サッカーのゴールパフォーマンス12選|かっこいい・簡単なポーズと注意点

サッカーの試合でゴールを決め、両腕を広げて喜ぶ青いユニフォームの10番の選手と、笑顔で駆け寄る11番・8番のチームメイト。ゴールパフォーマンスで得点の喜びを分かち合う様子。

サッカー小僧の作り方! イメージ

こんにちは。サッカー小僧の作り方!運営者のSOOOOO(そー)です。

サッカーでゴールを決めたあと、「かっこいいポーズを決めたい」「有名選手のゴールパフォーマンスを真似したい」と思ったことはありませんか?

1人でできるポーズはもちろん、チームメイトと2人で楽しめるものや、チーム全員で喜びを表現するものもあります。

サッカーのゴールパフォーマンスには、エムバペの腕組み、ロナウドのSiuuu、メッシの指差し、飛行機ポーズ、ハートマーク、膝スライディングなどがあります。

ただし、かっこよさだけで選ぶのではなく、動作の簡単さや安全性、相手チームへの配慮も大切です。ユニフォームを脱ぐ行為や挑発的なパフォーマンスなどは、イエローカードの対象になることもあります。

この記事では、1人・2人・チームでできるゴールパフォーマンス12種類を比較しながら、ポーズのやり方、有名選手のパフォーマンスに込められた意味、注意すべきルールまでわかりやすく紹介します。

この記事でわかること
  • サッカーのかっこいいゴールパフォーマンス12種類
  • 1人・2人・チームでできる簡単なポーズ
  • 有名選手のパフォーマンスの意味と特徴
  • イエローカードになる行為と安全上の注意点
目次

サッカーのゴールパフォーマンスとは?得点後に喜びを表すポーズ

サッカーの試合でゴールを決め、芝生の上で膝スライディングのゴールパフォーマンスをする青いユニフォームの9番の選手。両腕を広げて喜ぶ姿に、11番と7番のチームメイトが笑顔で駆け寄る様子。

サッカー小僧の作り方! イメージ

サッカーのゴールパフォーマンスとは、選手が得点したあとに喜びを表現するポーズや動作のことです。「ゴールセレブレーション」とも呼ばれています。

例えば、得点した選手が両腕を広げて走ったり、決まったポーズを取ったり、チームメイトと抱き合ったりする姿もゴールパフォーマンスの一つです。

世界的に有名な選手には、自分を象徴するような決まったポーズを持つ選手もいます。一方、特別な動きをせず、仲間とハイタッチするだけでも十分に喜びを表現できます。

サッカーの競技規則では、得点した選手が喜ぶこと自体は認められています。ただし、過度な演出や相手を挑発する行動など、内容によっては警告の対象になります。

まずは、どのようなゴールパフォーマンスがあるのか、12種類を比較してみましょう。

サッカーのゴールパフォーマンス12選を一覧で比較

かっこいいゴールパフォーマンスを12種類紹介します。人数や難易度、注意点を比較して、自分やチームに合ったポーズを探してみてください。

パフォーマンス 人数 難易度 主な注意点
エムバペの腕組み 1人 簡単 立ち止まって行う
メッシの空を指さすポーズ 1人 簡単 周囲との接触
ロナウドのSiuuu 1人 普通 ジャンプの着地
ハーランドの瞑想ポーズ 1人 簡単 接触・試合再開
飛行機ポーズ 1人 簡単 走行中の衝突
ハートマーク 1人 簡単 時間の使いすぎ
ガッツポーズ 1人 簡単 相手への挑発
膝スライディング 1人 普通 膝への負担・転倒
2人でハイタッチ 2人 簡単 勢いによる接触
2人でペアハート 2人 簡単 周囲との接触
2人で同じポーズをそろえる 2人 簡単 接触・転倒
チームで短いダンス 複数人 普通 時間の使いすぎ

