6人制サッカーのフォーメーション完全攻略|2-2-1から実戦まで

6人制サッカーの フォーメーションを 完全攻略!
6人制サッカーのフォーメーション完全攻略|2-2-1から実戦まで

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こんにちは。サッカー小僧の作り方、運営者のSOOOOO(そー)です。

6人制サッカーのフォーメーションって、地味に悩みますよね。2-2-1が定番とは聞くけど、2-1-2や1-3-1、3-2はいつ使うの?守備はマンツーマン?ゾーン?オフサイドや交代ルール、コートサイズが違うと最適解も変わるし、低学年や初心者だと「まず形を作って事故を減らす」ほうが大事だったりします。

この記事では、6人制サッカーのルール確認から入って、ポジションの役割、守備の基準、ビルドアップ、プレス、切り替え、練習メニューまで、あなたが現場で迷わないための「型」と「約束事」をまとめます。大会ごとの運用差にも触れるので、読んだあとにチームの状況に合わせて選べるようになりますよ。

この記事でわかること
  1. 6人制サッカーで崩れない基本の考え方
  2. 2-2-1と2-1-2の使い分けの目安
  3. 1-3-1や3-2で起きる事故と対策
  4. 守備とビルドアップの約束事の作り方
目次

6人制サッカーのフォーメーション:入門編

6人制サッカーのフォーメーション:入門編

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まずは前提を揃えます。6人制は「ルールと環境」で強さが変わるので、ここを押さえるだけで判断がラクになります。低学年や初心者でも迷子になりにくい“最小の約束事”も一緒に整理していきます。

6人制サッカーのルールを先に押さえて迷いをなくす

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6人制は地域大会や施設ルールで運用が変わりやすいです。なので、最初にやるべきはルールの決め打ちじゃなくて、当日の前提を確認してチームの約束事に落とすことなんですよね。ここをやらずに「うちは2-2-1で行くぞ!」って決めても、オフサイドの有無や交代の縛り、再開方法が違うだけで、同じ形でも難易度がガラッと変わります。

6人制は「大会ごとの当たり前」が違う

たとえば同じ6人制でも、オフサイドがない地域だと裏への一発が増えます。交代が自由だと運動量で押せるけど、回数制限があると走り切る前提のプランが崩れます。再開方法も、スローインだけじゃなくキックインなどフットサル寄りの運用になることがあって、サイドの守り方(寄せ方)や相手の再開の速さが変わります。つまり、6人制は「戦術の前に環境」なんです。

最初に確認したいチェック

  • オフサイドはある?ない?
  • 交代は自由?回数制限は?GK交代の扱いは?
  • 再開方法(スローイン/キックインなどローカル運用)は?GKリスタートに制限は?
  • コートはフットサル寄り?少年用ミニコート寄り?

当日10分でできる「チーム用の確認→落とし込み」

私は試合前に、上のチェックを確認したら、そのまま「約束事3つ」に圧縮します。難しい言葉は要らなくて、子どもが覚えられる短さが大事。たとえば、オフサイドなしなら「裏ケア役は常に残る」、交代が自由なら「ワイドは全力で上下動してOK、ただし短いスパンで回す」、コートが広めなら「中央の穴だけは絶対に空けない」。これだけでも、チームの動きが一気に揃います。

ここが曖昧なままだと、フォーメーション以前に「守り方の基準」がズレます。特にオフサイドは最終ライン設定に直結しますし、交代の自由度は運動量の設計に直結します。だから私は、ルール確認を「面倒」じゃなくて、勝ちやすくする作業として捉えています。

ルールは大会・地域で差が出やすいので、正確な情報は主催者資料や公式サイトをご確認ください。試合中の最終判断は審判が基準になります。判断に迷うときは、指導者や審判経験者に相談して整理すると安心です。

また、一般的なサッカー競技規則そのものは公式文書で確認できます(ただし6人制の細則は大会要項が最優先で、競技規則は基本の考え方を確認するイメージです)。(出典:日本サッカー協会「サッカー競技規則 2025/26」)

