ
  • ワイヤー入りの髪留め
  • 先端や留め具が鋭い髪飾り

素材名だけで判断するのではなく、接触したときに本人やほかの競技者へ危険を及ぼさないかを確認してください。

柔らかいヘアバンドへ置き換える

前髪を固定したい場合は、金属製ヘアピンで細かく留めるのではなく、硬い部品や鋭い箇所のないヘアバンドで全体を押さえる方法があります。

髪が長い競技者は、金属部品や硬い飾りのないシンプルなヘアゴムで後ろ髪をまとめ、前髪や横髪をヘアバンドで押さえる形も考えられます。

ただし、柔らかいヘアバンドやヘアゴムであれば、必ず試合で使用できるわけではありません。

ヘアバンドについては、材質・長さ・幅を含め、試合前に主審が安全性を確認します。

お団子状に髪をまとめる場合も、大きく突き出した形や、硬い髪留めを内部に使用する形は避けた方が安心です。

できるだけ頭部に沿ってまとめ、硬いピンを使わない方法を普段の練習から試しておきましょう。

ヘアゴムやシュシュについても、金属部品、ビーズ、硬い飾りなどが付いている場合は、安全ではないと判断される可能性があります。

「ヘアゴムだから大丈夫」と決めつけず、最終的には試合前に主審の確認を受けてください。

飾り付きや硬い部品は避ける

ヘアバンドを着けた日本人女子サッカー選手が、試合中にボールを激しく競り合っている様子

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布製のヘアバンドであっても、飾りや硬い部品が付いている場合は注意が必要です。

普段使いのヘアバンドには、見た目を整えるために、ビーズ、バックル、金属プレート、硬いブランドロゴなどが付いていることがあります。

これらは日常生活では問題がなくても、相手との接触や転倒があるサッカーでは、本人やほかの競技者へ危険を及ぼす可能性があります。

特定の飾りが種類ごとに一律禁止されているわけではありませんが、主審が危険と判断した物は着用できません。

大きなリボンや装飾も接触の原因になる

柔らかい布で作られたリボンでも、大きく広がっていたり、長く垂れていたりすると、競り合いや転倒時にほかの競技者へ引っ掛かる可能性があります。

ビーズや装飾が縫い付けられている場合は、接触によって外れたり、硬い部分が本人やほかの競技者へ当たったりすることも考えられます。

硬いプラスチック製の飾りも、頭部や顔へ接触した場合に危険となる可能性があります。

公式戦用には、硬い部品や大きな装飾のないシンプルな物を用意する方が安心です。

試合用として避けたい髪留めの例

次のような物は、形状や素材によって危険と判断される可能性があります。

  • 大きなリボンが付いた物
  • 金属製の飾りが付いた物
  • 硬いプラスチック部品を含む物
  • ビーズや硬い装飾が付いた物
  • 鋭いロゴプレートが付いた物
  • ひもや端が長く垂れる物
  • 接触によって簡単に外れるクリップが付いた物

柔らかく見える場合でも、内側に硬い芯材、金属製の留め具、鋭い部分がないか確認してください。

文字やマークは大会規定も確認する

ヘアバンドに表示される文字、マーク、広告については、安全性とは別に競技規則や競技会規定の対象となります。

競技規則では、競技者の用具に政治的、宗教的または個人的なスローガン、メッセージ、イメージを表示してはならないと定められています。

そのため、政治的・宗教的・個人的な主張をヘアバンドへ書き込んだ物は使用しないでください。

広告、メーカー名、チーム名、ロゴなどについても、自由に追加できるわけではありません。

競技会規定、JFA、大陸連盟、FIFAなどの規定で認められている表示の範囲内であることが必要です。

市販時からメーカーのロゴが入っている商品であっても、その大きさや位置を含めて大会規定に反しないか確認しておくと安心です。

一般的な髪留め用ヘアバンドについて、JFAの公式情報では全国共通の具体的な色指定は示されていません。

ただし、競技会規定で色や表示に追加条件が設けられる可能性があるため、迷う場合は装飾やメッセージのない単色の物を選び、チームの指導者を通じて大会規定を確認しておきましょう。

年代や大会でルールは違う?

