フットサルのキックインとは?4秒・位置・軸足・直接ゴールのルールを解説【2026年】

フットサルの キックインとは? 4秒・位置・軸足・ 直接ゴールを解説
フットサルコートのタッチライン上にボールを置いたキックイン前のイメージ

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こんにちは。サッカー小僧の作り方!運営者のSOOOOO(そー)です。

フットサルでは、ボールがタッチラインを越えたとき、サッカーのようなスローインではなく「キックイン」で試合を再開します。

現行ルールでは、ボールを指定されたタッチライン上に静止させ、相手選手が5m以上離れた状態で、再開できる準備が整ってから4秒以内に蹴ります。軸足はピッチ内・タッチライン上・ピッチ外のどこに置いても問題ありません。また、キックインから直接ゴールすることはできません。

4秒を超えたり、ボールの位置や静止などキックインの手続きを誤ったりした場合は、単純なやり直しではなく、相手チームのキックインになるのが基本です。

この記事でわかること
  • キックインの4秒を数え始めるタイミング
  • ボールを置く位置と軸足の現行ルール
  • 直接ゴールした場合の正しい再開方法
  • キックインの主な反則と相手との5mの距離
目次

フットサルのキックインとは?基本ルールを最初に確認

フットサルのタッチライン上にボールを置き、キックインを再開しようとする選手と審判

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フットサルのキックインは、ボールがタッチラインから外へ出たときなどに、足でボールを蹴ってプレーを再開する方法です。まずは、2026年現在の基本ルールをまとめて確認しておきましょう。

ボールがインプレー中に、地面または空中でボール全体がタッチラインを越えると、最後にボールへ触れた選手の相手チームにキックインが与えられます。また、ボールが天井に当たった場合もキックインで再開します。

キックインを行うときは、ボールがピッチを出た地点、または天井に触れた場所から最も近い指定されたタッチライン上にボールを静止させます。相手選手はキックインを行う地点から5m以上離れなければなりません。

チームがキックインを行う準備ができてから、または審判が準備できたと合図してから4秒以内に蹴ります。ボールは蹴られて明らかに動いた時点でインプレーになります。

項目 現行ルール
ボール位置 指定されたタッチライン上に静止
軸足 ピッチ内・ライン上・ピッチ外のどこでも可
4秒 再開できる準備が整ってから4秒以内
相手との距離 キックイン地点から5m以上
インプレー ボールが蹴られて明らかに動いた時
直接ゴール 不可
4秒オーバー 相手チームのキックイン

キックイン以外も含めた競技全体の決まりは、フットサルの基本ルールでまとめています。

キックインの4秒ルールはいつから数える?

キックインの4秒ルールで特に間違えやすいのが、カウントを開始するタイミングです。

「ボールをタッチライン上に置いた瞬間から必ず4秒を数える」というルールではありません。

4秒は、キックインを行うチームがボールを蹴り入れる準備ができてから、またはチームが準備できたと審判が合図してから数えます。

そのため、ボールを置いたという事実だけを見て「そこから必ず4秒」と考えると、現行ルールとはズレる場合があります。

また、相手選手が必要な距離を取らずに再開を妨げている場合などもあるため、どのような状況でも機械的に4秒だけが進むわけではありません。

4秒以内にキックインを行わなかった場合は、やり直しではなく相手チームのキックインになります。

ボールはどこに置く?ライン上・外側の現行ルール

フットサルのキックインで、現行ルールのタッチライン上と旧ルールのライン外25cm以内を比較した図解

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キックインをするときのボール位置は、過去のルールと現在のルールで違います。古い解説を見た場合は注意が必要です。

現行ルールでは、ボールがピッチを出た地点、または天井に触れた場所から最も近い指定されたタッチライン上に、ボールを静止させます。

現在の競技規則に「ラインから何cmまでなら外側にずれてよい」といった許容幅はありません。「少しだけタッチラインに触れていればどこまで外側でもよい」といった細かな自己判断ではなく、指定されたタッチライン上に正しく置くと覚えておくのが分かりやすいでしょう。

昔の「ライン外25cm以内」は現在のルールではない

以前のフットサルでは、ボールが出た地点のタッチライン上だけでなく、ピッチ外側25cm以内からキックインを行えるルールがありました。

しかし、2020/21の競技規則改正によってキックインの手続きが変更され、現在はボールを指定されたタッチライン上に静止させます。

そのため、「キックインはラインの外側25cm以内にボールを置けばよい」という説明は、現在ではなく旧ルールに基づく情報です。

キックインの軸足はコート内に入ってもいい?