※難易度は動作の複雑さを目安にしたもので、安全性を保証するものではありません。

初めてゴールパフォーマンスをするなら、エムバペの腕組み、ハートマーク、飛行機ポーズなどが比較的真似しやすいでしょう。

ジャンプや膝スライディングを伴うものは、動作が難しくなるだけでなく、転倒やけがへの注意も必要です。

ここからは、それぞれのポーズの特徴と真似する方法を詳しく紹介します。

1人でできるかっこいいゴールパフォーマンス8選

サッカーの1人でできるかっこいいゴールパフォーマンス8選を紹介する8分割画像。腕組み、空への指差し、ロナウド風のシウー、瞑想、飛行機ポーズ、ハートマーク、ガッツポーズ、膝スライディングをそれぞれ異なる選手が表現している。

サッカー小僧の作り方! イメージ

まずは、1人でできるゴールパフォーマンスを8種類紹介します。有名選手の定番ポーズから、子どもでも簡単に取り入れられる動作まで、それぞれの特徴を見ていきましょう。

エムバペの腕組みポーズ

フランス代表のキリアン・エムバペでおなじみなのが、胸の前で両腕を組むゴールパフォーマンスです。

走ったあとに立ち止まり、胸の前で腕を交差させて堂々とポーズを決めます。大きなジャンプや複雑な動作が必要ないため、小学生でも比較的真似しやすいパフォーマンスです。

この腕組みポーズには、家族とのエピソードがあります。

FIFA公式サイトによると、エムバペは弟がPlayStationのサッカーゲームで遊んだあとに取っていたポーズを、自分のゴールパフォーマンスに取り入れました。

つまり、エムバペの有名な腕組みポーズは、弟の仕草がきっかけになったものです。

子どもが真似するなら、走りながら腕を組むのではなく、安全な場所で立ち止まってからポーズを取るとよいでしょう。

出典:FIFA公式「Mbappe’s year to remember」

メッシの空を指さすポーズ

リオネル・メッシの代表的なゴールパフォーマンスは、両手の人差し指を空へ向けるポーズです。

ゴールを決めたあと、両腕を上げ、人差し指を空に向けながら喜びを表現します。

一見するとシンプルな動作ですが、メッシにとっては大切な意味が込められています。

UEFA公式サイトでは、このパフォーマンスは幼い頃に亡くなった祖母への思いを表していると紹介されています。

メッシのポーズは、単にかっこよさを表現するだけではなく、大切な人への気持ちを込めたものなのです。

特別な技術は必要ないため、子どもでも真似しやすいポーズです。ただし、周囲に選手がいるときは、腕を急に広げてぶつからないように注意しましょう。

出典:UEFA公式「Lionel Messi at 30: his career in 30 facts」

ロナウドのSiuuu(シウー)

クリスティアーノ・ロナウドの「Siuuu(シウー)」は、世界的に知られているゴールパフォーマンスの一つです。

ゴールを決めたあとに走り出し、ジャンプしながら体の向きを変え、両足を広げて着地すると同時に腕を下げて広げる動作が特徴です。

着地に合わせて「Siuuu!」と叫ぶ姿もおなじみです。

この掛け声は、スペイン語で「はい」を意味する「sí(シー)」を伸ばしたものです。

プレミアリーグ公式サイトでは、2013年8月にアメリカで行われたレアル・マドリード対チェルシーの親善試合で自然に生まれたパフォーマンスだと、ロナウド本人の説明が紹介されています。