ヘアバンドを着けた日本人の少年サッカー選手が、試合中に相手選手とボールを追うシーン

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小学生、中学生、高校生、大学生、社会人で、ヘアバンドのルールが変わるのか気になる方も多いと思います。

また、「女子選手であればヘアピンなどの髪留めも認められるのでは?」と疑問に感じる方もいるかもしれません。

しかし、危険な用具を身につけてはならないという安全上の基本原則は、男女や年代を問わず共通です。

髪を束ねる必要がある場合でも、負傷を誘発する物が性別を理由に特別に認められるわけではありません。

一方、実際の大会では、競技規則に加えて、大会要項や競技会規定に用具の確認方法や追加条件が定められている場合があります。

そのため、競技規則だけを確認して準備を終えるのではなく、参加する大会の要項や競技会規定も確認することが大切です。

男女や年代で基本ルールは同じ

ヘアバンドを着けた男子サッカー選手と女子サッカー選手を、自然にぼかした分割構図で並べたイメージ

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競技者の用具に関する第4条は、男子だけ、女子だけ、成人だけに適用される規則ではありません。

少年サッカー、女子サッカー、中学校や高校の部活動、大学サッカー、社会人サッカーでも、危険な物を身につけないという基本的な考え方は共通です。

小学生でも安全基準は変わらない

小学生年代では、IFABやJFAが認める範囲で、フィールドの大きさ、試合時間、競技者数、交代方法などが競技会規定によって調整されることがあります。

しかし、安全性に関わる用具については、年齢が低いから自由になるわけではありません。

JFAの8人制サッカー競技規則でも、競技者の用具は、その競技者と相手競技者にとって安全な物でなければならないとされています。

低学年の競技者は、自分だけで用具の危険性や劣化を判断することが難しい場合もあります。

保護者や指導者が、ヘアバンドの材質・長さ・幅を確認し、硬い部品、鋭い部分、ほつれなどがないか事前に見ておくと安心です。

練習で問題なく使えている物でも、公式戦では試合前に用具の確認を受けます。

大会当日に外すよう指示されて子どもが動揺しないよう、事前に「主審から指示されたら外せば大丈夫」と伝えておきましょう。

女子選手だけ特別に硬い髪留めが使えるわけではない

髪をまとめる必要がある場合でも、性別を理由に、負傷を誘発するヘアピンや硬いクリップが特別に認められるわけではありません。

男子選手でも女子選手でも、危険な物を身につけてはならないという基本原則は同じです。

髪を束ねるヘアバンドについては、性別にかかわらず、材質・長さ・幅を主審が確認します。

長い髪をまとめる必要性があることと、危険な髪留めを使用できることは別の話です。

硬いピンなどを使わずに髪をまとめられる方法を、普段の練習から試しておくことが大切です。

男子選手や短髪でも同じ基準

男子選手や髪の短い選手が、汗や前髪を押さえるためにヘアバンドを使用することもあります。

髪が短いことを理由に自由に使用できるわけではなく、安全性に関する判断基準は同じです。

ヘアバンドを選ぶときは、材質・長さ・幅に加えて、硬い留め具や鋭い部分がないか確認してください。

強い締め付け、硬い滑り止め、外れやすさなども、装着前に確認しておきたい実用上のポイントです。

ヘアバンドの着用可否は、選手の性別、髪の長さ、商品の使用目的だけで決まるものではありません。

本人やほかの競技者へ危険を及ぼさず、競技規則や競技会規定に適合しているかを主審が確認して判断します。

練習と公式戦は分けて考えます

普段の練習で指導者から使用を認められていても、公式戦では試合前に用具の確認を受けます。

練習で使えていることだけを理由に、公式戦でも必ず使えるとは限りません。

また、練習試合であっても、本人やほかの競技者へ危険を及ぼす用具は使用しないことが大切です。

用具検査の方法や実施時期は大会によって異なる場合がありますが、安全上の基本原則がなくなるわけではありません。

公式戦か練習試合かにかかわらず、日頃から安全なヘアバンドを使う習慣を付けておきましょう。

試合でも使いやすい形のヘアバンドに慣れておけば、大会のたびに付け方や髪のまとめ方を大きく変えずに済みます。

大会独自の規定も確認する

高校サッカーの公式戦で、ヘアバンドを着けた選手同士がボールを激しく競り合うシーン

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サッカー競技規則で使用可能と考えられる用具でも、大会要項や競技会規定に追加条件が設けられている場合があります。