フットサルのキックインで、軸足をピッチ内・タッチライン上・ピッチ外のいずれに置いてもよい現行ルールを示した図解

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キックインでは、蹴るときの軸足がどこにあればよいのかも迷いやすいポイントです。

2026年現在は、軸足をピッチ内に置いても反則ではありません。軸足はピッチ内、タッチライン上、ピッチ外のいずれにあっても構いません。

サッカーのスローインのように「両足をライン上またはラインの外側に置かなければならない」という条件もありません。

同様に、キックインを行う際の蹴り足について「ラインを越えてはいけない」とする現在の独自条件もありません。重要なのは、ボールを指定されたタッチライン上に静止させ、正しい手続きでキックインを行うことです。

軸足の位置制限は2020/21改正で撤廃された

以前は、キックインを行う選手の足の位置にも制限がありました。このため、現在でも「軸足がコート内に入ると反則」「軸足は必ずライン上か外側に置く」と説明されることがあります。

しかし、こうした軸足の位置に関する制限は2020/21の競技規則改正で撤廃されています。

2024年に変更されたルールではありません。現在のキックインを覚える際は、古い足位置の条件と混同しないようにしましょう。

相手選手はキックインから5m離れる

キックインを行うとき、相手選手は自由にボールの近くへ立てるわけではありません。

すべての相手選手は、キックインが行われる場所のタッチライン上の地点から5m以上離れる必要があります。

相手選手が不正に近づいたり、キックインを遅らせたりするなど再開を妨害した場合は、反スポーツ的行為として警告の対象になることがあります。すでにキックインが行われた後であれば、状況によっては間接フリーキックで再開されます。

そのため、相手が必要な距離を守らず再開を妨げている状況でも、機械的に4秒だけが進むと考えるのは適切ではありません。相手による再開妨害の有無も含めて判断されます。

キックインから直接ゴールできる?

フットサルのキックインから相手ゴールへ直接入った場合はゴールクリアランス、自分のゴールへ直接入った場合は相手のコーナーキックになることを示した図解

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キックインから直接シュートを狙う場面で重要なのが、得点になる条件です。

フットサルでは、キックインから直接得点することはできません。相手ゴールだけでなく、自分のゴールへ直接入った場合も得点にはなりません。

キックインしたボール 再開方法
相手ゴールへ直接入った 相手チームのゴールクリアランス
自分のゴールへ直接入った 相手チームのコーナーキック

特に、自分のゴールへ直接入った場合もオウンゴールにはなりません。相手チームのコーナーキックで再開します。

一方、キックインのあとに別の選手がボールへ触れ、その後ゴールに入った場合は、通常の得点条件に従って判定されます。

キックインからゴレイロへ戻してもいい?

キックインから味方のゴレイロへボールを戻すこと自体は禁止されていません。

キックインからゴレイロへパスし、ゴレイロが足でボールを受けることは原則として可能です。

ただし、味方選手がキックインから意図的にゴレイロへ送ったボールを、ゴレイロが自分のペナルティーエリア内で手や腕を使って扱うことはできません。

また、ゴレイロが一度ボールをプレーした後に、再び味方から返されたボールへ触れられるかどうかには別の制限があります。

相手選手が触れたか、自陣と相手陣のどこでプレーしたかなどを含む詳しい条件は、フットサルのバックパスとゴレイロの再タッチルールで確認してください。

キックインで反則するとどうなる?やり直しではないケースに注意

キックインの手続きを間違えたときに、「もう一度やり直せばよい」と考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、現行ルールでは相手チームへキックインが移るケースが多くあります。

主な反則・状況 基本的な再開
4秒以内にキックインしない 相手チームのキックイン
正しい位置から行わない 相手チームのキックイン
ボールを正しく静止させずに行う 相手チームのキックイン
キッカーが他の選手より先に再びボールへ触れる 原則として間接フリーキック
相手が不正に近づくなど再開を妨害する 警告の対象。すでに再開後なら間接フリーキックとなる場合がある

4秒を超えたら相手チームのキックイン

チームがキックインを行う準備ができてから、または審判が準備できたと合図してから4秒以内にキックインを行わなかった場合、相手チームにキックインが与えられます。

間接フリーキックになるわけでも、同じチームがもう一度やり直すわけでもありません。

ボール位置や静止のミスも相手キックイン

キックインでは4秒だけでなく、ボールの置き方にも注意が必要です。

指定されたタッチライン上から正しく行わなかったり、ボールを静止させずにキックインを行ったりするなど、キックインの手続きに反則があった場合も、基本的には相手チームのキックインになります。