ただし、ジャンプしながら体を回す動作は、着地のバランスを崩すと足首や膝を痛める可能性があります。

小学生が真似するなら、ジャンプを省略しても構いません。

その場で両足を開き、腕を下げて広げる着地後のポーズだけでも、ロナウドらしさを表現できます。

出典:プレミアリーグ公式「Explained: Cristiano Ronaldo’s ‘siuuu’ celebration」

ハーランドの瞑想ポーズ

アーリング・ハーランドのゴールパフォーマンスとして知られるのが、ピッチに座って瞑想するようなポーズです。

座った姿勢で背筋を伸ばし、両手を膝の上に置いて、落ち着いた表情を見せるのが特徴です。

激しく走り回るパフォーマンスとは違い、静かな動きで喜びを表現できます。

UEFA公式サイトによると、ハーランド本人は瞑想を好んでおり、瞑想によって落ち着いた気持ちになれることが、このパフォーマンスにつながっていると説明しています。

子どもでも形を真似することはできますが、ピッチに座るときは周囲の選手との接触に注意してください。

また、長時間座り続けて試合再開を遅らせないことも大切です。短くポーズを決めたら、速やかに立ち上がりましょう。

出典:UEFA公式「The best celebrations in UEFA Champions League history?」

飛行機ポーズ

飛行機ポーズは、両腕を左右に大きく広げ、飛行機の翼のような形を作りながら走るゴールパフォーマンスです。

特定の選手だけのものではなく、サッカーで広く見られる喜び方の一つです。

動作はシンプルで、両腕を肩の高さまで広げるだけでも飛行機らしい姿になります。

ゴールを決めたあと、チームメイトのいる方向へ軽く走りながら行うと、自然に喜びを表現できます。

ただし、腕を広げた状態で勢いよく走ると、ほかの選手にぶつかる可能性があります。

特に、観客席やフェンスの方向へ無理に走ったり、人が密集している場所へ飛び込んだりすることは避けましょう。

ハートマーク

ハートマークは、両手の指を組み合わせてハートの形を作るゴールパフォーマンスです。

胸の前で両手を合わせ、親指と人差し指を使ってハートの形を作ります。

大きく走ったりジャンプしたりする必要がないため、小学生でも簡単に真似しやすいポーズです。

家族やチームメイトなど、大切な人への感謝や喜びを表現したいときにも使いやすいでしょう。

特別な道具も必要なく、短時間でできることが魅力です。

ただし、観客席に向かって長時間ポーズを取り続けるのではなく、短く喜びを表現する程度にしましょう。

ガッツポーズ

ガッツポーズは、拳を握って腕を上げたり、体の近くで力強く拳を引いたりして喜びを表現するパフォーマンスです。

片手だけでも、両手でも行えます。

得点直後に拳を握るだけでも気持ちが伝わるため、複雑な動きを覚える必要がありません。

仲間の方向を向いてガッツポーズをすれば、チーム全体で喜びを共有するきっかけにもなります。

ただし、相手選手の顔の近くで拳を突き出したり、相手に向かって威圧的な動きをしたりすることは避けてください。

味方と喜びを分かち合うことと、相手を挑発することは別です。気持ちよくゴールを祝えるポーズを心がけましょう。

膝スライディング(膝スラ)

膝スライディングは、得点後に両膝を地面につけて滑るゴールパフォーマンスです。「膝スラ」という略称でも知られています。

プロ選手がゴール後に勢いよく滑る姿は印象的ですが、見た目以上に注意が必要な動作です。

天然芝と人工芝では滑りやすさが異なり、芝の長さや地面の状態によっても動きが変わります。

特に、人工芝などで無理に滑ろうとすると、膝や皮膚に強い摩擦がかかったり、バランスを崩して転倒したりする可能性があります。

なお、膝スライディングそのものは、サッカー競技規則で自動的にイエローカードとなる行為には指定されていません。

ただし、挑発行為などが伴う場合は別に判断されます。また、ルール上の警告対象ではないことと、安全に行えることは同じではありません。

膝スラをする際の注意点や、人工芝で痛くなりやすい理由については、膝スラのやり方・痛い理由・人工芝での注意点で詳しく解説しています。

2人・チームでできる簡単なゴールパフォーマンス4選

サッカーの2人・チームでできる簡単なゴールパフォーマンス4選を紹介する4分割画像。青いユニフォームの2人がハイタッチ、白いユニフォームの2人がハートマーク、赤いユニフォームの2人が同じポーズをそろえ、黄色いユニフォームの選手たちが抱き合ってゴールを喜ぶ様子。