参考に、うちのサイト内だと公式の参照先をまとめた記事もあります:子どものサッカーに役立つ公式ガイド集

大事なことなので繰り返します。大会ごとの細かい運用は、必ず大会要項・主催者資料で確認してください。この記事は「考え方」を整理するためのものなので、現場の最終判断は指導者や専門家にご相談ください。

オフサイドの有無で守り方が激変するポイント

オフサイドの有無で守り方が激変するポイント

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6人制でオフサイドが「なし」運用だと、起きやすくなるのが裏を一発で取られて終わるパターンです。ここ、気になりますよね。特に低学年だと、ボールが動くと全員が寄りがちで、最後方が消えます。

そうすると相手は攻めやすくなりがちで、「とりあえず前に蹴る」だけでも裏が取れて、GKと1対1になりやすい。これが一番もったいない失点なんですよ。

オフサイドなしで崩れないコツ

結論から言うと、ラインを上げすぎず、危険管理の役を固定するのが一番効きます。「みんなで頑張って戻る」みたいな精神論にすると、試合中に絶対ブレます。だからこそ役割です。誰が残る?どこに残る?どんな時に残る?ここを先に決めておくと、守り方がグッと安定します。

オフサイドなしの基本ルール

  • 最後の1人は飛び込まない(まず遅らせる)
  • 裏ケア担当を決める(最後の1人が兼ねることが多い)
  • ボールサイドに寄るなら逆サイドは絞りすぎない

「最後の1人は遅らせる」って何をする?

遅らせるって、「絶対に奪いに行くな」って意味じゃないです。優先順位として、まずは相手に前を向かせないことと、中央へ入れさせないこと。いきなり飛び込むと、相手が軽く外して終わる場面が増えます。

距離を詰めるのはOKだけど、奪い切るより「時間を稼ぐ」意識が大事です。子どもには「抜かれないで、外に追い出そう」って言うと伝わりやすいかなと思います。

オフサイドありのときに気をつけたいこと

逆にオフサイド「あり」なら、最終ラインを揃えるメリットも出ます。ただ、6人制は人数が少ないぶん、ライン操作が雑だと一気に崩れます。だから私は、「ライン上げるぞ!」より先に合図と基準を一つだけにします。

あくまで例だけど、「相手が後ろ向きで受けたら一歩上げる」「GKが持ったら無理に上げない」みたいに、迷いが減る合図にしておくと、チーム全体が同じタイミングで動きやすいです。

オフサイドの有無や適用の細部は大会で差が出やすいです。試合前に主催者資料で確認し、試合中は審判の判定を前提にプレーしましょう。納得いかない場面があっても、子どもたちの前では落ち着いて、次のプレーに集中するのが一番です。

フットサル経験者がハマりやすい落とし穴

フットサル経験がある子は、近い距離の守備やプレッシングが上手いことが多いです。でも6人制になると、スペースが広く感じやすい(実際に広めの運用になることも多い)ので、「寄せた後の背後」と「中央の穴」が出やすい。

フットサルの感覚で前へ出るのは武器だけど、出たあとに誰が中央を埋めるかがセットじゃないと事故ります。ここをチームで言語化しておくと、上手い子がより活きます。

コートサイズと交代のルールで戦い方を最適化

コートサイズと交代のルールで戦い方を最適化

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コートサイズがフットサル寄りだと、距離が短いぶんプレスが効きやすく、展開が速いです。フットサルコートに慣れている状態で、少年用ミニコート寄り(フットサルコートより広い設定になりやすいケース)になると、スペースが増えて「中央の穴」が失点に直結しやすい。

ここが6人制の難しさでもあり面白さでもあります。だから私は「どのフォーメーションが最強?」より先に、「今日のコートと交代条件で、何が起きやすい?」を考えます。これをやると、選択が一気に整理されますよ。

コートが広いほど起きること

  • ワイドの上下動が増える(戻りが間に合わない事故が増える)
  • 中央の管理が勝負になる(2-1-2が刺さりやすい)
  • 展開一発でチャンスになる(逆サイドが空きやすい)