昔の「ライン外25cm以内」というルールを覚えていると、現在では誤った位置から再開してしまう可能性があるため注意しましょう。

キッカーが二度触りすると間接フリーキック

キックインを行った選手は、ボールがインプレーになったあと、他の選手が触れる前にもう一度ボールへ触れてはいけません。

いわゆる二度触りをした場合は、原則として相手チームに間接フリーキックが与えられます。

これは4秒オーバーやボール位置のミスとは再開方法が異なるため、「キックインの反則はすべて相手のキックイン」と覚えないようにしましょう。

サッカーのスローインとフットサルのキックインの違い

サッカー経験者ほど、スローインのルールとフットサルのキックインを混同しやすいかもしれません。主な違いを整理すると次のとおりです。

項目 フットサルのキックイン サッカーのスローイン
再開方法 足で蹴る 両手で頭の後方から頭上を通して投げる
時間制限 準備が整ってから4秒以内 通常の再開でフットサルと同じ4秒ルールはない
相手との距離 5m以上 2m以上
足の位置 軸足はピッチ内・ライン上・外のどこでも可 投げる瞬間、両足の一部がタッチライン上またはライン外の地面にある
直接得点 不可 不可
インプレー 蹴られて明らかに動いた時 ボールがフィールド内に入った時

特に大きな違いは、フットサルでは足で再開し、4秒と5mのルールがあることです。また、キックインではサッカーのスローインのような両足の位置条件はありません。

昔のキックインルールと現在は何が違う?

キックインでは、2020/21の競技規則改正を中心に、ボール位置や足の位置、インプレーになる条件が変更されています。古い解説と混同しないよう、主な違いをまとめて確認しておきましょう。

項目 旧ルール 現行ルール
ボール位置 タッチライン上に加え、ピッチ外側25cm以内が認められた時期がある 指定されたタッチライン上に静止
軸足 足の一部をタッチライン上またはピッチ外側に置く条件があった ピッチ内・タッチライン上・ピッチ外のどこでも可
インプレー ボールがピッチに入った時点 蹴られて明らかに動いた時点

特に「ライン外25cm以内でもよい」「軸足をピッチ内に入れてはいけない」という説明は、現在のキックインには当てはまりません。

一方、4秒以内に再開することや相手が5m離れること、キックインから直接得点できないことは、今回の2020/21改正で新しく追加されたルールではありません。

個サルでは独自ルールがある場合もある

ここまで説明したのは、公式のフットサル競技規則に基づくキックインのルールです。

一方、個人参加型フットサル(個サル)や民間大会、施設独自のゲームでは、参加者の安全や試合進行などを考慮して独自のローカルルールが設定されている場合があります。

ただし、「個サルなら4秒ルールは使わない」「どの施設でもキックインをやり直せる」といった共通ルールがあるわけではありません。

参加する施設や大会で独自ルールが案内されている場合は、そのルールと公式競技規則を分けて理解しましょう。

フットサルのキックインに関するよくある質問

キックインの4秒、軸足、直接ゴール、ゴレイロへのパスについて、よくある疑問をまとめます。

Q1. キックインは何秒以内に蹴ればいいですか?

A. キックインを行うチームが再開できる準備を整えてから、または審判が準備できたと合図してから4秒以内です。ボールを置いた瞬間から必ず4秒を数えるわけではありません。

Q2. キックインの軸足はコート内に入ってもいいですか?

A. はい。現行ルールでは軸足はピッチ内・タッチライン上・ピッチ外のいずれでも構いません。足の位置に関する旧ルールの制限は2020/21改正で撤廃されています。

Q3. キックインから直接ゴールできますか?

A. できません。相手ゴールへ直接入った場合は相手チームのゴールクリアランス、自分のゴールへ直接入った場合は相手チームのコーナーキックになります。

Q4. キックインからゴレイロへパスしてもいいですか?

A. パスすること自体は可能で、ゴレイロが足で受けることも原則として可能です。ただし、味方のキックインから意図的に送られたボールを、自分のペナルティーエリア内で手や腕を使って扱うことはできません。

フットサルのキックインは4秒・位置・軸足を現行ルールで覚える

フットサルのキックインでは、ボールを指定されたタッチライン上に静止させ、相手が5m以上離れた状態で、再開できる準備が整ってから4秒以内に蹴ることが基本です。

軸足はピッチ内・タッチライン上・ピッチ外のどこでもよく、「ライン外25cm以内」「軸足をピッチ内に入れてはいけない」といった説明は現在のルールではありません。

また、キックインから直接得点することはできず、相手ゴールへ直接入ればゴールクリアランス、自分のゴールへ直接入れば相手のコーナーキックになります。

特に間違えやすいのは、4秒は単純にボールを置いた瞬間から数えるわけではないことと、4秒オーバーや位置・静止のミスでは相手チームのキックインになることです。古いルールと混同せず、現在のキックインの条件を整理して覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

小学生時代にプロクラブアカデミーでプレー。高校サッカーを経て、関東大学サッカー部では4年間トップチームに所属。大学卒業後はドイツ・ルクセンブルク1部・オーストラリアでプレーし、現在も社会人チームでサッカーを継続しています。自身の進路経験と、JFA・各校公式サイト・募集要項・大会情報などをもとに、サッカーを続けたい子どもと保護者が進路を選びやすいように情報を整理しています。入試・推薦・練習会・セレクション情報は年度によって変更される場合があるため、最新情報は必ず各校・各クラブの公式情報をご確認ください。
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