サッカー小僧の作り方! イメージ

ゴールの喜びをチームメイトと一緒に表現したいなら、2人以上でできるパフォーマンスもおすすめです。複雑な動作を使わず、仲間と喜びを共有できる4種類を紹介します。

2人でハイタッチ

2人でハイタッチするパフォーマンスは、ゴール後にチームメイトと手を合わせて喜ぶシンプルな方法です。

得点した選手とアシストした選手がハイタッチするなど、自然な流れで行えることが魅力です。

あらかじめ振付を覚える必要もなく、小学生の試合でも取り入れやすいでしょう。

ただし、勢いよく走り込んでぶつかったり、ジャンプしながら強く手を合わせたりする必要はありません。

軽く手を合わせるだけでも、ゴールの喜びは十分に伝わります。

2人でペアハート

ペアハートは、2人で手や腕を組み合わせて一つのハートの形を作るパフォーマンスです。

例えば、2人が横に並び、それぞれ片手でハートの半分を作り、中央で合わせる方法があります。

1人で作るハートマークとは違い、チームメイトとの一体感を表現できるのが特徴です。

複雑な振付は必要ありませんが、相手との立ち位置が近すぎると手や体がぶつかる場合があります。

試合中は周囲を確認しながら、短時間でポーズを完成させましょう。

2人で同じポーズをそろえる

2人で同じ動きをそろえるだけでも、かっこいいゴールパフォーマンスになります。

例えば、チームメイトと横に並んで同時に腕を組んだり、同じタイミングでガッツポーズをしたりする方法です。

動作がそろうことで、1人だけのパフォーマンスとは違った一体感が生まれます。

難しい振付を考える必要がなく、普段から見慣れたポーズを組み合わせられることも魅力です。

ただし、お互いに近づきすぎたり、周囲を見ずに動き始めたりすると接触や転倒につながります。

大きな動作をそろえることより、簡単なポーズを短く合わせることを意識するとよいでしょう。

チームで短いダンス

チームで短いダンスをするパフォーマンスは、複数の選手が同じ動きをしてゴールを喜ぶ方法です。

例えば、得点後に集まった仲間と軽くステップをそろえたり、同じ方向へ腕を動かしたりするだけでも、チームらしい喜び方になります。

ただし、サッカーの2026/27競技規則では、あらかじめ演出されたパフォーマンスは推奨されておらず、過度に時間を使ってはいけないとされています。

そのため、長い振付を披露したり、チーム全員が集まるまで試合を止め続けたりするようなパフォーマンスは避けましょう。

ゴールの喜びを共有するなら、短い動作で終わらせ、速やかに試合再開へ向かうことが大切です。

小学生でも真似しやすいゴールパフォーマンスの選び方

小学生でも真似しやすいサッカーのゴールパフォーマンスを紹介する画像。中央では青い10番の少年が膝スライディングで喜び、周囲には指差し、ハートマーク、腕組み、飛行機ポーズ、ガッツポーズなどを円形に配置している。

サッカー小僧の作り方! イメージ

小学生がゴールパフォーマンスを選ぶときは、かっこよさだけでなく、動作の簡単さや安全性、試合中のマナーも考えることが大切です。ここでは、選ぶ際に意識したい3つのポイントを紹介します。

簡単なポーズ・人数に合うポーズを選ぶ

初めてゴールパフォーマンスをするなら、複雑な動きを必要としないポーズがおすすめです。

1人で行う場合は、エムバペの腕組み、メッシの指差し、ハートマークなどが比較的簡単です。

2人で行う場合は、ハイタッチや同じガッツポーズをそろえる方法などが向いています。

人数に合わせた選び方の目安

  • 1人:腕組み・指差し・ハートマーク
  • 2人:ハイタッチ・ペアハート・同じポーズ
  • チーム:短い動作で喜びを共有するパフォーマンス

得点した直後は気持ちが高まるため、複雑な動きを正確に行うのが難しいこともあります。

無理なく自然にできるポーズを選ぶことで、ゴールの喜びを表現しやすくなります。

安全性とグラウンドの状態を確認する

ゴールパフォーマンスを選ぶうえで、特に大切なのが安全性です。

例えば、ジャンプを伴うパフォーマンスでは着地時にバランスを崩す可能性があります。膝スライディングでは、芝や地面との摩擦によって膝や皮膚を痛めることがあります。

また、選手が集まっている場所で勢いよく走ったり、腕を大きく振ったりすると、周囲との接触につながります。

天然芝・人工芝・土のグラウンドでは地面の状態も異なるため、同じ動作ができるとは限りません。

競技規則で禁止されていない動作でも、安全とは限りません。

特に、バク宙などのアクロバットや無理なジャンプは、着地に失敗すると大きなけがにつながるおそれがあります。小学生向けのゴールパフォーマンスとしておすすめするものではありません。