コートが狭いほど起きること

逆に狭めだと、距離が短いから「みんな寄る」が起きやすいです。ボールに全員が集まると、味方同士が邪魔になって、奪われた瞬間にドカンとカウンターを受けます。なので狭いコートほど、横幅2レーン以上が効きます。「右の子は右で張る」「左の子は左で張る」っていう単純なルールが、狭いほど生きます。

交代ルールで運動量設計が変わる

自由交代に近いなら、1-3-1みたいな運動量勝負も現実的になります。回数制限があるなら、走り続ける前提の設計は危険です。なので、フォーメーションを選ぶ前に「交代の自由度」を見て、走れる設計か、守備安定でいくかを決めるのがコツです。

交代条件で決める「現実的なプラン」

  • 自由交代が可能:ワイドを回して運動量で押す選択が取りやすい
  • 回数制限あり:走り切る前提より、形で崩れない設計が安定
  • GK交代に制限あり:GKに無理な対応をさせないため、詰まった状態での苦しい戻しを減らす

コートや交代条件は会場・年代で変わります。ここではイメージを掴むための目安として、よくあるケースをざっくり表にします(あくまで一般的な目安です)。

条件の傾向 起きやすいこと チームの対策
コートが狭め 密集・こぼれ球合戦 幅固定の役を決める
コートが広め 裏・サイド裏の事故 中央と背後の管理役を固定
自由交代 運動量勝負が可能 走る役を短い周期で回す
交代制限 後半に失速しやすい 守備安定の形を優先

細かい数値や規格は大会や施設で変わるので、最終的には大会要項・会場表示・主催者案内をご確認ください。

うちのサイトの解説も参考になります:サッカーのコートサイズの考え方

基本原則と練習メニューを最短で定着させる

基本原則と練習メニューを最短で定着させる

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6人制で勝ちやすく、教えやすいのは「細かい戦術」より崩れない原則です。低学年や初心者ほど、約束事は少ないほど回ります。私はここを「チームのOS」って呼んでます。OSが入ってない状態でフォーメーションだけ入れても、試合中に必ずバグります。逆にOSが入ってると、形が多少崩れても立て直せます。ここ、めちゃ大事です。

6人制の原則(まずはこれだけ)

  • 横幅は最低でも2レーン以上(左と右を残す意識)
  • 中央の穴を作らない(自陣〜中盤の真ん中)
  • 奪われた最初の3秒は役割固定(近い人プレス、遠い人戻る)
  • 最後の1人のルール(全員で攻め切らない)

原則を「言葉」じゃなく「行動」にするコツ

子どもに「幅を取れ」って言っても、試合だと忘れます。だから、行動を具体化します。たとえば「サイドの子は外で受けられるように幅を取る」「中央の子はゴールとボールを結ぶ線を意識して立つ」「奪われたら一番近い子が最初の3秒は全力で寄せる(その後は状況で戻る・カバーに切り替える)」みたいに、“見ればわかる”行動に落とすと、迷いが減ります。

切り替えの最初の3秒が一番大事な理由

6人制は人数が少ないので、1人が戻らないだけで決定機になります。だから「奪われた瞬間」が勝負です。私はこれを最初の3秒ルールとして固定します。近い人は即プレスで前進を止める。遠い人は中央とゴール前へ戻る。最後方は飛び込まず時間を稼ぐ。これをチームで揃えると、失点がガクッと減ります。

フォーメーション理解に直結する練習

練習は「形を知る」→「約束事を試す」→「試合に近づける」の順がやりやすいです。いきなり試合形式でやると、上手い子だけが解決しちゃって、チームの約束事が育たないことが多いんですよね。

  • 6対6のゲームを固定フォーメーションで実施(途中で配置替えしない)
  • 外フリーマン付きのミニゲームで幅取りを学ぶ
  • 奪われた瞬間の戻りに得点をつけて切り替えを習慣化

目的別に「条件」をつけると身につく

ただゲームをするより、条件を1つだけ足すのが効きます。幅取りなら「外フリーマン経由で1点」、中央管理なら「中央レーンを通したら2点」、切り替えなら「奪われて3秒以内に自陣へ戻れたら加点」。こういう小さな仕掛けで、子どもが自然に必要な動きを選ぶようになります。