大会要項や競技会規定は、参加チーム、会場、審判、試合時間、交代方法だけを定めるものではありません。

ユニフォームや用具、表示できる広告、医療用保護具の確認方法や必要な手続き、宗教的なヘッドカバーなどについて条件が記載されることもあります。

ヘアバンドの記載がなくても確認は必要

大会要項に「ヘアバンド」という言葉が見つからない場合でも、自由に使用できると決まったわけではありません。

「競技者の用具はJFA競技規則による」「競技者の用具は試合前に確認を受けること」など、用具全体についてまとめて規定されている場合があります。

地域の少年大会や学校大会では、大会本部から各チームの代表者へ、別紙や連絡文書で追加の注意事項が伝えられることもあります。

大会要項だけで分からない場合は、チームの監督やコーチ、代表者が受け取っている連絡も確認しましょう。

大会前の確認手順

大会前には、次の順番で確認すると分かりやすいです。

  1. 大会要項と競技会規定を読む
  2. チームの監督や用具担当者へ確認する
  3. 必要に応じて大会本部や審判責任者へ問い合わせてもらう
  4. 試合会場で主審を含む審判員の用具確認を受ける

まずは選手や保護者が、自分で確認できる大会要項や競技会規定を読みます。

次に、判断できない点を監督やコーチへ伝えましょう。

チーム内で判断できない場合は、監督やチーム代表者を通じて大会本部へ確認するのが一般的です。

子どもの大会で保護者が個別に大会本部へ問い合わせると、チーム内で共有されている連絡と食い違う可能性があります。

できるだけチームを通して確認した方が、同じ大会へ参加する選手間でも認識をそろえやすくなります。

競技規則の適用年度にも注意

競技規則は毎年度改正される可能性がありますが、すべての大会が同じ日に新しい規則へ切り替わるとは限りません。

新年度の競技規則が有効になった場合でも、すでに始まっている競技会では、次の競技会が始まるまで旧年度の規則を継続して適用することがあります。

大会要項に「JFA競技規則による」と書かれている場合は、どの年度版が適用されるのか確認しておくと安心です。

競技規則の変更内容だけでなく、その大会での適用開始日も重要になります。

公式情報の確認について

競技規則、公式通達、大会要項、競技会規定は改正・更新される可能性があります。

正確な情報は、IFAB、JFA、参加する大会の公式サイトや配布資料をご確認ください。

着用可否を事前に確認する必要がある場合は、まずチームの指導者へ相談し、必要に応じて大会運営者や審判責任者へ確認してもらいましょう。

大会の数日前までに確認できれば、使用できなかった場合も代わりのヘアバンドやヘアゴムを準備できます。

当日の用具確認で初めて使用できないと分かってから、代わりを探すのは大変です。

公式戦で使用する予定のヘアバンドは、あらかじめ監督やコーチにも見てもらい、チーム内で認識を共有しておきましょう。

試合前の用具確認と違反対応

サッカー場のベンチに、試合前の用具確認に備えたスパイク、ボール、すね当て、ユニフォームが並ぶ様子

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試合前には、競技者の用具が安全であり、競技規則と競技会規定に適合しているか確認されます。

競技者は試合開始前に、交代要員は競技のフィールドへ入る前に用具の検査を受けます。

用具検査は主審を含む審判員が行いますが、ヘアバンドについては、安全な材質・長さ・幅であるかを試合前に主審が確認します。

留め具、結び目、装着状態なども、安全性に影響する可能性がある実用上の確認事項です。

試合前の用具検査で見られること

少年サッカーの試合前に、審判が選手のスパイクやすね当てを確認し、ほかの選手が順番を待つ様子

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用具検査では、ヘアバンドだけを特別に調べるわけではありません。