まずは立ったままできるポーズを中心に選び、グラウンドの状態や周囲の選手を確認して行いましょう。

相手チームと試合再開への配慮を忘れない

ゴールを決めて喜ぶことは、サッカーの大きな楽しみの一つです。

ただし、その喜びを表現する際には、相手チームへの敬意も忘れないようにしましょう。

例えば、相手選手の目の前で挑発的な動きをしたり、失点した相手を嘲笑したりする行為は、適切なゴールパフォーマンスとはいえません。

また、パフォーマンスが長引けば、試合再開にも影響します。

ゴールの喜びは味方と共有し、相手を挑発せず、速やかに次のプレーへ切り替えることが大切です。

大会によっては独自の運営上の注意事項が設けられている場合もあるため、参加する大会の要項も確認しておきましょう。

ゴールパフォーマンスでイエローカードになる行為

サッカーのゴールパフォーマンスで、通常の喜び方とイエローカードの対象になる行為を比較した図解。腕を上げる、ハートマーク、味方とのハイタッチは通常の喜び方。ユニフォームを脱ぐ、相手を挑発する、マスクで顔を覆う行為は警告対象となる。

サッカー小僧の作り方! イメージ

サッカーでは得点を喜ぶことが認められていますが、すべてのゴールパフォーマンスが許されるわけではありません。ここでは、JFA・IFABの2026/27競技規則第12条に基づき、イエローカードの対象となる行為を説明します。

ユニフォームを脱ぐ・頭や顔を覆う

ゴール後にユニフォームを脱いで喜ぶ姿を見たことがあるかもしれませんが、シャツを脱ぐ行為は、競技規則で警告の対象として明記されています。

具体的には、次の行為が該当します。

  • ユニフォームのシャツを脱ぐ
  • シャツを頭に被る
  • マスクや同様のものを頭や顔に被る

これらは、ゴールが後から取り消された場合でも警告の対象となります。

例えば、得点を喜んでシャツを脱いだあと、オフサイドなどでゴールが認められなかったとしても、シャツを脱いだ行為に対するイエローカードは取り消されません。

ただし、顔に手を当てる動作まで一律に警告となるわけではありません。競技規則では、マスクなどを被って顔や頭を覆う行為が明記されています。

ゴールパフォーマンスをするときは、ユニフォームを着たまま喜びを表現しましょう。

相手への挑発・危険な観客への接近

ゴール後に相手選手を挑発する行為も、イエローカードの対象になります。

2026/27競技規則では、挑発する、嘲笑する、相手の感情を刺激するように行動することが警告対象とされています。

例えば、相手選手に向かって侮辱的な態度を取るなど、ゴールの喜びを超えて相手を挑発する行為には注意が必要です。

また、観客への接近にもルールがあります。

競技規則では、安全や警備に問題が生じるような方法で、ピッチ外周のフェンスによじ登ったり、観客へ近づいたりする行為が警告対象とされています。

一方、単に観客の近くまで行ったという理由だけで、必ずイエローカードになるわけではありません。

重要なのは、挑発的な行動になっていないか、安全や警備に問題が生じていないかという点です。

時間の使いすぎとフィールド外への移動

ゴール後に喜びを表現すること自体は、競技規則で認められています。

ただし、2026/27競技規則では、得点の喜びについて次のような考え方が示されています。

  • ゴールパフォーマンスは過度になってはならない
  • あらかじめ演出されたパフォーマンスは推奨されない
  • パフォーマンスに時間をかけすぎてはならない
  • 得点を喜ぶために一時的にフィールドを離れること自体は警告の反則ではない
  • フィールドを離れた選手は、できるだけ早く戻る必要がある