練習中の安全管理やルール設定(接触の強さ、コートの危険物チェックなど)は指導者の責任が大きいです。最終的な判断は専門家にご相談ください。子どもたちが安全に楽しめる環境が一番です。

2-2-1のポジションとその役割

2-2-1のポジションとその役割

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迷ったら2-2-1。まず崩れにくくて強いです。理由はシンプルで、後ろに2枚いるだけで事故が激減するから。特に低学年や初心者だと、ボールに全員が寄りがちなので、後ろ2枚の“保険”が効きます。しかも、2-2-1は「ライン(段)が見える」ので教えやすい。後ろ、真ん中、前。これだけで整理できます。

配置の考え方

  • DF2:横並びになりすぎず、片方はカバー(斜め)
  • サイド2:片方は幅固定、片方はボールに関与(寄る)
  • 前1:収める/裏を取るを交互に(受けるだけにならない)

2-2-1が「初心者に刺さる」理由

初心者の一番の事故は、攻撃に夢中で後ろがいなくなることです。2-2-1は、後ろが2人いる前提だから「誰かが残る」状態を作りやすい。さらに、DF2が幅を取って受けられると、GKからのビルドアップも落ち着きます。ボールを奪った瞬間に前へ蹴るだけじゃなく、一回落ち着いて前進できるようになるんですよ。

2-2-1の約束事(超シンプル版)

  • ボールサイドのサイドは寄ってOK、逆サイドは幅固定
  • DFは片方が出たら片方は必ずカバー
  • 前は受ける動きと裏を取る動きを交互に(役割を揃える)

よくある崩れ方と、すぐ効く修正

2-2-1の弱点は、中央に“純粋な中央役”を置きにくいので、両サイドが中に絞ると真ん中が空きやすいこと。これ、試合でめっちゃ起きます。しかも、起きた瞬間に失点しやすい。だからこそ、逆サイド幅固定が効きます。「逆サイドは中に入らないで、幅で待つ」。これだけで、中央の穴が埋まりやすくなるし、奪った後の展開先も生まれます。

ポジション適性の置き方(低学年でも伝わる)

2-2-1の配置は、選手の適性を活かしやすいです。DFは「対人が強い子」だけじゃなくて、遅らせられる子が向いてます。ワイドは運動量がある子。前はボールを失わず時間を作れる子。ここをざっくりでも当てはめると、チームが一気に安定します。全員に完璧を求めなくてOK。役割がハッキリしてるだけで、子どもは動きやすいです。

2-2-1は将来的に人数が増える(8人制など)ときも、段のイメージが移行しやすいです。今のうちに「幅」「中央」「切り替え」の習慣を作っておくと、次のカテゴリでも伸びますよ。

6人制サッカーのフォーメーション:実戦編

6人制サッカーのフォーメーション:実戦編

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ここからは2-1-2、1-3-1、3-2の使い分けと、守備(マンツーマンとゾーン)やビルドアップ、プレスの約束事を具体化していきます。あなたのチームの強み(中央の質、運動量、相手の強さ)に合わせて選べるように整理します。

2-1-2で中央を守る仕組みとは

2-1-2で中央を守る仕組みとは

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2-1-2は「中央の穴」を消しやすいのが最大の強みです。6人制は中央を割られるとピンチになりやすいので、中央に1枚いるだけで守備が安定しやすいんですよね。特にコートが広めだったり、相手が中央を使うのが上手かったりすると、2-1-2の価値が上がります。

ハマるチームの条件

中央の1枚は、役割が重いです。首を振って状況を見て、奪われたら戻れて、配球もできる。ここができる子がいると2-1-2は一気に強くなります。逆に言うと、中央が「ただそこにいる」だけだと、2-1-2は機能しません。中央は、守備でも攻撃でも“接続”の役です。