ユニフォーム、すね当て、シューズ、ソックス、アクセサリーなどと合わせて、競技者の用具に危険な部分がないか確認されます。

JFAがヘアバンドについて具体的に示している確認項目は、材質・長さ・幅です。

さらに、装着時の安全性を確かめるため、次の点も確認しておきましょう。

  • 接触時に危険となる硬い部品や鋭い部分がないか
  • 大きな結び目や突起がないか
  • 長い部分や大きな輪が残っていないか
  • プレー中に外れたり顔へ落ちたりしないか
  • 本人やほかの競技者へ危険を及ぼさないか

試合前に外すよう指示された場合は、そのヘアバンドを取り外すか、別の安全な物へ交換します。

別のヘアバンドへ交換する場合も、使用する前に主審を含む審判員の確認を受けましょう。

着用を認められなかった物を、確認を受けずに再び装着してはいけません。

試合会場へ持っていくと安心な物

  • 硬い部品や危険な突起のないヘアバンド
  • 金属や硬い飾りのない予備のヘアゴム
  • 材質や形状の異なる予備のヘアバンド
  • 外した髪留めを保管する小袋
  • 汗で濡れた場合に交換できる清潔な予備

ヘアバンド以外の基本用具や試合・練習時の持ち物も確認したい方は、少年サッカーに必要なもの一覧も参考にしてください。

予備のヘアバンドやヘアゴムについても、自動的に着用できるわけではなく、試合前に安全性の確認を受ける必要があります。

試合中に問題が見つかった場合

サッカーの試合中、主審の指示を受けた選手が用具を直すため一時的にピッチの外へ出る様子

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試合中に危険な用具や認められていないアクセサリーが見つかった場合でも、プレーを直ちに止める必要はありません。

主審は、競技者に用具を正すため競技のフィールドを離れるよう指示します。

競技者は、原則として次にプレーが停止したときにフィールドを離れます。ただし、プレーが停止する前に問題が解消された場合を除きます。

フィールドの外でヘアバンドを取り外したり、別の物へ交換したりしたあとは、審判員による用具の確認が必要です。

確認を受けたあとも、競技者自身の判断でフィールドへ戻ることはできません。

主審の許可を受けてからフィールドへ復帰します。主審の許可は、プレー中に与えられる場合もあります。

ヘアバンドだけですぐ警告とは限らない

ヘアバンドを着けた選手が、審判の見守るサッカーの試合で相手選手をかわしながらドリブルする様子

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「安全ではないヘアバンドを着けていたら、すぐイエローカードになるの?」と不安になる方もいると思います。

危険または認められていないヘアバンドを着用していたという理由だけで、直ちに警告されるわけではありません。

まずは主審の指示に従い、取り外す、交換する、フィールドの外で用具を正すといった対応をすることが大切です。

競技規則では、危険な物や認められていない物を外すよう求められた競技者が、指示を拒んだ場合や、外した物を再び身につけた場合は警告の対象になります。

また、用具を直すためにフィールドを離れた競技者が、主審の許可を受けずに戻った場合も警告されます。

つまり、ヘアバンドを着用していたことだけではなく、主審の指示に従わない行為や、許可を受けずに復帰する行為が懲戒の対象になります。

子どもには事前に対応を伝えておく

ヘアバンドを着けた少年サッカー選手が、試合中に相手選手とボールを追いながらドリブルする様子

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競技者が子どもの場合、試合中に突然審判員から声をかけられると、焦ってしまうことがあります。

自分だけ注意されたと感じて、落ち込んでしまう子もいるかもしれません。

保護者や指導者は、事前に次のように説明しておくと安心です。

「主審から外すよう言われたら、反論せずに外せば大丈夫だよ」

「用具を直すためにフィールドを出たら、審判員に確認してもらい、主審から戻ってよいと言われるまで待とう」

「注意されたことは、プレーが悪いという意味ではなく、安全を確認するためだよ」

このように対応を伝えておけば、実際に指示を受けたときも落ち着いて動きやすくなります。

状況 選手が行う対応 避けたい対応
試合前に外すよう言われた その場で外すか、安全な予備へ交換して確認を受ける 前の試合では使えたと長く抗議する
試合中に問題を指摘された 主審の指示に従い、必要に応じてフィールドを離れる 指示を拒んだり、外した物を再び着用したりする
フィールド外で用具を直した 審判員の確認を受け、主審の許可を待つ 自分の判断でフィールドへ戻る
ヘアバンドが切れた・外れた 危険がないように取り外し、交換する場合は確認を受ける 壊れた状態のまま付け直す