つまり、ゴールを決めたあとにフィールドの外へ走り出しただけで、自動的にイエローカードになるわけではありません。

ただし、観客への危険な接近や挑発などを伴う場合は、警告の対象になります。

また、過度に試合再開を遅らせる行為にも注意が必要です。

特に、複数人で長時間ダンスを続けたり、決めた演出を最後まで行うために試合再開を遅らせたりすることは避けましょう。

ゴールパフォーマンスの基本は、短く喜びを表現し、速やかに試合へ戻ることです。

ユニフォームを脱ぐ行為や挑発行為は警告対象ですが、腕組みやハートマークなどの一般的なポーズが、それだけで自動的に警告となるわけではありません。

ゴールパフォーマンスに関する詳しい規定は、以下の公式資料で確認できます。

なお、ゴールパフォーマンスで警告を受けた場合、同じ試合で再び警告を受けると退場になります。

イエローカードの枚数や大会での累積警告については、イエローカードは何枚で退場になる?累積警告との違いで解説しています。

サッカーのゴールパフォーマンスに関するよくある質問

最後に、ゴールパフォーマンスのルールや、小学生が真似する際の注意点について、よくある質問をまとめました。

Q1. ゴールパフォーマンスは何をしてもいいですか?

A. いいえ。サッカーでは得点を喜ぶこと自体は認められていますが、何をしてもよいわけではありません。

相手を挑発する行為やユニフォームを脱ぐ行為などは警告対象になります。また、過度なパフォーマンスや試合再開を遅らせる行為にも注意が必要です。

Q2. ゴール後にユニフォームを脱ぐとイエローカードですか?

A. はい。ゴール後にユニフォームのシャツを脱ぐ行為は、サッカー競技規則で警告対象とされています。

ゴールが後からオフサイドなどで取り消された場合でも、シャツを脱いだ行為に対するイエローカードは残ります。

Q3. 膝スラは反則になりますか?

A. 膝スライディングそのものは、競技規則で自動的にイエローカードとなる行為には指定されていません。

ただし、相手への挑発や過度な時間浪費などが伴う場合は別に判断されます。また、膝や皮膚を痛める可能性があるため、特に子どもは安全面にも注意が必要です。

Q4. 小学生でも2人やチームでゴールパフォーマンスをしていいですか?

A. はい。2人やチームで喜ぶことが、人数だけを理由に禁止されるわけではありません。

ただし、競技規則や参加大会の要項を守り、相手チームへの配慮と安全性を優先しましょう。ハイタッチなどの簡単な動作を選び、長時間の演出は避けることが大切です。

まとめ|ゴールパフォーマンスはかっこよさと安全性で選ぼう

サッカーのゴールパフォーマンスには、有名選手の決まったポーズから、仲間と一緒に喜ぶシンプルなものまで、さまざまな種類があります。

今回紹介した12種類のなかでも、1人で行うならエムバペの腕組み、メッシの指差し、ハートマークなどが比較的簡単です。

2人やチームで行うなら、ハイタッチや同じポーズをそろえる方法など、複雑な動きを必要としないものを選ぶとよいでしょう。

一方、ロナウドのSiuuuのようなジャンプを伴う動作や、膝スライディングなどは、転倒やけがに注意が必要です。

また、ユニフォームを脱ぐ行為や相手を挑発する行為などは、イエローカードの対象になります。

ゴールを決めたときは、かっこいいポーズを意識するだけでなく、相手チームへの敬意や試合再開への配慮も忘れないようにしましょう。

何より大切なのは、得点した喜びを素直に表現することです。自分に合ったゴールパフォーマンスで、仲間と喜びを共有できることも、サッカーの大きな魅力です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小学生時代にプロクラブアカデミーでプレー。高校サッカーを経て、関東大学サッカー部では4年間トップチームに所属。大学卒業後はドイツ・ルクセンブルク1部・オーストラリアでプレーし、現在も社会人チームでサッカーを継続しています。自身の進路経験と、JFA・各校公式サイト・募集要項・大会情報などをもとに、サッカーを続けたい子どもと保護者が進路を選びやすいように情報を整理しています。入試・推薦・練習会・セレクション情報は年度によって変更される場合があるため、最新情報は必ず各校・各クラブの公式情報をご確認ください。
筆者の詳しい経歴や、このサイトで大切にしている情報確認の方針は、プロフィールページにまとめています。

目次