2-1-2の約束事

  • 前2のどちらかは「逆サイドなら戻る」を固定
  • 中央1は守備で迷ったら中央優先(外は誘導)
  • 自陣で守る場面や相手が前を向けそうな場面は2-2-1に可変する意識(中央が落ちて2枚化)

2-1-2が崩れるパターンは「前が戻らない」

前2が上がりっぱなしになると、中央1が孤立して守備崩壊します。なので、前のどちらかを「戻る係」にしておくのが現実的です。ここを曖昧にすると、チーム全体の戻りが遅れます。私は「前の片方は、ボールが逆なら戻る」っていう、超シンプルなルールを入れます。たったこれだけで、中央の子が救われます。

攻撃でも中央が起点になる

2-1-2の良さは、奪った後に中央を経由して前進しやすいことです。DFからワイド、ワイドから中央、中央から前。こういう繋ぎが作れると、前2が「受ける/裏へ走る」を交互にできて、攻撃が単発になりにくい。6人制は展開一発でチャンスになるので、中央に一回預けて逆サイドができると強いです。

中央の役割って、呼び名が多くて混乱しやすいです。ボランチと他の中盤の違いを整理したいなら、こちらもどうぞ:ボランチとミッドフィルダーの違い

2-1-2は中央に負荷が集中しやすいので、無理に1人に背負わせすぎないのが大事です。疲れてきたら交代、役割の簡略化、守備時の2-2-1可変など、現場で調整しましょう。最終的な判断は指導者や専門家にご相談ください。

1-3-1の攻撃と運動量で得点を上げる

1-3-1の攻撃と運動量で得点を上げる

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1-3-1は攻撃力が出ます。中盤3で数的優位を作りやすいので、ボールが回りやすい。ただし、条件付きです。最後の1枚が剥がされた瞬間に一気に危なくなるので、守備の設計がめちゃ重要。ここを理解して入れるなら、1-3-1は得点力が一気に上がります。逆に「なんとなく攻撃的で良さそう」で入れると、痛い目を見ます。

崩れる原因はだいたい同じ

  • ワイドが戻れない(上下動の距離が長い)
  • DF1が潰しに行って剥がされる(時間を稼げない)
  • 中盤3が全員ボール側に寄る(逆サイドが空く)

DF1の仕事は「奪う」よりまず「守り切る」

1-3-1のDF1は、ヒーローになりたくなるポジションです。奪いに行きたい。でも、そこで飛び込むと一気に危なくなります。大事なのは、まず相手を外へ追い出して時間を稼ぐこと。味方が戻るまでの数秒を作る。奪えたら最高だけど、無理に奪い切らなくてもOKです。遅らせられたら勝ち、くらいに考えると安定します。

1-3-1の鉄則

DF1は飛び込まず、まず遅らせる。ここを徹底できないと、カウンターで一気に崩れやすいです。

ワイドの役割は「攻撃参加OK、ただし戻りは最優先」

1-3-1はワイドが上がるから攻撃が厚くなります。でも、上がりっぱなしだと守備が破綻します。だから私はワイドにこう伝えます。「攻撃参加していい。でも奪われたら、誰よりも早く戻る」。これを徹底するなら、攻撃も守備も両立しやすいです。逆に戻りが遅いと、DF1が毎回2対1を強いられて崩壊します。

交代が鍵

自由交代に近い大会なら、ワイドを短いスパンで回す設計ができます。逆に交代が少ないなら、1-3-1は運動量的にキツいこともあるので、無理に採用しなくてOKです。チーム事情に合わせるのが一番ですよ。私の感覚だと、交代が回る環境の1-3-1は強いけど、交代が回らない環境の1-3-1は事故が増えやすいです。

1-3-1を試すなら、まずは練習試合の前半だけ、みたいに短い時間で導入するのがおすすめです。崩れ方(どこが空いたか、誰が戻れなかったか)が見えたら、約束事を1つ足して修正していくと上手くいきます。

3-2で守備を安定させ失点を減らす

3-2で守備を安定させ失点を減らす

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相手が速い、個が強い、こっちはまだ守備が整ってない。こういうときは3-2が頼れます。ゴール前の事故が減りやすいのが最大のメリットです。6人制で「まず失点しない」を作るなら、3-2はめちゃ現実的。特に低学年は、守備で整うと落ち着いてプレーできるので、結果的に攻撃も良くなります。