サッカーのヘアバンドに関するよくある質問(FAQ)

サッカー場でヘアバンドを着けた少年選手が、ボールのそばでルールに関する疑問を考えている様子

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Q1. サッカーの公式戦ではヘアバンドは禁止ですか?

A. 髪を束ねるためのヘアバンドは、一律に禁止されているわけではありません。

JFAの公式情報では、ヘアバンドは認められる一方、安全な材質・長さ・幅でなければならず、試合前に主審が確認すると説明されています。

ただし、硬い部品、鋭い部分、大きな装飾、長く垂れる部分などがある物は、本人やほかの競技者へ危険を及ぼすと判断される可能性があります。

これらが種類ごとに禁止品として列挙されているわけではありませんが、公式戦には危険な部分のないシンプルなヘアバンドを用意すると安心です。

最終的な着用可否は、その試合を担当する主審が現物を確認して判断します。

Q2. ゴム製のヘアバンドなら必ず使えますか?

A. ゴム製という理由だけで、必ず着用を認められるわけではありません。

JFAが公式に示している確認項目は、ヘアバンドの材質・長さ・幅です。

さらに、金属製の留め具、硬い接合部分、強い締め付け、長く垂れる部分、劣化による外れやすさなども、装着時の安全性を確認するうえで注意したい点です。

商品名や素材表示だけで判断せず、実際に装着した状態で危険な部分がないか確認してください。

最終的には、試合前に主審が現物を確認します。

Q3. ヘアピンを髪の中に隠せば使えますか?

A. JFAの公式通達では、髪を留めるヘアピン等、負傷を誘発する物の着用は認められないとされています。

髪の中に隠れていても、転倒や接触によって硬い部分が頭皮やほかの競技者へ当たる可能性があります。

また、危険と判断される物は、テープなどで覆っても使用できません。

前髪を固定したい場合は、硬い部品や鋭い部分のないヘアバンドなどへ替えましょう。

ただし、代わりのヘアバンドについても、材質・長さ・幅を主審が確認します。

Q4. ヘアバンドの色はユニフォームと同じでなければいけませんか?

A. 一般的な髪留め用ヘアバンドについて、JFAの公式情報では全国共通の具体的な色の条件は示されていません。

一方、ヒジャブなど頭部を広く覆うヘッドカバーには、黒またはシャツの主たる色と同じ色にするなど、競技規則上の条件があります。

一般的なヘアバンドと、頭部全体を覆うヘッドカバーの規定は分けて考える必要があります。

また、大会要項や競技会規定で、色や表示に追加条件が設けられる可能性もあります。

迷う場合は、装飾やメッセージのない単色の物を選び、チームの指導者を通じて大会規定を確認しておくと安心です。

Q5. 前の試合で使えたヘアバンドなら次も使えますか?