守備は安定しやすいけど、攻撃が単発になりやすい

3枚が後ろにいるぶん、奪っても前が薄くなりがちです。なので、前2のうち1人は「受けに降りる係」を作ると繋がります。ここを作らないと、奪っても前へ蹴って終わりになって、ずっと守り続ける展開になりやすい。守備が安定しても、体力が削られて最後に失点、ってのが起きるので、攻撃の出口を作るのが大事です。

3-2の約束事

  • 前2の1人は受けに降りる(疑似トップ下)
  • 奪ったらまず幅、次に縦(最短で前進)
  • 後ろ3は横に並びすぎない(カバー角度を作る)

後ろ3の「並びすぎ問題」を解決する

3-2でよく見るのが、後ろ3が一直線のままズレずに止まってしまい、中央を割られやすくなるパターンです。後ろは「横に広がる」だけじゃなく、斜めのカバー角度が重要。

真ん中の子は基本は少し後ろでカバーに構えて、両脇が一歩前で出られる形にすると、潰しとカバーが両立しやすいです。もちろん相手が前を向けそうな危ない場面では、真ん中も出て止める意識を持たせるとズルズル下がりにくいです。

低学年の現場で3-2がハマる理由

低学年はボールに寄ります。これは自然です。だから「寄るな!」より、寄っても崩れにくい形のほうが現実的なことが多いです。3-2は後ろの人数が多い分、寄っても最後が残りやすい。結果として、子どもが「安心してチャレンジ」できる。攻撃の成功率も上がりやすいです。守備の安定は、子どものメンタルにも効きます。

守備を固めると「引きすぎ」になりやすいです。押し込まれ続けると疲れるので、奪ったら一回だけでも前へ出る合図(受けに降りる係、幅に出す係)を決めて、守って終わりにしない工夫を入れると良いです。

マンツーマンとゾーン守備を迷わず使い分ける

マンツーマンとゾーン守備を迷わず使い分ける

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結論から言うと、6人制はマンツーマンもゾーンも混ざります。これ、割り切ったほうがうまくいきます。というか、混ざるのが自然です。

人数が少ないから、ボール周辺は寄せや制限が遅いと簡単に前を向かれたり、剥がされたりします。一方で、ゴール前まで人を追いかけると、危ない場所(コース)が空いて失点につながりやすい。だから「場所で考える」が答えです。

使い分けの現実解

守備の目安

  • ボール周辺:人を見る(奪うためのマンツー気味)
  • ゴール前:スペースとコースを見る(ゾーン寄り)

子どもに伝えるなら「ゴール前は家を守る」

私は低学年には、「ゴール前は自分の家。家の前は人より場所を守る」みたいに言います。言い方は何でもいいんだけど、要は危ない場所から埋めるってこと。パスコース、シュートコース、中央。ここを埋めるだけで、失点は減ります。逆に、ゴール前で相手を追いかけると、スルーパス一本で終わることが多いです。

誰がファーストDFかを決める

守備で一番大事なのは、誰が最初に寄せるかを固定すること。毎回バラバラだと、寄せが遅れて相手が前を向きます。6人制は人数が少ないぶん、これが失点に直結します。だから私は「一番近い人が行く」だけじゃなく、「近くても行かない例外」を決めます。たとえば最後方の子が一番近い時は飛び込まない、とか。例外があるほうが、実は守備が安定します。

スライドの考え方(全員で追わない)

マンツーっぽくやるときも、全員が相手を追いかけたら破綻します。ボールサイドに寄るのはOK。でも逆サイドは絞りすぎない。中央は空けない。これがスライドの基本です。難しく聞こえるけど、ルールはシンプルにできます。「ボールが右なら右は行く、左は幅と中央を守る」。これだけでも形になります。

マンツーマンかゾーンか、という二択で悩むより、「どの場所で何を優先するか」を先に決めるのが安全です。試合状況に合わせて調整しましょう。迷う場合は指導者や専門家に相談して、チーム方針を統一するとブレが減ります。

ビルドアップとプレスで主導権を握るコツ

ビルドアップとプレスで主導権を握るコツ

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6人制のビルドアップは「難しいこと」をやるより、詰まらない設計にするのが勝ちです。ポイントは幅と斜め、そして逆サイド展開。逆に言うと、縦一本で進もうとすると詰まりやすく、事故が増えやすいです。人数が少ないから、受け手が消える。結果、苦し紛れの縦パス→引っかかる→カウンター。これが典型的な事故です。

ビルドアップの共通ルール

  • 後ろは幅を取ってスタート(GKの再開ルールの範囲で起点にする)
  • 斜めのパスコースは最低でも1本、できれば2本(縦だけだと詰まりやすい)
  • 前の選手は降りる/裏を交互に(受けるだけ・走るだけにしない)
  • 相手が寄ったら逆サイドへ展開(6人制は展開一発でチャンスになりやすい)

斜めのパスコースを作るだけで楽になる

子どもに「斜め」って言っても伝わりにくいので、私は「味方の顔が見える場所に立とう」って言います。顔が見える=角度がある=パスが通る。縦一直線だと、相手も守りやすい。少しズレるだけで、相手の間を通せます。6人制はこの小さなズレが大きな違いになります。

プレスは「いつ」「どこで」を決める

前から全部行くのはカッコいいけど、体力と戻りが間に合わないと逆効果です。おすすめは、合図を1つだけ作ること。合図がないと、前の子だけが追って、後ろは止まって、間が空いて突破されます。合図があると、前も後ろも同じタイミングで動けます。

合図の例(シンプル)

  • 相手が後ろ向きで受けたら全員で前進
  • 相手のトラップが大きい時だけ一気に寄せる

プレスと切り替えはセット

これだけでも、プレスが「ただ走る」から「狙って奪う」に変わります。で、奪えなかったら切り替えて戻る。ここまでがワンセットです。私は「行くなら行く、ダメなら戻る」を徹底します。中途半端が一番危ない。6人制は中途半端が即失点になりやすいです。

プレスがハマらない時のチェック

  • 最初に行く人(ファーストDF)が毎回バラバラになっていないか
  • 行く合図がなく、前だけが追っていないか
  • 奪い切れないのに飛び込みすぎていないか
  • 逆サイドが絞りすぎて展開一発を食らっていないか

プレスを強めるほど接触や転倒のリスクも上がります。年代や大会の基準に合わせて強度を調整し、判断に迷う場合は指導者や専門家にご相談ください。

6人制サッカーフォーメーションまとめ

最後に、選び方をもう一度だけ整理します。6人制サッカーフォーメーションは「最強が1つ」じゃなくて、中央の質運動量相手の強さで最適が変わります。ここを理解しておくと、「なんで今日は勝てないんだろう…」ってモヤモヤが減ります。勝ち負けだけじゃなく、子どもが伸びる環境を作る意味でも、形と約束事の整理は大事です。

あくまで一般的な目安です。大会ルールやコート条件、選手の特徴で調整してください。

状況 おすすめ 理由
迷った/初心者が多い 2-2-1 後ろ2枚で事故が減る
中央に軸がいる 2-1-2 中央の穴を消しやすい
走れる/交代が自由 1-3-1 中盤で数的優位を作れる
相手が強い/失点を減らしたい 3-2 ゴール前の事故が減る

最後にこれだけ覚えておくと整いやすくなる

そして共通して大事なのは、奪われた最初の3秒と、最後の1人のルールです。ここが揃うだけで、どの形でもグッと崩れにくくなります。私は、フォーメーションを変える前に「3秒ルールが守れてるか?」を見ます。守れてないなら、形をいじるより先に、約束事をシンプルにして揃える。これが一番効きます。

ルールやコート条件は大会ごとに違うことがあります。正確な情報は主催者の要項や公式サイトをご確認ください。チームとしての最終的な判断は、指導者や専門家(審判経験者など)にご相談ください。

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