A. 前の試合で使えたとしても、次の試合で必ず着用できるとは限りません。

競技者の用具は試合前に確認され、ヘアバンドについては、その試合を担当する主審が材質・長さ・幅を確認します。

大会の競技会規定が異なる場合や、前の試合からヘアバンドの状態や付け方が変わっている場合もあります。

前回指摘されなかったことは、次の試合でも着用できることを保証するものではありません。

心配な場合は、試合開始直前になって慌てないよう、時間に余裕を持ってチームの指導者へ相談し、必要に応じて主審や大会運営者へ確認してもらいましょう。

主審から外すよう指示された場合は、速やかに取り外すか、確認を受けた別の安全な物へ交換してください。

サッカーヘアバンドのルールまとめ

サッカーのヘアバンドは、公式戦だから一律に禁止される物ではありません。

JFAの公式情報では、長髪を束ねるためのヘアバンドは認められると説明されています。

ただし、どのようなヘアバンドでも自由に使用できるわけではありません。

JFAが具体的に示している確認項目は、ヘアバンドの材質・長さ・幅です。

さらに、硬い留め具、鋭い部分、大きな結び目、長く垂れる部分などがある場合は、装着した状態で本人やほかの競技者へ危険を及ぼす可能性があります。

最終的な着用可否は、試合前に現物を確認する主審が判断します。

サッカーのヘアバンドに関するルールと、事前に確認しておきたいポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 危険な用具や物を身につけないことが競技規則の基本
  • 長髪を束ねるヘアバンドは認められている
  • ヘアバンドは安全な材質・長さ・幅であることが必要
  • ヘアピン等、負傷を誘発する物は使用できない
  • 危険な物はテープなどで覆っても使用できない
  • 硬い留め具や鋭い部分がないか確認する
  • 長く垂れる部分や大きな結び目がないか確認する
  • 滑り止めやロゴ部分に危険な硬さや突起がないか確認する
  • 劣化、ほつれ、破損がある物は試合用として避ける
  • 試合前に主審の確認を受ける
  • 前の試合で使えたことは次の試合での着用を保証しない
  • 大会要項や競技会規定、競技規則の適用年度も確認する
  • 外すよう指示された場合は速やかに従う

迷ったときの選び方

柔らかく、硬い部品や鋭い部分がなく、長く垂れる箇所がないシンプルなヘアバンドを選ぶと安心です。

装飾がなく、ずれにくく、劣化していない物を選ぶことも、安全性と使いやすさを確認するうえで役立つ目安です。

試合前には、実際に装着した状態で、痛みや強い締め付けがないか、走ったり首を動かしたりしても顔の周辺へ落ちてこないかを確認しておきましょう。

ヘアバンドは、長い髪や前髪を押さえ、髪を気にせずプレーしやすくするために使われます。

一方で、普段使いの髪留めには、硬い飾り、金属製の部品、鋭い箇所などが含まれていることがあります。

日常生活で問題なく使える物でも、接触や転倒があるサッカーの試合では、安全ではないと判断される可能性があります。

選手本人が使用する場合は、試合で使う予定のヘアバンドを事前に監督やコーチへ見せておきましょう。

子どものために保護者が準備する場合は、表面だけでなく、内側の接合部分、滑り止め、留め具、ロゴ部分まで触って確認すると安心です。

また、試合当日に外すよう指示された場合に備えて、硬い部品や危険な装飾のない予備のヘアバンドやヘアゴムを用意しておく方法もあります。

ただし、予備として持参した物も自動的に使用できるわけではなく、必要に応じて主審の確認を受けてください。

ルールを守る目的は、選手の髪型や見た目を細かく制限することではありません。

着用する本人とほかの競技者の安全を守り、全員が安心してプレーできる状態をつくることです。

お気に入りの商品かどうかだけでなく、「接触したときに本人やほかの競技者へ危険を及ぼさないか」という視点でも確認してみてください。

材質・長さ・幅に問題のないヘアバンドを用意し、試合前に主審の確認を受けたうえで、プレーに集中しましょう。

試合で使える条件を確認したうえで、色や太さによる見え方や、髪型との合わせ方も知りたい方は、サッカーのヘアバンドはダサい?印象の違いとおしゃれに見せるコツも参考にしてください。

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この記事を書いた人

小学生時代にプロクラブアカデミーでプレー。高校サッカーを経て、関東大学サッカー部では4年間トップチームに所属。大学卒業後はドイツ・ルクセンブルク1部・オーストラリアでプレーし、現在も社会人チームでサッカーを継続しています。自身の進路経験と、JFA・各校公式サイト・募集要項・大会情報などをもとに、サッカーを続けたい子どもと保護者が進路を選びやすいように情報を整理しています。入試・推薦・練習会・セレクション情報は年度によって変更される場合があるため、最新情報は必ず各校・各クラブの公式情報をご確認ください。
筆者の詳しい経歴や、このサイトで大切にしている情報確認の方針は、プロフィールページにまとめています。

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